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ワルファリンK (ワルファリンカリウム) 陽進堂 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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わるふぁりんけー

ワルファリンK

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

その他の循環器系の薬/血液凝固を防ぐ薬

解説タイトル

ワルファリンカリウム

一般名

ワルファリンカリウム
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

細粒剤 / 0.2% 1g 8.40円

製薬会社

陽進堂

先発/ジェネリック

ジェネリックジェネリック医薬品

分類

抗凝血薬(クマリン系)

規制

使用量と回数

処方医の指示通りに服用。

識別コード

0.2% 包装コード:YD 697  本体コード:

その他

保険収載年:1978/2

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

血栓塞栓症(静脈血栓症,心筋梗塞症,肺塞栓症,脳塞栓症,緩徐に進行する脳血栓症など)の治療および予防

解説

本剤は,肝臓で血液凝固因子の一つプロトロンビンが生成されるのを抑制することにより,血液凝固作用を著しく阻害します。
この薬は使い方がむずかしいので,処方医の指示にきちんと従うことが大切です。特に,他の薬剤を服用しているときは,そのことを処方医に必ず伝えてください。

使用上の注意

警告

 本剤と抗がん薬カペシタビン(カペシタビンほか)との併用で,本剤の作用が強まって出血がおこり,死亡に至ったとの報告があります。併用する場合は,定期的に血液凝固時間の検査を受けてください。

基本的注意

*ワルファリンカリウム(ワーファリン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……出血している人(血小板減少性紫斑病,血管障害による出血傾向,血友病その他の血液凝固障害,月経期間中,手術時,消化管潰瘍,尿路出血,喀血,流早産・分娩直後など性器出血を伴う妊産褥婦,頭蓋内出血の疑いのある人など)/出血する可能性のある人(内臓腫瘍,消化管の憩室炎,大腸炎,亜急性細菌性心内膜炎,重症高血圧症,重症糖尿病など)/重い肝機能障害・腎機能障害/中枢神経系の手術または外傷後日の浅い人/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人/骨粗鬆症(こつそしょうしょう)治療用ビタミンK2製剤(メナテトレノン(メナテトレノン(ビタミンK2)))の服用中/イグラチモド(その他のディーマード(DMARD)製剤)の服用中/ミコナゾール(ゲル剤(カンジダ治療薬)・注射薬)の服用中
(2)慎重に服用すべき場合……肝炎,下痢,脂肪の吸収不全,慢性アルコール中毒,うっ血性心不全,敗血症,遷延性低血圧症,新生児のビタミンK欠乏時/ビタミンK摂取時/悪性腫瘍/甲状腺機能亢進症・低下症/産褥婦,新生児
(3)指示を厳守……本剤は,必ず指示されたとおりに服用してください。服用を忘れたときの対応の仕方なども,処方医から伝えられます。また,他院や他科を受診するときは,本剤の服用を医師,歯科医師,薬剤師に知らせてください。
(4)抗凝血薬療法手帳……本剤の服用者には,患者用説明書,患者携帯用の抗凝血薬療法手帳があります。これをもらい,常に携帯していてください。
(5)急な服用中止……服用を急に中止すると,血栓が生じるおそれがあります。自己判断で服用を中止しないでください。
(6)定期検査……本剤に対する感受性は個人差が大きく,同じ人でも変化することがあります。定期的に,プロトロンビン時間測定,トロンボテストなどの血液凝固能検査などを,特に服用の初期には,繰り返し受ける必要があります。
(7)仕事……服用中は,傷を受けやすい仕事には従事しないようにしてください。
(8)手術・抜歯……服用中に手術や抜歯をすることになったら,事前に処方医に相談してください。
(9)妊娠の可能性……本剤の服用によって,胎児の出血傾向に伴う死亡,分娩時の母体の異常出血などがおこることがあります。妊娠する可能性のある人は,処方医とよく相談し,納得がいった場合のみ服用してください。
(10)飲食物……服用中は,納豆,クロレラ食品,セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品の摂取を控えてください。併用すると本剤の作用を弱めることがあります。
(11)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・新生児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)脳出血などの臓器内出血,粘膜出血,皮下出血。(2)(服用早期に)皮膚の壊死。(3)肝機能障害,黄疸。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ,紅斑,じん麻疹,皮膚炎,発熱)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……悪心・嘔吐,下痢/脱毛,抗甲状腺作用
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT上昇

併用してはいけない薬

(1)骨粗鬆症治療用ビタミンK2製剤:メナテトレノン(メナテトレノン(ビタミンK2))(グラケー)→併用すると本剤の効果を弱めるので,ワルファリンカリウムが必要な場合は服用を中止します。(2)イグラチモド(その他のディーマード(DMARD)製剤)(ケアラム,コルベット)→本剤の作用を強めることがあります。本剤による治療が必要な場合は本剤を優先し,イグラチモドを服用してはいけません。(3)ミコナゾール〈ゲル剤・注射薬〉(フロリードゲル経口用(カンジダ治療薬),フロリードF注)→本剤の作用を強めることがあります。また,併用中止後も本剤の作用が遷延し,出血やINR上昇に至ったとの報告もあります。本剤による治療を必要とする場合は本剤の治療を優先し,ミコナゾール〈ゲル剤・注射薬〉を使用してはいけません。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤の作用が強まる薬剤……催眠鎮静薬:抱水クロラール(トリクロホスナトリウム)/抗てんかん薬:エトトイン,バルブロ酸ナトリウム/解熱鎮痛薬:アセトアミノフェン,セレコキシブ,トラマドール塩酸塩,ブコローム,メロキシカム,ロルノキシカム,アスピリン,イブプロフェン,インドメタシンなど/精神神経用薬:メチルフェニデート塩酸塩,三環系抗うつ薬,パロキセチン塩酸塩水和物,フルボキサミンマレイン酸塩,モノアミノ酸化酵素阻害薬(モノアミン酸化酵素の働き)/不整脈治療薬:アミオダロン塩酸塩,プロパフェノン塩酸塩,キニジン硫酸塩水和物/高脂血症治療薬:シンバスタチン,フルバスタチンナトリウム,ロスバスタチンカルシウム,ベザフィブラートなど/消化性潰瘍治療薬:オメプラゾール,シメチジン/ホルモン剤/甲状腺製剤:レボチロキシンナトリウム水和物など/抗甲状腺製剤:チアマゾール/グルカゴン/蛋白同化ステロイド/ダナゾール/男性ホルモン:メチルテストステロンなど/痔疾治療薬:トリベノシドなど/血液凝固阻止剤:ヘパリンナトリウム,ヘパリンカルシウム,低分子量ヘパリン(ダルテパリンナトリウム)など/血小板凝集抑制剤:アスピリン,イコサペント酸エチル,オザグレルナトリウム,クロピドグレル硫酸塩,サルポグレラート塩酸塩,シロスタゾールなど/血栓溶解剤:ウロキナーゼなど/抗血栓剤:乾燥濃縮人活性化プロテインCなど/痛風治療薬:アロプリノール,プロベネシド,ベンズブロマロン/酵素製剤:プロナーゼ,ブロメライン/抗リウマチ薬:レフルノミド/抗腫瘍薬:タモキシフェンクエン酸塩,トレミフェンクエン酸塩,ゲフィチニブ,フルタミド,イマチニブメシル酸塩,フルオロウラシル系製剤およびその配合剤/アレルギー用薬:ザフィルルカスト,トラニラスト/抗生物質製剤:アミノグリコシド系,クロラムフェニコール系,セフェム系,テトラサイクリン系,マクロライド系,ペニシリン系/抗結核薬:パラアミノサリチル酸カルシウム水和物,イソニアジド/化学療法薬:キノロン系抗菌剤(ナリジクス酸,オフロキサシン,シプロフロキサシンなど),サルファ剤およびその配合剤/抗真菌薬:アゾール系抗菌薬(イトラコナゾール,フルコナゾール,ホスフルコナゾール,ボリコナゾール,ミコナゾール硝酸塩〈腟坐剤・クリーム剤〉など)/抗HIV薬:サキナビル,デラビルジンメシル酸塩,ホスアンプレナビルカルシウム水和物など/抗原虫薬:キニーネ塩酸塩水和物,メトロニダゾール/その他の医薬品:インターフェロン,ジスルフィラム,イプリフラボン
(2)併用すると本剤の作用が弱まる薬剤など……催眠鎮静薬:バルビツール酸系(フェノバルビタールなど)/抗てんかん薬:カルバマゼピン,プリミドン/精神神経用薬:トラゾドン塩酸塩/高脂血症治療薬:コレスチラミン/ビタミン剤:ビタミンKおよびビタミンK含有製剤(フィトナジオン,メナテトレノン),経口栄養剤,高カロリー輸液用総合ビタミン剤など/抗結核薬:リファンピシン/抗真菌薬:グリセオフルビン/鎮吐剤(アプレピタント)/その他の医薬品:ボセンタン水和物/飲食物:セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品,ビタミンK含有食品(納豆,クロレラ食品,青汁など)
(3)併用すると本剤の作用が増強または減弱される薬剤など……抗てんかん薬:フェニトイン,ホスフェニトインナトリウム水和物/ホルモン剤:副腎皮質ホルモン(プレドニゾロンなど)/飲食物:アルコール,
(4)併用すると相互の作用が増強される薬剤……糖尿病治療薬:スルフォニルウレア系糖尿病治療薬(グリベンクラミド,グリメピリド,クロルプロパミドなど)
(5)併用すると本剤の作用が減弱,併用薬の作用が増強される薬剤……抗腫瘍薬:アザチオプリン,メルカプトプリン
(6)併用すると毒性が増強される薬剤……抗リウマチ薬:オーラノフィン
(7)併用すると本剤の作用が変化するおそれがある薬剤……抗HIV薬:ネビラピン,リトナビル,ロピナビル・リトナビル配合剤
(8)本剤との併用で胃腸出血などの報告がある薬剤……抗腫瘍薬:エルロチニブ塩酸塩
(9)併用すると相互に出血傾向が強まることがある薬剤……アレルギー用薬:オザグレル塩酸塩水和物/リバーロキサバン,アピキサバン

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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