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インライタ (アキシチニブ) ファイザー [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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いんらいた

インライタ

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

がんに使われる内服薬/分子標的治療薬

解説タイトル

アキシチニブ

一般名

アキシチニブ
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 1mg 1錠 2,063.50円
錠剤 / 5mg 1錠 9,354.20円

製薬会社

ファイザー

先発/ジェネリック

先発品

分類

チロシンキナーゼ阻害薬

規制

劇薬

使用量と回数

識別コード

1mg 包装コード: pfizer 1 XNB 本体コード:pfizer:1 XNB
5mg 包装コード: pfizer 5 XNB 本体コード:pfizer:5 XNB

その他

保険収載年:2012/8

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

根治切除不能または転移性の腎細胞がん

解説

本剤は,腫瘍の増殖・転移に関与している血管内皮増殖因子受容体(VEGFR)を標的とした分子標的治療薬で,アメリカ,スイスに次いで日本でも承認されました。本剤と同様の適応症をもつ薬剤にソラフェニブトシル酸塩(ソラフェニブトシル酸塩)がありますが,臨床試験では,副作用の「手足症候群」の発現頻度がソラフェニブ67.6%に対し,本剤は27.0%と半分以上低いのが特徴のひとつです。手足症候群とは,手足に炎症や痛みが集中的におこり,重症になると物を持てなくなったり,歩けなくなったりして,日常生活が困難になる病気です。

使用上の注意

警告

 本剤は,緊急時に十分に対応できる医療施設で,がん化学療法に十分な知識・経験をもつ医師のもと,本療法が適切と判断される人にのみ使用されるべき薬剤です。また,治療に先立ち,医師からその有効性・危険性の十分な説明を受け,患者および家族が納得・同意したのち使用を開始しなければなりません。

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……高血圧症/甲状腺機能障害/血栓塞栓症またはその前歴/脳転移のある人/外科的処置後,創傷が治癒していない人/中等度以上の肝機能障害
(3)避妊……動物実験で胚・胎児死亡および奇形の発生が報告されています。妊婦または妊娠している可能性のある人は禁忌,また妊娠可能な女性が本剤を服用するときは適切な避妊を行うことが必要です。
(4)食品との併用……グレープフルーツジュースと併用すると本剤の血中濃度が増加する可能性,セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品と併用すると本剤の血中濃度が低下する可能性があるので,服用しているときは摂取しないでください。
(5)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)高血圧,高血圧クリーゼ。(2)動脈血栓塞栓症(一過性脳虚血発作,網膜動脈閉塞,脳血管発作,心筋梗塞など)。(3)静脈血栓塞栓症(肺塞栓症,深部静脈血栓症,網膜静脈閉塞,網膜静脈血栓症など)。(4)出血(鼻出血,血尿,直腸出血,喀血,脳出血,下部消化管出血,胃出血など)。(5)消化管穿孔(せんこう),瘻孔(ろうこう)形成。(6)甲状腺機能低下症,甲状腺機能亢進症。(7)創傷治癒の遅れ。(8)可逆性後白質脳症症候群(頭痛,けいれん発作,嗜眠(しみん),錯乱,盲目,視覚障害,神経障害)。(9)肝機能障害。(10)心不全。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)おこることがある副作用……頭痛,味覚異常,浮動性めまい,不眠症,錯感覚,末梢性ニューロパチー,不安,振戦,知覚過敏,うつ病,記憶障害,失神,失語症,傾眠,味覚消失,失神寸前の状態,注意力障害,片頭痛,睡眠障害,落ち着きのなさ/霧視,流涙増加,羞明(しゅうめい),眼瞼浮腫,視力低下/耳鳴り,回転性めまい,耳の障害,耳不快感,難聴/浮腫,動悸,ほてり,頻脈,徐脈,潮紅,顔面浮腫/発声障害,呼吸困難,せき,口腔咽頭痛,鼻炎,労作性呼吸困難,しゃっくり,上気道感染,鼻漏,肺炎,鼻閉,鼻部障害/下痢,悪心,嘔吐,口内炎,便秘/腹痛,消化不良,上腹部痛,鼓腸,口内乾燥,歯肉痛,舌痛,口腔内痛,痔核,嚥下(えんげ)障害,胃食道逆流性疾患,腹部不快感,腹部膨満,口腔内潰瘍形成,肛門周囲痛,アフタ性口内炎,胃炎,舌炎,舌障害,裂肛,下腹部痛,嚥下痛,変色便,歯の障害,歯痛,歯肉炎/腎不全,頻尿,尿路感染,尿意切迫,排尿困難/貧血/食欲減退,脱水/手足症候群,発疹,皮膚乾燥,そう痒症,脱毛症,皮膚障害,紅斑,過角化,皮膚剥脱(はくだつ),皮膚炎,擦過傷,水疱,爪の障害,ざ瘡,多汗症,毛髪変色,湿疹,皮膚刺激,爪囲炎,爪破損,爪色素沈着/四肢痛,関節痛,筋肉痛,背部痛,筋力低下,筋痙縮(けいしゅく),筋骨格系胸痛,側腹部痛,筋骨格痛,関節炎,頸部痛,骨痛,筋固縮/疲労,無力症,体重減少,粘膜の炎症,疼痛,発熱,悪寒,胸痛,全身健康状態低下,倦怠感,粘膜乾燥,乳頭痛,寝汗,インフルエンザ様疾患,体重増加,免疫応答低下,冷感,温度変化不耐症,転倒,敗血症
(2)検査などでわかる副作用……TSH増加・減少,T3増加・減少,T4増加/低血圧,QT延長/リパーゼ増加,アミラーゼ増加/蛋白尿,クレアチニンクリアランス減少,尿酸増加,クレアチニン増加/血小板減少,白血球減少,ヘモグロビン減少・増加,リンパ球減少,好中球減少,赤血球増加/カリウム減少・増加,高血糖,高脂血症,カルシウム増加・減少,高コレステロール血症,アルブミン減少

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤の血中濃度が増加する可能性がある薬剤……CYP3A4/5阻害薬→アゾール系抗真菌薬(ケトコナゾール,イトラコナゾール(深在性真菌治療薬)など),マクロライド系抗生物質(クラリスロマイシン(マクロライド)など),HIVプロテアーゼ阻害薬(リトナビル(エイズ治療薬(2))など)
(2)併用すると本剤の血中濃度が低下する可能性がある薬剤……CYP3A4/5誘導薬(デキサメタゾン(副腎皮質ステロイド薬),フェニトイン(フェニトイン),カルバマゼピン(カルバマゼピン),リファンピシン(リファンピシン),フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体)など)

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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