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イーフェン (フェンタニルクエン酸塩) 帝国製薬=大鵬 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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いーふぇん

イーフェン

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

がんに使われる内服薬/がんに使われるその他の薬剤

解説タイトル

がん疼痛治療薬(4)

一般名

フェンタニルクエン酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

バッカル剤 / 50μg 1錠 514.80円
バッカル剤 / 100μg 1錠 718.20円
バッカル剤 / 200μg 1錠 1,002.10円
バッカル剤 / 400μg 1錠 1,398.30円
バッカル剤 / 600μg 1錠 1,699.20円
バッカル剤 / 800μg 1錠 1,951.10円

製薬会社

帝国製薬=大鵬

先発/ジェネリック

先発品

分類

口腔粘膜吸収がん性疼痛治療薬

規制

劇薬,麻薬

使用量と回数

識別コード

50μg 包装コード:50μg 本体コード:05:
100μg 包装コード:100μg 本体コード:1:
200μg 包装コード:200μg 本体コード:2:
400μg 包装コード:400μg 本体コード:4:
600μg 包装コード:600μg 本体コード:6:
800μg 包装コード:800μg 本体コード:8:

その他

保険収載年:2013/8

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

強オピオイド鎮痛薬を定時投与中のがん患者における突出痛の鎮痛

解説

フェンタニルクエン酸塩は,強い鎮痛効果をもつオピオイド(モルヒネ様物質)です。以前から外用薬,注射薬は発売されていましたが,イーフェンはバッカル剤,アブストラルは舌下錠という口の中に含んで粘膜から徐々に吸収させる剤形で,突出痛(一時的に増強する痛み)に対して速やかに効果を発揮します。飲み込んでしまった場合,小腸から吸収されたフェンタニルは肝臓で代謝され効果を失ってしまうので,注意が必要です。

使用上の注意

警告

 本剤を小児が誤って口に入れた場合,過量投与となり死に至るおそれがあるため,必ず小児の手の届かないところに保管してください。

基本的注意

*イーフェンの添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……呼吸機能障害(慢性肺疾患など)/ぜんそく/徐脈性不整脈/肝機能障害/腎機能障害/脳の器質的障害(頭蓋内圧の亢進,意識障害・昏睡,脳腫瘍など)/口内炎,口腔内出血,口腔粘膜の欠損/薬物依存の前歴/高齢者
(3)服用方法……イーフェンは口腔粘膜から吸収させる製剤(バッカル剤)であるため,噛んだり,舐めたりせずに服用します。上あごの歯茎と頬の間に薬を置き,溶解させます。なるべく左右交互に使用します。また,アブストラル舌下錠は舌下の奥の方に入れて自然に溶解させ,舌下の口腔粘膜から吸収させます。
(4)依存性,乱用・誤用……本剤の連用により薬物依存を生じたり,乱用や誤用により死亡に至る可能性があるので,必ず指示された用量を守って服用してください。
(5)グレープフルーツジュース……本剤の作用を強めるおそれがあるので,本剤とグレープフルーツジュースを一緒に飲まないようにします。
(6)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,めまいをおこすことがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(7)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)連用による薬物依存,連用中の急激な減量・中止による退薬症候。(2)呼吸抑制(無呼吸,呼吸困難,呼吸異常,呼吸緩慢,不規則な呼吸,換気低下など)。(3)意識障害(意識レベルの低下,意識消失など)。(4)ショック,アナフィラキシー。(5)けいれん。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)おこることがある副作用……悪心,嘔吐,便秘,口内炎,口内乾燥,口唇炎,下痢,適用部位反応(出血,疼痛,潰瘍,刺激感,錯感覚,感覚消失,紅斑,浮腫,腫脹,小水疱),腹痛,イレウス,胃食道逆流疾患,味覚異常/眠け・傾眠,めまい,頭痛,せん妄,多幸気分,幻覚,錯乱状態,鎮静,精神状態変化,うつ病,不安/徐脈,上室性期外収縮,心室性期外収縮/呼吸数減少,睡眠時無呼吸症候群/排尿困難,尿閉/紅斑,かゆみ,皮膚乾燥,多汗症/目の異常感,霧視/倦怠感,発熱,口渇,ほてり,灼熱感,末梢性浮腫,無力症,体重減少,食欲不振
(2)検査などでわかる副作用……貧血/低血圧/低酸素症/血中ビリルビン増加,γ-GTP・ALT・AST・AL-P増加,胆管拡張/血中ブドウ糖増加,尿中ブドウ糖陽性,尿中蛋白陽性,尿中ウロビリノーゲン増加,血中カルシウム・カリウム減少,血中尿酸増加,血中アルブミン減少,性腺機能低下

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると呼吸抑制,低血圧,顕著な鎮静,昏睡がおこることがある薬剤など……中枢神経抑制剤(フェノチアジン系薬剤(フェノチアジン系薬剤),ベンゾジアゼピン系薬剤(ベンゾジアゼピン系催眠薬)(ベンゾジアゼピン系安定薬),バルビツール酸系薬剤(バルビツール酸誘導体)など),吸入麻酔薬,モノアミン酸化酵素阻害薬(モノアミン酸化酵素の働き),三環系抗うつ薬(三環系抗うつ薬),骨格筋弛緩薬,鎮静性抗ヒスタミン薬,オピオイド系薬剤/アルコール
(2)併用するとセロトニン症候群(不安,焦燥,興奮,錯乱,発熱,発汗,頻脈,ふるえなど)が現れるおそれがある薬剤……セロトニン作用薬(選択的セロトニン再取り込み阻害薬(選択的セロトニン再取り込み阻害薬),セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬),モノアミン酸化酵素阻害薬など)
(3)併用すると本剤の血中濃度を上昇させるおそれがある薬剤……CYP3A4を阻害する薬剤(リトナビル(エイズ治療薬(2)),イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),アミオダロン塩酸塩(アミオダロン塩酸塩),クラリスロマイシン(マクロライド),ジルチアゼム塩酸塩(カルシウム拮抗薬),フルボキサミンマイレン酸塩(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)など),キニジン硫酸塩水和物(キニジン硫酸塩水和物
(4)併用すると本剤の血中濃度を低下させるおそれがある薬剤……CYP3A4を誘導する薬剤(リファンピシン(リファンピシン),フェニトイン(フェニトイン)など)

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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