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バイエッタ皮下注10μgペン300 (エキセナチド) アストラ [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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バイエッタ皮下注10μgペン300

処方薬

種別

注射薬

大分類/中分類

在宅で管理する注射薬/糖尿病の薬

解説タイトル

糖尿病治療薬(2)(インクレチン関連製剤)

一般名

エキセナチド
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

注射用剤 / 300μg 1キット 9,937.00円

製薬会社

アストラ

先発/ジェネリック

先発品

分類

2型糖尿病治療薬

規制

劇薬

使用量と回数

[バイエッタ皮下注]1日2回,朝食・夕食前(60分以内)に指定された単位を皮下注射。[ビデュリオン皮下注用]週1回,2mgを皮下注射。

識別コード

その他

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

[ビクトーザの適応症]2型糖尿病。ただし,糖尿病治療の基本である食事療法,運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限る。
[バイエッタの適応症]2型糖尿病。ただし,食事療法・運動療法に加えてスルフォニルウレア剤(ビグアナイド系薬剤(糖尿病治療薬(ビグアナイド系))またはチアゾリジン系薬剤(ピオグリタゾン塩酸塩)との併用を含む)を使用しても十分な効果が得られない場合に限る。
[ビデュリオンの適応症]2型糖尿病。ただし,食事療法・運動療法に加えてスルフォニルウレア剤,ビグアナイド系薬剤およびチアゾリジン系薬剤(各薬剤単独療法または併用療法を含む)による治療で十分な効果が得られない場合に限る。
[リキスミアの適応症]2型糖尿病。ただし,以下のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る→(1)食事療法・運動療法に加えてスルフォニルウレア剤(ビグアナイド系薬剤との併用を含む)を使用,(2)食事療法,運動療法に加えて持効型溶解インスリンまたは中間型インスリン製剤(糖尿病治療薬(1)(インスリン製剤)) (スルフォニルウレア剤との併用を含む)を使用
[トルリシティの適応症]2型糖尿病。ただし,食事療法,運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限る。

解説

食事の摂取に伴い,消化管から産生されるホルモン「インクレチン」の1つであるグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)には,膵臓のβ(ベータ)細胞に働いてインスリンを放出させ血糖値を下げる作用があります。このGLP-1の血糖コントロール作用を利用した血糖降下薬です。
GLP-1には,血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンの分泌を抑制する作用,胃内容物の排出を遅らせる作用,食欲を抑える作用もあり,空腹時や特に食後の血糖値の上昇を抑制し,体重の減少効果も認められています。
なお,バイエッタとビデュリオンは他のスルフォニルウレア剤などの糖尿病薬と併用して用いる薬剤で,本剤の単独療法に関する有効性・安全性は確立していません。

使用上の注意

警告

基本的注意

*ビクトーザ,バイエッタ,ビデュリオン,トルリシティの添付文書による

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/糖尿病性ケトアシドーシス,糖尿病性昏睡,1型糖尿病/重症感染症,手術などの緊急の場合
[バイエッタ,ビデュリオンのみ]前昏睡/透析患者を含む重い腎機能障害
(2)慎重に使用すべき場合……糖尿病胃不全麻痺などの胃腸障害/腎機能障害/肝機能障害/膵炎の前歴/低血糖をおこすおそれのある状態のとき(脳下垂体機能不全・副腎機能不全,栄養不良状態,飢俄(きが)状態,不規則な食事摂取,食事摂取量の不足,衰弱状態,激しい筋肉運動,過度のアルコール摂取)/腹部手術の前歴/腸閉塞の前歴/高齢者
[ビクトーザ,トルリシティのみ]スルフォニルウレア剤またはインスリン製剤を投与中
(3)定期的に検査……本剤を使用する場合には,血糖,尿酸を定期的に検査し,薬剤の効果を確かめ,3~4カ月間使用して効果が不十分な場合には,速やかに他の治療薬へ切り替えます。
(4)食事摂取量(食事療法)……本剤の使用継続中に,患者の不養生,感染症の合併などにより効果がなくなったり,不十分になる場合があります。本剤の使用中は指定された食事摂取量を守り,また血糖値,感染症の有無などに十分注意してください。
(5)妊婦など……妊婦または妊娠している可能性のある人は本剤を使用せず,インスリン製剤を使用します。動物実験で,胎児の発育遅延(バイエッタのみ),軽度の骨格異常などが報告されています。
(6)甲状腺関連の有害事象……[ビクトーザ,ビデュリオン,トルリシティ]臨床試験において,血中カルシトニン値上昇,甲状腺腫,甲状腺新生物(腫瘍)などの甲状腺関連の有害事象が報告されています。本剤の使用中は甲状腺関連の症候に注意し,異常が認められた場合には専門医を受診してください。
(7)作用の遅延……[バイエッタ]本剤と併用すると,抗生物質,経口避妊薬などの経口剤は作用の発現が遅れるおそれがあります。本剤を使用する少なくとも1時間前にこれらの薬剤は服用してください。
(8)危険作業に注意……本剤を服用すると,低血糖をおこすことがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は十分に注意してください。
(9)その他……
・妊婦での安全性:未確立。原則として使用しない。
・授乳婦での安全性:使用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)低血糖および低血糖症状(脱力感,倦怠感,高度の空腹感,冷汗,顔面蒼白,動悸,ふるえ,頭痛,めまい,吐きけ,知覚異常など)。(2)急性膵炎,壊死性膵炎。(3)腸閉塞(高度の便秘,腹部膨満,持続する腹痛,嘔吐)。
[バイエッタ,ビデュリオンのみ](4)腎不全。(5)アナフィラキシー反応,血管浮腫。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)おこることがある副作用……頭痛,めまい,味覚異常,傾眠/悪心,便秘,食欲減退,嘔吐,腹部不快感,腹部膨満,下痢,消化不良,上腹部痛,下腹部痛,胃炎,胃腸炎,十二指腸炎,逆流性食道炎,鼓腸,おくび/体重減少,脱水,味覚異常/発疹,じん麻疹,多汗症,全身性そう痒症,斑状皮疹,丘疹,脱毛症/注射部位(紅斑,かゆみ,不快感,疼痛,発疹,湿疹,その他の注射部位反応)/倦怠感,冷感,胸部不快感,脱力感,感覚鈍麻,神経過敏・緊張,甲状腺結節,糖尿病性網膜症,胸痛
(2)検査などでわかる副作用……肝機能異常/クレアチニン増加/血糖値低下/CK上昇/高血圧/心室性期外収縮/リパーゼ増加,アミラーゼ増加/高脂血症

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると低血糖症がおこることがある薬剤……糖尿病治療薬(ビグアナイド系薬剤,スルフォニルウレア剤,速効型インスリン分泌促進薬(速効型食後血糖降下薬),α-グルコシダーゼ阻害薬(食後過血糖改善薬),チアゾリジン系薬剤(ピオグリタゾン塩酸塩),選択的ジペプチジルペプチダーゼ-4阻害薬(選択的ジペプチジルペプチターゼ(DPP)-4阻害薬),選択的SGLT2阻害薬(選択的SGLT2阻害薬),インスリン製剤(糖尿病治療薬(1)(インスリン製剤))など)
[バイエッタ,ビデュリオン,トルリシティのみ]
(2)併用すると本剤の血糖降下作用が強まることがある薬剤……β遮断薬(ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの))(ベーター・ブロッカー(適応症が狭心症と高血圧のもの)),サリチル酸誘導体(アスピリン),モノアミン酸化酵素阻害薬(モノアミン酸化酵素の働き
(3)併用すると本剤の血糖降下作用が弱まることがある薬剤……アドレナリン,副腎皮質ステロイド(副腎皮質ステロイド薬),甲状腺ホルモン(甲状腺製剤
(4)本剤と併用すると作用の発現が遅れるおそれがある薬剤……クマリン系薬剤(ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム)),HMG-CoA還元酵素阻害薬(HMG-CoA還元酵素阻害薬)/[バイエッタのみ]抗生物質,経口避妊薬(低用量ピル

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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