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ミノサイクリン塩酸塩 (ミノサイクリン塩酸塩) 沢井 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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みのさいくりんえんさんえん

ミノサイクリン塩酸塩

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

抗生物質/その他の広域感性抗生物質

解説タイトル

テトラサイクリン系抗生物質

一般名

ミノサイクリン塩酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 50mg 1錠 14.80円
錠剤 / 100mg 1錠 26.80円

製薬会社

沢井

先発/ジェネリック

ジェネリックジェネリック医薬品

分類

広域感性抗生物質

規制

使用量と回数

初回100~200mg,以後12時間あるいは24時間ごとに100mg。小児の場合は1日2~4mg(顆粒0.1~0.2g)/kg(体重)を12時間あるいは24時間ごと。

識別コード

50mg 包装コード:50 本体コード:MINO 50
100mg 包装コード:100 本体コード:MINO 100

その他

保険収載年:1981/9

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

[ミノサイクリン塩酸塩の適応症]表在性皮膚感染症,深在性皮膚感染症,リンパ管・リンパ節炎,慢性膿皮症/外傷・熱傷・手術創などの二次感染,乳腺炎,骨髄炎/咽頭・喉頭炎,扁桃炎(扁桃周囲炎を含む),急性気管支炎,肺炎,肺膿瘍,慢性呼吸器病変の二次感染/膀胱炎,腎盂腎炎,前立腺炎(急性症,慢性症),精巣上体炎(副睾丸炎),尿道炎/淋菌感染症,梅毒/腹膜炎,感染性腸炎/外陰炎,細菌性腟炎,子宮内感染/涙のう炎,麦粒腫外耳炎中耳炎,副鼻腔炎/化膿性唾液腺炎,歯周組織炎,歯冠周囲炎,上顎洞炎,顎炎,感染性口内炎/炭疽,つつが虫病,オウム病,猩紅熱(しょうこうねつ)
[有効菌種]ブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,腸球菌属,淋菌,炭疽菌,大腸菌,赤痢菌,シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,緑膿菌,梅毒トレポネーマ,リケッチア属(オリエンチア・ツツガムシ),クラミジア属,肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)

解説

クロラムフェニコール(クロラムフェニコール)とともに,一時は抗生物質の双璧としてしばしば使用されました。しかし,耐性菌が多くなったために,その王座をペニシリン系(グラム陽性菌用ペニシリン)(広域感性ペニシリン)やセフェム系抗生物質(セフェム系抗生物質)にあけ渡しました。

使用上の注意

警告

基本的注意

*ミノサイクリン塩酸塩(ミノマイシン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……テトラサイクリン系薬剤に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害/腎機能障害/食道通過障害/経口摂取の不良な人,非経口栄養の人,全身状態の悪い人/高齢者
(3)尿の色など……服用によって,尿が黄褐~茶褐色,緑色,青色に変色したという報告が,また甲状腺が黒色になることがあります。心配はありませんが,処方医に伝えておいてください。
(4)小児……特に歯牙形成期にある8歳未満の小児が服用すると,歯牙の着色・エナメル質形成不全,一過性の骨発育不全をおこすことがあります。本剤は,他の薬剤が使用できないか無効の場合にのみ処方されます。
(5)定期検査……定期的に血液,腎機能の検査を受ける必要があります。
(6)服用法……本剤が食道に停留し,崩壊すると食道潰瘍をおこすおそれがあるので,多めの水(150mL以上)で服用してください。特に就寝直前の服用などには注意してください。
(7)菌交代症……服用によって,菌交代症にもとづく新しい感染症がおこることがあります。感染症の変化があったり,治療が長びくようなときは薬の変更が必要なこともあるので,処方医に病状をよく伝えることが大切です。
(8)危険作業は中止……本剤を服用すると,めまい感が現れるおそれがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(9)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)ショック,アナフィラキシー(不快感,口内異常感,めまい,便意,耳鳴り,発汗,呼吸困難,全身潮紅,意識障害など)。(2)全身性紅斑性狼瘡(ろうそう)(SLE)様症状の悪化。(3)急性腎不全,間質性腎炎。(4)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),多形紅斑,剥脱(はくだつ)性皮膚炎。(5)呼吸困難,間質性肺炎,PIE症候群。(6)けいれん,意識障害などの精神神経障害。(7)膵炎。(8)肝不全などの重い肝機能障害(特に服用開始後1週間以内は注意が必要です)。(9)汎血球減少,顆粒球減少,無顆粒球症,白血球減少,血小板減少,貧血。(10)出血性腸炎,偽膜性大腸炎。(11)薬剤性過敏症症候群(初期症状として発疹,発熱がみられ,さらにリンパ節腫脹,肝機能障害,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現などを伴う)。(12)結節性多発動脈炎・顕微鏡的多発血管炎(発熱,倦怠感,体重減少,関節痛,網状皮斑,しびれ)。(13)自己免疫性肝炎。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,発熱,むくみ(四肢,顔面),じん麻疹,光線過敏症)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……頭蓋内圧上昇に伴う症状(嘔吐,頭痛,複視,うっ血乳頭,大泉門膨隆(だいせんもんぼうりゅう)など)
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……色素沈着(皮膚・爪・粘膜),急性熱性好中球性皮膚症/めまい感,頭痛,しびれ感/黄疸/腹痛,悪心,嘔吐,食欲不振,胃腸障害,下痢,舌炎,便秘,口内炎,味覚異常,肛門周囲炎,歯牙着色/出血傾向,神経炎/倦怠感,関節痛,耳鳴り
(4)検査などでわかる副作用……AST・ALT上昇/低プロトロンビン血症/BUN上昇/好酸球増多

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)本剤と間隔をあけて服用すべき薬剤……カルシウム(カルシウム製剤),マグネシウム(制酸剤),アルミニウム(制酸剤),鉄剤(鉄補給剤),炭酸ランタン水和物(高リン血症治療薬(1))→本剤の吸収が悪くなるので2~4時間の間隔をあけてください。
(2)本剤との併用で作用が強まる薬剤……ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム),メトトレキサート(メトトレキサート)(メトトレキサート),スルフォニルウレア系糖尿病用薬(糖尿病治療薬(スルフォニルウレア系)
(3)本剤との併用で効果が弱まることがある薬剤……経口避妊薬(低用量ピル
(4)本剤はジゴキシン(ジギタリス製剤)の作用を強めるので,ジゴキシンの中毒症状に注意が必要です。
(5)ポルフィマーナトリウム(ポルフィマーナトリウム)で治療中の人は,本剤による光線過敏症をおこすおそれがあるので,直射日光,集中光などを避けてください。
(6)ビタミンA製剤(ビタミンA)(外用剤を除く),レチノイド製剤との併用で,頭蓋内圧上昇が現れることがあります。

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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