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れるべあ200えりぷたきゅうにゅうよう

レルベア200エリプタ吸入用

外用薬

処方薬情報の見方

種別

外用薬

大分類/中分類

吸入薬/吸入薬

解説タイトル

副腎皮質ステロイド吸入薬

剤形/保険薬価 解説

吸入剤 / 14吸入 1キット 2,648.70円
吸入剤 / 30吸入 1キット 5,572.20円

製薬会社 解説

グラクソ

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

副腎皮質ステロイド薬

規制 解説

使用量と回数 解説

識別コード 解説

その他 解説

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

[パルミコート,キュバール,フルタイド,オルベスコ,アズマネックス,アニュイティの適応症]気管支ぜんそく
[シムビコート,ブデホル,アドエア,フルティフォーム,レルベア,アテキュラの適応症]気管支ぜんそく(吸入ステロイド薬および長時間作用性吸入β2刺激薬との併用が必要な場合に使用)
[シムビコート,ブデホル,アドエア250ディスカス・125エアゾール,レルベア100エリプタの適応症]慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎・肺気腫)の諸症状の緩解(吸入ステロイド薬および長時間作用性吸入β2刺激薬との併用が必要な場合に使用)
[テリルジー100,ビレーズトリの適応症]慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎・肺気腫)の諸症状の緩解(吸入ステロイド薬,長時間作用性吸入抗コリン薬および長時間作用性吸入β2刺激薬の併用が必要な場合に使用)
[テリルジー,エナジアの適応症]気管支ぜんそく(吸入ステロイド薬,長時間作用性吸入β2刺激薬および長時間作用性吸入抗コリン薬の併用が必要な場合に使用)

解説 解説

気管支ぜんそくの病態が,気管支など気道の炎症であることが明らかになって,ぜんそく治療の主役は気管支拡張薬から吸入ステロイド薬に変化してきました。
ステロイドは湿疹の塗り薬などで日常的に使用されていますが,使いすぎによる副作用が広く知られているため,抵抗がある人も多いかもしれません。しかし,内服ステロイド薬に比べると,吸入ステロイド薬は少ない量で局所的に作用させるため大きな副作用は少なく,長期的なぜんそくのコントロールに適した薬品です。もちろん,まったく副作用がないわけではありません。使用後のうがいなど正しい使用法を守らないと,口腔カンジダ症や嗄声(させい)といった副作用も増えるので注意が必要です。
なお,シムビコートは通常1回1吸入を1日2回の使用ですが,発作の発現時には頓用吸入ができます。発作発現時に1吸入し,数分経過しても発作が持続する場合にはさらに追加し,1回の発作発現につき最大6吸入まで吸入することができます。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*シムビコート,アドエアの添付文書による

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/有効な抗菌薬の存在しない感染症,深在性真菌症
(2)慎重に使用すべき場合……結核性疾患/感染症(有効な抗菌薬の存在しない感染症,深在性真菌症を除く)/甲状腺機能亢進症/高血圧/心疾患/糖尿病/気管支粘液の分泌が著しい人/低酸素血症/高齢者/[シムビコートのみ]低カリウム血症/重篤な肝機能障害
(3)指示回数を厳守……指示された回数以上は使用しないでください。
(4)うがい・口すすぎ……局所的な副作用(口腔カンジダ症,嗄声など)の予防のため,吸入後はうがいを行ってください。うがいが困難な人は口腔内をすすいでください。
(5)全身性の作用に注意……全身性のステロイド薬と比較して可能性は低いが,本剤の使用により全身性の作用(クッシング症候群,クッシング様症状,副腎皮質機能抑制,小児の成長遅延,骨密度の低下,白内障,緑内障,中心性漿液性網脈絡膜症を含む)が現れる可能性があります。特に長期間,大量使用の場合には定期的に検査を行い,全身性の作用が認められたら,直ちに処方医に連絡してください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・低出生体重児,新生児,乳児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)ショック,アナフィラキシー(呼吸困難,気管支れん縮,全身潮紅,血管浮腫,じん麻疹など)。(2)重篤な血清カリウム値の低下。
[アドエアのみ](3)肺炎。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

併用してはいけない薬 解説

[キュバール,フルティフォーム,アテキュラ,エナジア]デスモプレシン酢酸塩水和物(ミニリンメルト(夜尿症・夜間頻尿治療薬):男性における夜間多尿による夜間頻尿)→低ナトリウム血症が現れるおそれがあります。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

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データ更新日:2023/09/27