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注射用レザフィリン (タラポルフィンナトリウム) MeijiSeika [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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ちゅうしゃようれざふぃりん

注射用レザフィリン

処方薬

種別

注射薬

大分類/中分類

がんに使われる注射薬/がんに使われるその他の薬剤

解説タイトル

タラポルフィンナトリウム

一般名

タラポルフィンナトリウム
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

注射用剤 / 100mg 1瓶 387,208.00円

製薬会社

MeijiSeika

先発/ジェネリック

先発品

分類

光線力学的療法用剤

規制

劇薬

使用量と回数

識別コード

その他

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

早期肺がん(病期0期またはⅠ期肺がん)→外科的切除などの他の根治的治療が不可能な場合,あるいは,肺機能温存が必要な患者に他の治療法が使用できない場合で,かつ内視鏡的に病巣全容が観察できてレーザー光照射が可能な場合/原発性悪性脳腫瘍(腫瘍摘出手術を施行する場合に限る)/化学放射線療法または放射線療法後の局所遺残再発食道がん

解説

光線力学的療法(PDT)はレーザー治療法の一つで,がん細胞にレーザー光線を照射して死滅させる治療法です。タラポルフィンナトリウムは,光をあてると化学変化をおこす物質(光(ひかり)感受性物質)の一つで,特にがん細胞に選択的に多く集まります(腫瘍親和性光感受性物質)。注射で投与したタラポルフィンナトリウムが集まったがん細胞にレーザー光線を照射すると光化学反応をおこし,発生する活性酸素ががん細胞を死滅させます。正常な細胞はほとんどダメージを受けません。

使用上の注意

警告

基本的注意

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/ポルフィリン症/がんが気管支軟骨層より外側に浸潤している人/太い気管の広範な病巣または気管狭窄を来している人/肺の亜区域支より末梢側にがんのある人/食道がんにおいて,化学放射線療法または放射線療法前のCT検査で腫瘍が大動脈に浸潤している(AortaT4)と診断された人
(2)慎重に使用すべき場合……光線過敏症をおこすことがある医薬品を併用している人/肺がんにおける気管がん/肝機能障害/高齢者
(3)光線過敏症……(1)本剤の使用により光感受性が高められると,光線過敏症をおこすことがあります。そのため,使用後の2週間は直射日光を避け,遮光カーテンなどを用いて照度500ルクス以下に調整した室内で過ごします。また,投与後3日間はサングラスをかけます。(2)使用後2週間が経過した後に指,手のひら,手の甲を直射日光で5分間曝露させたとき,紅斑,水疱などの光線過敏反応を示した場合には,さらに1週間直射日光を避けるなどして,異常がみられなくなるまで同様の試験を繰り返し行います。(3)光線過敏反応が消失した後も,使用後4週間以内の外出に際しては帽子,手袋,長袖などの衣類やサングラスを使用して日光を避けるようにします。
(4)定期的検査……早期肺がんの光線力学的療法後は,定期的に内視鏡検査,細胞診,組織診などを行い,病巣の経過を観察していきます。
(5)クロレラ加工品など……本剤の使用時およびその前後にクロレラ加工品などを摂取すると,光線過敏症をおこすおそれがあるので,十分注意してください。摂取した場合には,直射日光を避けてください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:原則として使用しない。やむを得ず使用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)(レーザ光照射後,肉芽形成による気管狭窄から)呼吸困難。(2)肝機能障害。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)おこることがある副作用……光線過敏症,かゆみ/喀痰,血痰,せき,咽頭痛/しゃっくり/食道痛,嚥下障害,下痢,嚥下痛,上腹部痛,悪心,嘔吐,便秘,食道炎/発熱,倦怠感,胸部不快感,背部痛
(2)検査などでわかる副作用……血中アルブミン減少,リンパ球減少・増多,白血球減少・増多,好中球減少・増多,単球増多,ヘモグロビン減少・増多,血小板減少,血中カリウム上昇,乳状血清/BUN上昇,タンパク尿/低酸素症/CRP上昇/心電図異常(房室ブロック,洞性頻脈),低カルシウム血症

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用によって本剤の光感受性を高め,光線過敏症をおこすことがある薬剤……テトラサイクリン系薬剤(テトラサイクリン系抗生物質),スルフォンアミド系薬剤,フェノチアジン系薬剤(フェノチアジン系薬剤),スルフォニルウレア系血糖降下剤(糖尿病治療薬(スルフォニルウレア系)),チアジド系利尿薬(チアジド系薬剤),ニューキノロン系抗菌薬(ニューキノロン剤),非ステロイド性消炎鎮痛薬,フルオロウラシル系抗悪性腫瘍薬,メトトレキサート(メトトレキサート)(メトトレキサート),グリセオフルビン,メトキサレン(メトキサレン)など

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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