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アルケラン静注用 (メルファラン) アスペン [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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あるけらんじょうちゅうよう

アルケラン静注用

処方薬

処方薬情報の見方

種別

注射薬

大分類/中分類

がんに使われる注射薬/アルキル化剤

解説タイトル

メルファラン

一般名解説

メルファラン
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価解説

注射用剤 / 50mg 1瓶 7,929.00円

製薬会社解説

アスペン

先発/ジェネリック解説

先発品

分類解説

ナイトロジェンマスタード系薬剤

規制解説

毒薬

使用量と回数解説

識別コード解説

その他解説

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的解説

白血病,悪性リンパ腫,多発性骨髄腫,小児固形腫瘍における造血幹細胞移植時の前処置

解説解説

アルキル化剤の中でも,血液がんの一種である多発性骨髄腫に効く薬で,骨髄腫に伴う貧血症状を改善し,倦怠感・腰痛などの症状を和らげます。また,乳がんや卵巣がんの手術後の再発予防を目的に,補助療法として使われることもあります。

使用上の注意

警告解説

(1)本剤は強い骨髄機能抑制作用を持つ薬剤で,本剤を前処置剤として用いた造血幹細胞移植の後,感染症をおこして死亡した例が認められています。
(2)本剤は,緊急時に十分に措置できる医療施設で,造血幹細胞移植に十分な知識と経験を持つ医師に,本剤の有効性・危険性を十分に聞き・たずね,同意してから受けなければなりません。

基本的注意解説

(1)使用してはいけない場合……重い感染症の合併/本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に使用すべき場合……腎機能障害/肝機能障害/心機能障害(特にアントラサイクリン系薬剤など心毒性を持つ薬剤による前治療歴)/感染症の合併/高齢者
(3)定期検査……本剤の使用中は,定期的に血液,肝機能,腎機能などの検査,尿量のチェック,感染症予防のための処置(抗感染症薬など)を受ける必要があります。
(4)尿量の増加……本剤の使用に際しては,水分を十分にとって尿量の増加をはかってください。
(5)避妊……妊娠する可能性のある女性,およびパートナーが妊娠する可能性のある男性は,適切な避妊を行ってください。妊娠中に本剤を使用する場合,または本剤を使用中に妊娠した場合は,胎児に異常(死亡および催奇形性など)が生じる可能性があります。
(6)無月経,不妊症……(1)女性が使用すると,卵巣機能抑制により一時的または永久的な無月経・不妊症に陥る可能性が高いとの報告があります。(2)男性でも,一時的または永久的な不妊症をおこす可能性があります。
(7)二次発がん……アルキル化剤(メルファランを含む)の使用で,急性白血病が発生したとの報告があります。
(8)染色体異常……染色体異常がみられたとの報告があります。
(9)小児……成長障害などがおこる可能性があります。
(10)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:使用するときは授乳を中止。
・低出生体重児,新生児,乳児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用解説

(1)感染症,出血。(2)ショック,アナフィラキシー,心停止。(3)悪心・嘔吐,下痢,口内炎,粘膜炎,直腸潰瘍。(4)肝機能障害,黄疸。急激な体重増加や有痛性の肝腫大などを伴う肝中心静脈閉塞(症)。(5)心筋症,不整脈。(6)肺線維症,間質性肺炎。(7)溶血性貧血。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用解説

(1)おこることがある副作用……アレルギー症状(じん麻疹,斑状丘疹性皮疹,かゆみ,むくみ)/食欲不振/脱毛/温熱感,刺痛感/乏尿/卵巣機能不全,月経異常,けいれん
(2)検査などでわかる副作用……腎機能障害(BUN上昇,クレアチニン上昇など)

併用してはいけない薬解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると腎機能障害がおこることがある薬剤……シクロスポリン(シクロスポリン),タクロリムス水和物(タクロリムス水和物ほか
(2)本剤との併用で出血性腸炎を強めるおそれがある薬剤……ナリジクス酸→小児の死亡例があります。

海外評価解説

プレグナンシー・カテゴリー解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第31版(2018年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2018/08/14

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