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スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入

外用薬

処方薬情報の見方

種別

外用薬

大分類/中分類

吸入薬/吸入薬

解説タイトル

抗コリン薬

一般名 解説

チオトロピウム臭化物水和物
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

吸入剤 / 150μg 1キット 3,600.50円

製薬会社 解説

ベーリンガー

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

気管支拡張薬

規制 解説

使用量と回数 解説

識別コード 解説

その他 解説

スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎,肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解:ウルティブロ,アノーロ,スピオルト,ビベスピは長時間作用性吸入抗コリン薬および長時間作用性吸入β2刺激薬の併用が必要な場合に使用。
[スピリーバ1.25μgレスピマット,アトロベントのみの適応症]気管支ぜんそくの気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解:スピリーバ1.25μgレスピマットは,吸入ステロイド薬などにより症状の改善が得られない場合,あるいは患者の重症度から吸入ステロイド薬などとの併用による治療が適切と判断された場合にのみ,本剤と吸入ステロイド薬などを併用して使用。

解説 解説

気管支を収縮させる作用があるアセチルコリンの働きを阻害することで気管支を拡張させます。スピリーバ,シーブリ,ウルティブロ,エンクラッセ,アノーロ,スピオルトは長時間作用型のため,1日1回の吸入で効きめが持続します。ちなみにアトロベントは1日3~4回,エクリラとビベスピは1日2回,吸入します。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*スピリーバ,アトロベント,シーブリ,エクリラなどの添付文書による

(1)使用してはいけない場合……閉塞隅角緑内障/前立腺肥大症などによる排尿障害
[チオトロピウム臭化物水和物,イプラトロピウム臭化物水和物,スピオルト]本剤の成分またはアトロピン系薬剤(鎮けい薬)(散瞳薬)およびその類縁物質に対するアレルギーの前歴
[グリコピロニウム臭化物,アクリジニウム臭化物,ウメクリジニウム臭化物,ウルティブロ,アノーロ,ビベスピ]本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に使用すべき場合……[イプラトロピウム臭化物水和物]上室性不整脈またはその前歴/開放隅角緑内障/[チオトロピウム臭化物水和物]心不全,心房細動,期外収縮またはこれらの前歴/中等度以上の腎機能低下(クレアチニンクリアランス値50mL/分以下)/前立腺肥大/[グリコピロニウム臭化物]心不全,心房細動,期外収縮またはこれらの前歴/重度の腎機能障害(推算糸球体濾過量(eGFR)が30mL/分/1.73m2未満)または透析を必要とする末期腎不全/前立腺肥大(排尿障害がある場合を除く)/[アクリジニウム臭化物,ウメクリジニウム臭化物]心不全,心房細動,期外収縮またはこれらの既往歴/前立腺肥大(排尿障害がある場合を除く)/高齢者(アクリジニウム臭化物のみ)
(3)指示量の厳守……定められた用量以上を使用すると副作用がおこりやすくなるので,指示された量や回数を厳守してください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

[イプラトロピウム臭化物水和物](1)アナフィラキシー様症状(じん麻疹,血管浮腫,発疹,気管支けいれん,口腔咽頭浮腫など)。(2)上室性頻脈,心房細動。
[チオトロピウム臭化物水和物,スピオルト](1)心不全,心房細動,期外収縮。(2)イレウス(腸閉塞)。(3)閉塞隅角緑内障(視力低下,眼痛,頭痛,眼の充血など)。(4)アナフィラキシー(じん麻疹,血管浮腫,呼吸困難など)。
[グリコピロニウム臭化物,アクリジニウム臭化物,ウメクリジニウム臭化物,アノーロ](1)心房細動。
[ウルティブロ,ビベスピ](1)重篤な血清カリウム値の低下。(2)心房細動。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

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データ更新日:2023/09/27