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びびあんと
ビビアント
内服薬
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
閉経後骨粗鬆症
解説 解説
骨粗鬆症は,骨強度の低下によって骨折リスクが高くなる骨の疾患です。ラロキシフェン塩酸塩,バゼドキシフェン酢酸塩は各組織のエストロゲン受容体と結合し,その結合体は転写促進因子あるいは転写抑制因子と複合体を形成して,組織選択的なエストロゲン作用を示します。その結果として閉経後に骨吸収が亢進するのを抑制し,治療効果を示します。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
*ラロキシフェン塩酸塩(エビスタ)の添付文書による
(1)服用してはいけない場合……深部静脈血栓症・肺塞栓症・網膜静脈血栓症などの静脈血栓塞栓症またはその前歴/長期不動状態(術後回復期,長期安静期など)/抗リン脂質抗体症候群/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人,授乳婦
(2)慎重に服用すべき場合……経口エストロゲン療法による顕著な高トリグリセリド血症(500mg/dL超)の前歴/腎機能障害/肝機能障害
(3)静脈血栓塞栓症……(1)本剤を服用すると静脈血栓塞栓症(「重大な副作用」参照)のリスクが上昇します。(2)長期不動状態(術後回復期,長期安静期など)に入る人は,その3日前には服用を中止し,完全に歩行可能になるまでは服薬しないようにしてください。
(4)女性……外国での骨粗鬆症治療(骨折)試験で,本剤の服用群はプラセボ(偽薬)群に比べて,子宮内膜の厚さがわずかに増加したとの報告があります。臨床的に意味のある子宮内膜の増殖とはされていませんが,服用中に子宮内膜の異常(原因不明の子宮・性器出血など)がみられたら,すぐに処方医に連絡してください。
(5)栄養状態……本剤を服用しているときは,適切な栄養状態,特にカルシウムとビタミンDの適切な摂取に気をつけてください。
(1)服用してはいけない場合……深部静脈血栓症・肺塞栓症・網膜静脈血栓症などの静脈血栓塞栓症またはその前歴/長期不動状態(術後回復期,長期安静期など)/抗リン脂質抗体症候群/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人,授乳婦
(2)慎重に服用すべき場合……経口エストロゲン療法による顕著な高トリグリセリド血症(500mg/dL超)の前歴/腎機能障害/肝機能障害
(3)静脈血栓塞栓症……(1)本剤を服用すると静脈血栓塞栓症(「重大な副作用」参照)のリスクが上昇します。(2)長期不動状態(術後回復期,長期安静期など)に入る人は,その3日前には服用を中止し,完全に歩行可能になるまでは服薬しないようにしてください。
(4)女性……外国での骨粗鬆症治療(骨折)試験で,本剤の服用群はプラセボ(偽薬)群に比べて,子宮内膜の厚さがわずかに増加したとの報告があります。臨床的に意味のある子宮内膜の増殖とはされていませんが,服用中に子宮内膜の異常(原因不明の子宮・性器出血など)がみられたら,すぐに処方医に連絡してください。
(5)栄養状態……本剤を服用しているときは,適切な栄養状態,特にカルシウムとビタミンDの適切な摂取に気をつけてください。
重大な副作用 解説
(1)深部静脈血栓症,肺塞栓症,網膜静脈血栓症(下肢の痛み・むくみ,突然の呼吸困難・息切れ・胸痛,急性視力障害など)。(2)肝機能障害。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(1)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……腹部膨満,吐きけ,おくび/皮膚炎,かゆみ/腟分泌物,良性の子宮内腔液増加/乳房緊満/下肢けいれん,体重増加,感覚減退,ほてり,多汗,末梢性浮腫,表在性血栓性静脈炎
(2)検査などでわかる副作用……血小板数・ヘモグロビン・ヘマトクリット減少/カルシウム・総タンパク・アルブミン・AL-P・リン減少/γ-GTP上昇
(2)検査などでわかる副作用……血小板数・ヘモグロビン・ヘマトクリット減少/カルシウム・総タンパク・アルブミン・AL-P・リン減少/γ-GTP上昇
併用してはいけない薬 解説
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。
注意して併用すべき薬
(1)併用すると本剤の血中濃度が低下する薬剤……コレスチラミン(コレスチラミン),アンピシリン水和物(広域感性ペニシリン)
(2)本剤との併用でプロトロンビン時間が減少することがある薬剤……クマリン系抗凝血薬(ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム))
(2)本剤との併用でプロトロンビン時間が減少することがある薬剤……クマリン系抗凝血薬(ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム))
海外評価 解説
- 0点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2023/09/27