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プロカテロール塩酸塩 (プロカテロール塩酸塩水和物) 武田テバ薬品=武田テバファーマ=武田 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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ぷろかてろーるえんさんえん

プロカテロール塩酸塩

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

呼吸器の薬/咳を鎮める薬

解説タイトル

エフェドリン塩酸塩ほか

一般名

プロカテロール塩酸塩水和物
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 0.025mg 1錠 5.60円
錠剤 / 0.05mg 1錠 5.80円
シロップ剤 / 0.0005% 1mL 3.80円

製薬会社

武田テバ薬品=武田テバファーマ=武田

先発/ジェネリック

ジェネリックジェネリック医薬品

分類

交感神経興奮性鎮咳薬(β2刺激薬)

規制

使用量と回数

1回50μg(0.05㎎)を1日2回,または就寝前に1回。乳幼児・小児の場合は,処方医の指示通りに服用。

識別コード


25μg 包装コード:TYK 171 本体コード: 171
50μg 包装コード:TYK 172 本体コード: 172

その他

保険収載年:1980/12

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

以下の疾患に伴うせきおよび気道閉塞症状→気管支ぜんそく,ぜんそく性気管支炎感冒,急性気管支炎慢性気管支炎,上気道炎,肺炎,肺気腫,結核など
[フェノテロール臭化水素酸塩,ツロブテロール塩酸塩,トリメトキノール塩酸塩水和物(シロップ剤を除く)のみの適応症]塵肺症
[エフェドリン塩酸塩のみの適応症]鼻粘膜の充血・腫脹
[dl-メチルエフェドリン塩酸塩のみの適応症]じん麻疹湿疹
[クレンブテロール塩酸塩のみの適応症]腹圧性尿失禁

解説

エフェドリンは,1887年に日本人によって,麻黄(まおう)という植物から抽出されたものです。アドレナリンと同じように,気管支を拡張することによってせきを止めます。近年は,交感神経のうちでも,特にβ2(ベーターツー)受容体のみを特異的に刺激して,せきを止めるいくつかの薬剤が合成されて臨床上使われています。なお,クレンブテロール塩酸塩は,腹圧性尿失禁に用いられることがあります。
エフェドリン塩酸塩配合剤は,(1)エフェドリン塩酸塩,(2)気管支拡張薬(キサンチン誘導体),(3)せき止め(アヘンアルカロイド),(4)抗アレルギー薬,(5)催眠鎮静薬など,作用の異なる薬剤を組み合わせています。以下の解説中の丸数字は,これらの薬剤の種類を表します。
アストモリジン配合胃・腸溶錠は(1)エフェドリン塩酸塩,(2)プロキシフィリン,(5)フェノバルビタールの3剤を,アストフィリン配合錠は(1)エフェドリン塩酸塩,(2)ジプロフィリン,(3)パパベリン塩酸塩,ノスカピン,(4)ジフェンヒドラミン塩酸塩の5剤を組み合わせてあります。カフコデN配合錠はdl-メチルエフェドリン塩酸塩,(2)ジプロフィリン,(3)ジヒドロコデインリン酸塩,(4)ジフェンヒドラミンサリチル酸塩,(5)ブロモバレリル尿素および解熱鎮痛薬のアセトアミノフェンの6剤の配合剤です。
その他のエフェドリン塩酸塩配合剤はすべてdl-メチルエフェドリン塩酸塩,(3)ジヒドロコデインリン酸塩,(4)クロルフェニラミンマイレン酸塩の3剤の配合剤です。

使用上の注意

警告

[カフコデN配合錠]
(1)本剤中のアセトアミノフェンにより重い肝機能障害をおこすおそれがあります。
(2)本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤(一般用医薬品を含む)との併用で,アセトアミノフェンの過量摂取による重い肝機能障害をおこすおそれがあります。

基本的注意

*エフェドリン塩酸塩(エフェドリン),エフェドリン塩酸塩配合剤(アストフィリン配合錠,アストモリジン配合胃・腸溶錠,カフコデN配合錠)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……カテコールアミン(アドレナリン,イソプロテレノール,ドパミンなど)の使用中
[アストフィリン配合錠のみ]緑内障/前立腺肥大など下部尿路の閉塞性疾患/キサンチン系薬剤およびパパベリン製剤に対する重い副作用の前歴
[アストモリジン配合胃・腸溶錠のみ]キサンチン系薬剤に対する重い副作用の前歴/バルビツール酸系化合物に対する過敏症の既往歴/急性間欠性ポルフィリン症/ボリコナゾール(深在性真菌治療薬),タダラフィル(肺動脈性肺高血圧症治療薬(3))(肺高血圧症を適応とする場合),リルピビリン塩酸塩(エイズ治療薬(1)),アスナプレビル(C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬)),ダクラタスビル塩酸塩(C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬)),バニプレビル(C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬)),マシテンタン(肺動脈性肺高血圧症治療薬(1))の服用中
[カフコデN配合錠のみ]本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重い呼吸抑制/気管支ぜんそくの発作中/アスピリンぜんそく(非ステロイド系解熱鎮痛薬などによるぜんそく発作の誘発)またはその前歴/消化性潰瘍/重い肝機能障害・腎機能障害・血液の異常・心機能不全/緑内障/前立腺肥大など下部尿路の閉塞性疾患
[その他のエフェドリン塩酸塩配合剤]重い呼吸抑制/アヘンアルカロイドに対するアレルギーの前歴/緑内障/前立腺肥大など下部尿路の閉塞性疾患
(2)慎重に服用すべき場合……[エフェドリン塩酸塩]甲状腺機能亢進症/高血圧症/心疾患/糖尿病/緑内障/前立腺肥大症
[アストフィリン配合錠]甲状腺機能亢進症/急性腎炎/心疾患/高血圧/糖尿病/てんかん
[アストモリジン配合胃・腸溶錠]てんかん/甲状腺機能亢進症/腎疾患(特に急性期)/心疾患/肝疾患/高血圧/糖尿病/緑内障/前立腺肥大症/頭部外傷後遺症/進行した動脈硬化症/高齢者,小児
[カフコデN配合錠]脳の器質的障害/気管支ぜんそく/代謝性アシドーシス/副腎皮質機能低下症/てんかん/心機能異常/呼吸機能障害/高血圧症/消化性潰瘍の前歴/肝機能障害またはその前歴/腎機能障害またはその前歴/血液の異常またはその前歴/出血傾向/甲状腺機能異常/アレルギーの前歴/衰弱者/アルコール多量常飲者/絶食・低栄養状態・摂食障害などによるグルタチオン欠乏,脱水症状のある人/高齢者,小児
[その他のエフェドリン塩酸塩配合剤]気管支ぜんそくの発作中/心・呼吸機能障害/肝・腎機能障害/脳の器質的障害/ショック状態/代謝性アシドーシス/甲状腺機能異常/副腎皮質機能低下症(アジソン病など)/薬物依存の前歴/高血圧症/糖尿病/乳児,小児,高齢者,妊婦,衰弱者
(3)危険作業は禁止……[エフェドリン塩酸塩配合剤]本剤の服用によって眠け,注意力・集中力・反射運動能力などの低下がおこることがあります。服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作には従事しないようにしてください。
(4)その他……
[エフェドリン塩酸塩配合剤]
・妊婦での安全性……有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性……原則として服用を中止。やむをえず服用するときは授乳を中止。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

[エフェドリン塩酸塩,アストモリジン配合胃・腸溶錠のみ](1)重い血清カリウム値の低下。
[アストモリジン配合胃・腸溶錠,カフコデN配合錠のみ](2)中毒性表皮壊死融解症(TEN),皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群)。(3)ショック,アナフィラキシーショック。(4)肝機能障害。
[アストモリジン配合胃・腸溶錠のみ](5)紅皮症(剥脱(はくだつ)性皮膚炎)。(6)過敏症症候群。(7)呼吸抑制。(8)けいれん,意識障害。(9)急性脳症。(10)横紋筋融解症。(11)薬物依存。
[カフコデN配合錠のみ](12)急性汎発性発疹性膿疱症。(13)顆粒球減少。(14)ぜんそく発作。(15)劇症肝炎,黄疸。(16)間質性肺炎。(17)間質性腎炎,急性腎不全。
[その他のエフェドリン塩酸塩配合剤のみ](18)無顆粒球症,再生不良性貧血。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

[エフェドリン塩酸塩]
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……不安,幻覚,妄想を伴う神経症状
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……心悸亢進,血圧上昇/頭痛・頭重,ふるえ,不眠,めまい,発汗,神経過敏,脱力感/悪心・嘔吐,食欲不振/排尿困難/口渇

併用してはいけない薬

[エフェドリン塩酸塩,エフェドリン塩酸塩配合剤]カテコールアミン(アドレナリン,イソプロテレノールなど)→不整脈,場合によっては心停止をおこすおそれがあります。
[アストモリジン配合胃・腸溶錠]ボリコナゾール(ブイフェンド(深在性真菌治療薬)),タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合:アドシルカ(肺動脈性肺高血圧症治療薬(3))),リルピビリン (エジュラント(エイズ治療薬(1)),コムプレラ配合錠(エイズ治療薬(1))),アスナプレビル(スンベプラ)(C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬)),ダクラタスビル塩酸塩(ダクルインザ)(C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬)),バニプレビル(バニヘップ)(C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬)),マシテンタン(オプスミット)(肺動脈性肺高血圧症治療薬(1))→これらの薬剤の代謝が促進され,血中濃度が低下するおそれがあります。

注意して併用すべき薬

[エフェドリン塩酸塩]
(1)併用すると本剤の作用を強める薬剤……モノアミン酸化酵素阻害薬(モノアミン酸化酵素の働き),甲状腺製剤(甲状腺製剤)(レボチロキシン,リオチロニンなど)
(2)併用すると血清カリウム値が低下するおそれがある薬剤……キサンチン誘導体(テオフィリン(テオフィリン),ジプロフィリンなど),ステロイド薬(副腎皮質ステロイド薬)(プレドニゾロン,ベタメタゾンなど),利尿降圧薬(フロセミド(ループ利尿薬),ヒドロクロロチアジド(チアジド系薬剤)など)

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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