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イクスタンジ (エンザルタミド) アステラス [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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いくすたんじ

イクスタンジ

処方薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

がんに使われる内服薬/ホルモン剤・抗ホルモン剤

解説タイトル

抗アンドロゲン薬

一般名解説

エンザルタミド
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価解説

カプセル剤 / 40mg 1カプセル 2,354.10円
錠剤 / 40mg 1錠 2,354.10円
錠剤 / 80mg 1錠 4,563.70円

製薬会社解説

アステラス

先発/ジェネリック解説

先発品

分類解説

前立腺がん治療薬

規制解説

劇薬

使用量と回数解説

識別コード解説

40mg 包装コード: 本体コード:40
40mg 包装コード: 本体コード:イクスタンジ 40
80mg 包装コード: 本体コード:イクスタンジ 80

その他解説

保険収載年:2014/5

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的解説

[フルタミド,ビカルタミドの適応症]前立腺がん
[エンザルタミドの適応症]去勢抵抗性前立腺がん
[アビラテロン酢酸エステルの適応症]去勢抵抗性前立腺がん,内分泌療法未治療のハイリスクの予後因子を有する前立腺がん
[アパルタミドの適応症]遠隔転移を有しない去勢抵抗性前立腺がん

解説解説

前立腺がんは,男性ホルモンのアンドロゲンの影響によって増殖するがんです。治療法にはアンドロゲンを産生する精巣を摘除する外科手術(外科的去勢法)と,アンドロゲンの作用を抑制する内科的治療(ホルモン療法)があります。両者の有効性はほぼ同等とされ,フルタミドとビカルタミドはこのホルモン療法の主要な抗アンドロゲン薬です。
しかし,ホルモン療法を長期間継続すると次第にこの療法に抵抗性を示すがん細胞が増え,治療効果が消失してしまいます。このホルモン療法抵抗性となった状態は,外科的去勢後に症状が悪化した場合とあわせて「去勢抵抗性前立腺がん」と呼ばれています。エンザルタミドとアビラテロン酢酸エステル,アパルタミドは,このような前立腺がんを対象とした新規の抗アンドロゲン薬です。
アビラテロン酢酸エステルはさらに「内分泌療法未治療のハイリスクの予後因子を有する前立腺がん」も適応となっています。ハイリスクの予後因子とは,(1)グリソンスコア(悪性度が最も低い2から最も高い10の9段階)が8以上,(2)骨スキャンで3カ所以上の骨病変あり,(3)内臓転移あり(リンパ節転移を除く)のことで,このうち2つ以上を有する前立腺がんが対象です。

使用上の注意

警告解説

[フルタミド]
劇症肝炎などの重い肝機能障害がおこることがあり,死亡例が報告されています。服用中は定期的に(少なくとも1カ月に1回)肝機能検査を受けるとともに,食欲不振,悪心・嘔吐,倦怠感,かゆみ,発疹,黄疸などの症状が現れたら服用を中止し,ただちに処方医へ連絡してください。

基本的注意解説

*全剤の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/[フルタミドのみ]肝機能障害/[ビカルタミドのみ]女性,小児/[アビラテロン酢酸エステルのみ]重度の肝機能障害
(2)慎重に服用すべき場合……[フルタミド]薬物過敏症の前歴/ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム)の服用中
[ビカルタミド]肝機能障害
[エンザルタミド]てんかんなどのけいれん性疾患またはこれらの前歴/けいれん発作をおこしやすい人(脳損傷,脳卒中などの合併またはこれらの前歴のある人,けいれん発作の閾値(いきち)を低下させる薬剤を使用中の人など)
[アビラテロン酢酸エステル]心血管疾患またはその前歴/低カリウム血症,または合併症や併用薬などにより低カリウム血症をおこすおそれのある人/中等度の肝機能障害
[アパルタミド]てんかんなどのけいれん性疾患またはこれらの前歴/けいれん発作をおこしやすい人(脳損傷,脳卒中などの合併またはこれらの前歴のある人,けいれん発作の閾値を低下させる薬剤を使用中の人など)/重度の肝機能障害
(3)定期検査……(1)[フルタミド,ビカルタミド,アビラテロン酢酸エステル]服用によって肝機能障害が現れることがあるので,定期的に肝機能検査を行います。(2)[アビラテロン酢酸エステル]服用によって,血圧の上昇,低カリウム血症,体液貯留が現れることがあるので,定期的に血圧測定,血液検査,体重の測定などを行います。(3)[アパルタミド]服用によって,心房細動,心不全,心筋梗塞などの心臓障害が現れることがあるので,服用開始前および服用中は適宜,心機能検査(心電図,心エコーなど)を行います。
(4)外国での報告……[ビカルタミド]本剤の服用者で,本剤との関連性が否定できなかった前立腺がん以外の死亡例(心不全,心筋梗塞,脳血管障害など)が報告されています。
(5)尿の色……[フルタミド]服用すると尿が琥珀色または黄緑色になることがあります。
(6)危険作業に注意……[エンザルタミド,アパルタミド]本剤を服用するとけいれん発作が現れることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作には十分注意してください。
(7)その他……
・小児での安全性……[エンザルタミド,アパルタミド]未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用解説

[フルタミド,ビカルタミド](1)肝機能障害(劇症肝炎,黄疸など)。(2)間質性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。(3)心不全,心筋梗塞。
[ビカルタミド](4)白血球減少,血小板減少。
[エンザルタミド](5)けいれん発作。(6)血小板減少。
[アビラテロン酢酸エステル](7)心不全などの重い心障害。(8)劇症肝炎,肝不全,肝機能障害。(9)低カリウム血症(けいれん,筋力低下など)。(10)血小板減少。(11)横紋筋融解症(筋力低下,筋肉痛など)。
[アパルタミド](12)けいれん発作。(13)心臓障害(心房細動,心不全,心筋梗塞など)。(14)重度の皮膚障害(多形紅斑など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用解説

[ビカルタミド]
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(血管浮腫,じん麻疹)
(2)おこることがある副作用……乳房腫脹,乳房圧痛,ほてり/勃起力低下/血尿,夜間頻尿/かゆみ,発疹,発汗,皮膚乾燥,脱毛,多毛,光線過敏症/性欲減退,頭痛,めまい,不眠,傾眠,抑うつ状態/便秘,食欲不振,下痢,悪心,嘔吐,口渇,消化不良,鼓腸放屁,腹痛/胸痛,骨盤痛/むくみ,倦怠感,無力症,疲労,体重増加・減少,さむけ
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT・AL-P・γ-GTP・LDH上昇/クレアチニン・BUN上昇/心電図異常/貧血,総コレステロール・トリグリセリド上昇,高血糖

併用してはいけない薬解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)本剤との併用で抗凝血作用が強まるおそれがある薬剤……[フルタミド,ビカルタミド]ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム
(2)本剤との併用で作用が強まるおそれがある薬剤……[ビカルタミド,アビラテロン酢酸エステル]CYP2D6の基質となる薬剤(デキストロメトルファン(非麻薬系中枢性鎮咳薬))
[ビカルタミド]トルブタミド(糖尿病治療薬(スルフォニルウレア系)),主にCYP3A4によって代謝される薬剤(カルバマゼピン(カルバマゼピン),シクロスポリン(シクロスポリン),トリアゾラム(ベンゾジアゼピン系催眠薬)など)
[アビラテロン酢酸エステル]CYP2D6の基質となる薬剤(プロパフェノン塩酸塩(プロパフェノン塩酸塩),フレカイニド酢酸塩(フレカイニド酢酸塩),ハロペリドール(ブチロフェノン系薬剤)など)
(3)本剤との併用で作用が弱まるおそれがある薬剤……[エンザルタミド]CYP3A4の基質となる薬剤(ミダゾラムなど),CYP2C9の基質となる薬剤(ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム)など),CYP2C19の基質となる薬剤(オメプラゾール(プロトンポンプ阻害薬)など)
[アパルタミド]CYP3Aの基質となる薬剤(ミダゾラム,ダルナビルエタノール付加物(エイズ治療薬(2)),フェロジピン(カルシウム拮抗薬(適応症が高血圧症のみのもの)),シンバスタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)など),CYP2C19の基質となる薬剤(オメプラゾール(プロトンポンプ阻害薬),ジアゼパム(ベンゾジアゼピン系安定薬),ランソプラゾール(プロトンポンプ阻害薬)など),CYP2C9の基質となる薬剤(ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム),フェニトイン(フェニトイン),セレコキシブ(COXⅡ阻害薬)など),P-gpの基質となる薬剤(フェキソフェナジン塩酸塩(フェキソフェナジン塩酸塩ほか),ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩(ダビガトラン),ジゴキシン(ジギタリス製剤)など),BCRPおよびOATP1B1の基質となる薬剤(ロスバスタチンカルシウム(HMG-CoA還元酵素阻害薬),アトルバスタチンカルシウム水和物(HMG-CoA還元酵素阻害薬)など)
(4)併用すると本剤の作用が弱まるおそれがある薬剤……[エンザルタミド]CYP2C8誘導薬(リファンピシン(リファンピシン)など)
[アビラテロン酢酸エステル]CYP3A4誘導薬(リファンピシン(リファンピシン),フェニトイン(フェニトイン),カルバマゼピン(カルバマゼピン),リファブチン(リファブチン),フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体)など)
(5)併用するとけいれん発作を誘発するおそれがある薬剤……[エンザルタミド]フェノチアジン系抗精神病薬(フェノチアジン系薬剤),三環系抗うつ薬(三環系抗うつ薬),四環系抗うつ薬(四環系抗うつ薬),ニューキノロン系抗菌薬(ニューキノロン剤)など
(6)併用すると本剤の作用が強まるおそれがある薬剤……[アパルタミド]CYP2C8阻害薬(クロピドグレル硫酸塩(クロピドグレル)など),CYP3A阻害薬(イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),リトナビル(エイズ治療薬(2)),クラリスロマイシン(マクロライド)など)

海外評価解説

  • 5.5点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー解説

  • PC
  • X

[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第32版(2019年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2019/09/24

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