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あでむぱす
アデムパス
内服薬
種別
内服薬
大分類/中分類
血圧の薬/肺高血圧症の薬
解説タイトル
慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬
剤形/保険薬価 解説
錠剤 / 0.5mg 1錠 685.90円
錠剤 / 1mg 1錠 1,371.70円
錠剤 / 2.5mg 1錠 3,429.30円
製薬会社 解説
バイエル
先発/ジェネリック 解説
先発品
分類 解説
可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激薬
規制 解説
劇薬
使用量と回数 解説
1回1~2.5mgを1日3回服用。状態に応じて1回1mg1日3回より低用量からの開始も考慮する。
識別コード 解説
0.5mg 包装コード:0.5 R 0.5mg 本体コード:R 0.5
1mg 包装コード:1.0 R 1 1.0mg 本体コード:R 1
2.5mg 包装コード:2.5 R 2.5mg 本体コード:R 2.5
その他 解説
保険収載年:2014/4
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
解説 解説
なお,処方目的の一つの肺動脈性肺高血圧症については,この疾患のWHO機能分類(クラスⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ)のうち,クラスⅣにおける有効性・安全性は確立していません。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(2)慎重に服用すべき場合……抗凝固療法中の人/軽度または中等度の肝機能障害(チャイルド・プー分類AまたはB)/腎機能障害(クレアチニン・クリアランス15~80mL/分未満)/服用前の収縮期血圧が95mmHg未満の人/喫煙者/高齢者
(3)間質性肺疾患……間質性肺病変を伴う肺動脈性肺高血圧症の人は,間質性肺疾患の治療に精通した専門医に相談することが望まれます。特発性間質性肺炎に伴う症候性肺高血圧症を対象とした国際共同試験において,本剤投与群はプラセボ投与群と比較して重篤な有害事象および死亡が多く認められています。
(4)喀血……抗凝固療法中の人は喀血がおこりやすく,本剤の服用により重篤で致死的な喀血の危険性が高まる可能性があります。服用中は定期的にリスク(副作用)・ベネフィット(効きめ)を評価していきます。
(5)肺静脈閉塞性疾患……本剤のような肺血管拡張薬は,肺静脈閉塞性疾患がある人の心血管系の状態を著しく悪化させるおそれがあります。有効性,安全性は確立されていないため,肺静脈閉塞性疾患の人は本剤を服用しないことが望ましいです。
(6)避妊……本剤を服用すると胎児に影響を及ぼす危険性があります。妊娠可能な女性は服用開始後から確実な避妊を行い,もし妊娠した場合もしくはその疑いがある場合は直ちに処方医へ連絡してください。
(7)禁煙……喫煙者は非喫煙者に比べて本剤の血漿中濃度が低下します。服用中はできるだけ禁煙するようにします。
(8)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……一緒に摂取すると本剤の作用が弱まる可能性があるので,本剤の服用中はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないでください。
(9)危険作業に注意……本剤を服用すると,めまいなどをおこすことがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作には十分に注意してください。
(10)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳しないことが望ましい。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(2)検査などでわかる副作用……低血圧/貧血
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
(2)併用すると本剤の作用が弱まるおそれがある薬剤……制酸剤(制酸剤)(水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム配合剤など),ボセンタン水和物(肺動脈性肺高血圧症治療薬(1)),CYP3A誘導薬(フェニトイン(フェニトイン),カルバマゼピン(カルバマゼピン),フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体)など)
(3)本剤との併用で作用が強まるおそれがある薬剤……CYP1A1で代謝される薬剤(イストラデフィリン(イストラデフィリン),グラニセトロン塩酸塩(セロトニン拮抗型制吐薬),エルロチニブ塩酸塩(EGFR遺伝子変異陽性がん治療薬))
海外評価 解説
- 6点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
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- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
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データ更新日:2023/09/27