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外用薬

処方薬情報の見方

種別

外用薬

大分類/中分類

経皮吸収型の製剤/経皮吸収型の製剤

解説タイトル

経皮吸収型パーキンソン病治療薬

一般名 解説

ロチゴチン
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

貼付剤 / 2.25mg 1枚 225.70円
貼付剤 / 4.5mg 1枚 346.80円
貼付剤 / 9mg 1枚 531.90円
貼付剤 / 13.5mg 1枚 679.10円
貼付剤 / 18mg 1枚 806.80円

製薬会社 解説

大塚

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

ドパミン作動性パーキンソン病治療薬

規制 解説

劇薬

使用量と回数 解説

識別コード 解説

その他 解説

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

パーキンソン病/[ロチゴチンのみの適応症]中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)

解説 解説

ロチゴチンとロピニロール塩酸塩は,ドパミン受容体に結合して刺激することにより作用を示す経皮吸収型のドパミン作動性パーキンソン病治療薬です。ロチゴチンはさらにレストレスレッグス症候群(主に脚に異常な感覚が生じて,じっとしていられなくなる疾患)にも用いられます。

使用上の注意

警告 解説

 前兆のない突発的睡眠や傾眠などがみられることがあり,また突発的睡眠などにより自動車事故をおこした例が報告されています。本剤の貼付中には,自動車の運転,機械の操作,高所作業など危険を伴う作業に従事してはいけません。

基本的注意 解説

*両剤の添付文書による

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)悪性症候群……本剤の急激な減量または中止,あるいは非定型抗精神病薬(非定型抗精神病薬)の併用により,悪性症候群が現れることがあるので,処方医の指示を厳守して使用してください。状態に十分気を配り,発熱,意識障害,無動無言,高度の筋硬直,不随意運動,嚥下(えんげ)困難,頻脈,発汗などが現れた場合には,使用を中止して体を冷やす,水分を補給するなどして,ただちに処方医へ連絡してください。
(3)オーグメンテーション……[ロチゴチン]レストレスレッグス症候群患者において,本剤を含めたドパミン受容体作動薬の使用によりオーグメンテーション(症状発現が2時間以上早まる,症状の増悪,他の部位への症状拡大)が認められることがあります。このような症状がみられた場合は速やかに処方医に連絡してください。
(4)その他……
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)前兆のない突発的睡眠。(2)幻覚(主に幻視),妄想,せん妄,錯乱。(3)悪性症候群(発熱,意識障害,無動無言,高度の筋硬直,不随意運動,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗など)。
[ロチゴチンのみ](4)肝機能障害。(5)横紋筋融解症(筋肉痛,脱力感など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2023/09/27