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あるじおきさ

アルジオキサ

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

胃腸の薬/胃炎・消化性潰瘍の薬

解説タイトル

アルジオキサ

一般名 解説

アルジオキサ
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剤形/保険薬価 解説

錠剤 / 100mg 1錠 5.70円

製薬会社 解説

東和

先発/ジェネリック 解説

ジェネリック ジェネリック医薬品

分類 解説

消化性潰瘍治療薬(防御因子増強型)

規制 解説

使用量と回数 解説

1日300~400mgを3~4回に分けて服用。

識別コード 解説

100mg 包装コード:Tw. ALT 本体コード:Tw ALT
10% 包装コード:100mg/1g

その他 解説

保険収載年:1972/2

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

以下の疾患における自覚症状および他覚所見の改善→胃潰瘍,十二指腸潰瘍,胃炎

解説 解説

古くからヨーロッパでは,ムラサキ科のヒレハリ草の地下茎が傷や潰瘍の治療に用いられてきましたが,その後,有効成分がアラントインであることがわかりました。アルジオキサはその誘導体(二水酸化アルミニウム塩)で,消化管の組織を修復する・粘膜をおおう・胃酸の分泌を抑えるなどの防御因子を増強する薬剤です。
しかし,アメリカではアラントイン,アルジオキサはいずれも使われていません。イギリスではアラントインが外用薬として使われているのみで,アルジオキサの製剤はありません。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

(1)服用してはいけない場合……透析療法を受けている人
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能障害
(3)定期検査……腎機能障害のある人が長期服用すると,アルミニウム脳症,アルミニウム骨症がおこることがあるので,定期的に血中アルミニウム,リン,カルシウム,AL-Pなどを測定する必要があります。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……便秘

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)本剤との併用で作用が弱まるおそれがある薬剤……テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン系抗生物質),ニューキノロン系抗菌薬(ニューキノロン剤

海外評価 解説

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プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

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データ更新日:2023/09/27