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メマリー (メマンチン塩酸塩) 第一三共 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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めまりー

メマリー

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

その他の循環器系の薬/脳代謝賦活薬・認知症の薬

解説タイトル

認知症治療薬(2)

一般名

メマンチン塩酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 5mg 1錠 137.70円
錠剤 / 10mg 1錠 246.00円
錠剤 / 20mg 1錠 439.70円

製薬会社

第一三共

先発/ジェネリック

先発品

分類

NMDA受容体拮抗アルツハイマー型認知症治療薬

規制

劇薬

使用量と回数

1日1回5mgから開始し,1週間に5mgずつ増量する。維持量は1日1回20mg。

識別コード

5mg 包装コード:5mg 本体コード:5
10mg 包装コード:10mg 本体コード:10
20mg 包装コード:20mg 本体コード:20

その他

保険収載年:2011/3

メマリー錠5mg

メマリー錠20mg

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

中等度および高度アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制
〈注意〉(1)アルツハイマー型認知症と診断された人にのみ使用します。(2)本剤がアルツハイマー型認知症の病態そのものの進行を抑制するという成績は得られていません。(3)アルツハイマー型認知症以外の認知症性疾患に対して本剤の有効性は確認されていません。

解説

本剤は,アセチルコリンエステラーゼ阻害薬(認知症治療薬(1)(アセチルコリンエステラーゼ阻害薬))とは異なる作用機序の薬剤です。そのため,併用して処方されることもあります。
脳の神経細胞の障害は,グルタミン酸の過剰とその毒性が関与しているという考えに基づいて開発されました。神経細胞にあるグルタミン酸受容体のNMDA受容体に結合し,カルシウムイオンが神経細胞に流入することを抑制して神経細胞を守り,認知症症状の進行を抑制します。
中等度・高度のアルツハイマー型認知症の標準治療薬の1つとして,世界70以上の国で使われています。効果があるのはアルツハイマー型の認知症で,脳血管障害による認知症には処方されません。

使用上の注意

警告

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……てんかんまたはけいれんの前歴/腎機能障害/高度の肝機能障害/尿のpH(ペーハー)を上昇させる因子を有する人
(3)過量服用……本剤は,医療従事者や家族などの管理のもとで服用する必要があります。過量に服用すると,不穏,幻視,けいれん,傾眠,昏迷,意識消失,昏睡,複視,激越などがおこることがあるので,指示量以上は絶対に服用しないでください。
(4)めまい……服用の初期にめまいがおこることがあるので,症状がみられたらすぐに処方医へ連絡してください。
(5)危険作業は中止……眠け,めまいなどが現れるおそれがあるので,服用中は高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)けいれん。(2)失神,意識消失。(3)精神症状(激越,幻覚,錯乱など)。(4)肝機能障害,黄疸。(5)横紋筋融解症(筋肉痛,脱力感など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,処方医に連絡する副作用……発疹
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……めまい,頭痛,傾眠,不眠,徘徊(はいかい),不穏,易怒性,不安,歩行障害,不随意運動(ふるえ,チック,ジスキネジーなど),活動性低下,鎮静/頻尿,尿失禁/便秘,食欲不振,吐きけ,嘔吐,下痢,便失禁/転倒,浮腫,体重減少,倦怠感,発熱
(3)検査などでわかる副作用……尿潜血,BUN上昇/肝機能異常/消化管潰瘍/血圧上昇,血圧低下,貧血,上室性期外収縮/血糖値上昇,CK上昇,コレステロール上昇,トリグリセリド上昇

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)本剤との併用で作用が強まる薬剤……ドパミン作動薬(レボドパ(ドパミン前駆物質(レボドパ))など)
(2)本剤との併用で血中濃度が低下する薬剤……ヒドロクロロチアジド(チアジド系薬剤
(3)本剤との併用で血中濃度が上昇するおそれがある薬剤……腎尿細管分泌(カチオン輸送系)により排泄される薬剤(シメチジン(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)),尿アルカリ化をおこす薬剤(アセタゾラミド(アセタゾラミド))
(4)併用すると相互に作用が増強されるおそれがある薬剤……NMDA受容体拮抗作用を有する薬剤(アマンタジン塩酸塩(アマンタジン塩酸塩),デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(非麻薬系中枢性鎮咳薬))

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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