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ハイカムチン注射用 (ノギテカン塩酸塩) 日本化薬 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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はいかむちんちゅうしゃよう

ハイカムチン注射用

処方薬

種別

注射薬

大分類/中分類

がんに使われる注射薬/代謝拮抗薬

解説タイトル

ノギテカン塩酸塩

一般名

ノギテカン塩酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

注射用剤 / 1.1mg 1瓶 8,610.00円

製薬会社

日本化薬

先発/ジェネリック

先発品

分類

トポイソメラーゼ阻害薬

規制

劇薬

使用量と回数

識別コード

その他

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

小細胞肺がん,がん化学療法後に増悪した卵巣がん,小児悪性固形腫瘍,進行または再発の子宮頸がん

解説

DNAトポイソメラーゼは,DNAの複製,転写,組み換えなどのあらゆるDNA代謝に関わる重要な酵素です。
ノギテカン塩酸塩は,トポイソメラーゼの働きを阻害することによって,がん細胞の代謝に拮抗します。イリノテカン塩酸塩注,ノギテカン塩酸塩注,エトポシド注・内服などは,代謝拮抗薬に分類されますが,トポイソメラーゼ阻害薬という分類をつくることもあります。

使用上の注意

警告

(1)本剤は,骨髄機能抑制の副作用が強い薬剤です。使用に際しては,緊急時に十分に措置できる医療施設で,がん化学療法に十分な経験を持つ医師に,有効性・危険性を十分に聞き・たずね,同意してから受けなければなりません。
(2)本剤を含む小児悪性固形腫瘍に対するがん化学療法は,小児のがん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで受けなければなりません。

基本的注意

(1)使用してはいけない場合……重い骨髄機能抑制/重い感染症の合併/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人,授乳婦
(2)慎重に使用すべき場合……骨髄機能抑制/腎機能障害/間質性肺炎・放射線肺炎・肺線維症の前歴または合併症のある人/全身衰弱の著しい人/高齢者
(3)がん原性……本剤のがん原性試験は実施されていませんが,染色体異常試験,遺伝子突然変異試験,小核試験の遺伝毒性試験で,いずれも陽性と報告されており,がん原性を持つ可能性があります。
(4)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が使用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(5)頻回に検査……骨髄機能抑制などの重い副作用がおこることがあるので,頻回に血液,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(6)危険作業に注意……易疲労感が発現した場合には,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は十分注意してください。
(7)その他……
・低出生体重児,新生児,乳児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)重度の骨髄機能抑制(白血球減少,好中球減少,赤血球減少,汎血球減少,ヘモグロビン減少,血小板減少,発熱性好中球減少症など)。(2)下血を含む消化管出血。(3)間質性肺炎。(4)肺塞栓症,深部静脈血栓症。(5)類似薬(イリノテカン塩酸塩)で,高度な下痢,腸管穿孔(せんこう),腸閉塞。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)おこることがある副作用……悪心・嘔吐,食欲不振,口内炎,下痢,便秘,腹痛,胃炎,イレウス(腸閉塞),呼気臭,口内乾燥,鼓腸,歯肉出血,舌変色,舌障害,直腸しぶり/血尿,排尿異常,出血性膀胱炎,膿尿/脱毛,爪の障害,多汗症/発疹,かゆみ,じん麻疹/発熱,易疲労感,体重減少,状態悪化,頭痛,倦怠感,疼痛(筋肉痛,関節痛,背部痛,腰痛,四肢痛など),注射部位反応,浮腫,悪寒,無力症,インフルエンザ様疾患,口渇/味覚異常,めまい,末梢性ニューロパチー,耳鳴り,感覚鈍麻,不安,傾眠,回転性めまい,けいれん,錯感覚,不全麻痺,失神,異常な夢,うつ病,神経過敏/頻脈,不整脈,心房細動,心不全,チアノーゼ,循環虚脱,表在性静脈炎/静脈炎,感染症,胸痛,口腔咽頭痛,せき,呼吸困難,脱水,ぜんそく,結膜炎,視力障害,骨痛,筋痙縮(けいしゅく),外陰部障害,性器分泌物,鼻出血,咽頭炎
(2)検査などでわかる副作用……ALT・AST・AL-P上昇,総ビリルビン上昇,肝機能障害/BUN上昇,尿糖,尿タンパク,尿沈渣,尿ウロビリノーゲン,アルブミン尿,腎機能障害/低血圧,心電図異常/ナトリウム減少・増加,総タンパク減少,アルブミン減少,LDH上昇,カリウム増加・減少,クロール減少・増加,カルシウム減少,クレアチニン上昇,LDH下降,アルブミン・グロブリン比異常,尿検査異常,アシドーシス,グロブリン増加,血中マグネシウム減少,血中リン減少

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると相互に骨髄機能抑制などの副作用が強まる薬剤・療法……他の抗がん薬(シスプラチン(白金錯体抗がん薬)など)/放射線照射
(2)併用すると本剤の腎クリアランスが低下する可能性がある薬剤……プロベネシド(プロベネシド

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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