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ベンズブロマロン

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

痛み・炎症・熱の薬/リウマチ・痛風の薬

解説タイトル

ベンズブロマロン

一般名 解説

ベンズブロマロン
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

錠剤 / 25mg 1錠 5.90円

製薬会社 解説

キョーリン=杏林=日本ジェネリック

先発/ジェネリック 解説

ジェネリック ジェネリック医薬品

分類 解説

尿酸排泄薬

規制 解説

劇薬

使用量と回数 解説

1日1回25~50mg(細粒剤は0.25~0.5g)。維持量は1回50mgを1日1~3回。高血圧症における高尿酸血症の場合は,1回50mgを1日1~3回。

識別コード 解説

25mg 包装コード:KRM 111 25 本体コード:KRM 111

その他 解説

保険収載年:1979/4

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

痛風,高尿酸血症を伴う高血圧症における高尿酸血症の改善

解説 解説

急性痛風発作時は,本剤を服用してはいけません。投与初期に痛風発作が一時悪化すること,酸性尿で尿路結石を生じやすいことなどは,プロベネシド(プロベネシド)と同様です。

使用上の注意

警告 解説

 本剤の服用で劇症肝炎がおこり,死亡した例が報告されています。特に服用開始後6カ月以内に発生することが多いといわれています。食欲不振,悪心・嘔吐,全身倦怠感,腹痛,下痢,発熱,濃い尿,白目が黄色くなるなどが現れたら,すぐに処方医へ連絡してください。

基本的注意 解説

*ベンズブロマロン(ユリノーム)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……肝機能障害/腎結石,重い腎機能障害/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)服用法……(1)本剤は,急性痛風発作がおさまってから服用を始めます。服用初期に,尿酸の移動により痛風発作が一時的に強くなることがあります。(2)尿が酸性の場合,尿酸結石や,これに由来する血尿,腎臓の仙痛,肋骨脊椎痛などの症状がおこりやすいので,防止のために水分を十分にとって尿量を増加させてください。
(3)その他……
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)重い肝機能障害,黄疸。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(かゆみ,発疹,じん麻疹,顔面発赤,紅斑,光線過敏症)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……黄疸/胃部不快感,胃腸障害,下痢,軟便,胸やけ,胃痛,腹痛,悪心,口内の荒れ/むくみ,心窩部(しんかぶ)不快感,頭痛
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT・AL-P上昇

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)クマリン系抗凝血薬(ワルファリンカリウム)を服用しているときに本剤を併用すると,抗凝血薬の作用が強まることがあるので,そのことを処方医に伝えてください。
(2)併用すると本剤の作用を弱める薬剤……アスピリン(アスピリン),ピラジナミド

海外評価 解説

  • 1点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2023/09/27