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塩酸プロカルバジン (プロカルバジン塩酸塩) 中外 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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えんさんぷろかるばじん

塩酸プロカルバジン

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

がんに使われる内服薬/その他の抗がん薬

解説タイトル

プロカルバジン塩酸塩

一般名

プロカルバジン塩酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

カプセル剤 / 50mg 1カプセル 368.30円

製薬会社

中外

先発/ジェネリック

先発品

分類

核酸・蛋白合成抑制薬

規制

劇薬

使用量と回数

識別コード

50mg 包装コード: 本体コード:50mg

その他

保険収載年:1974/2

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

悪性リンパ腫(ホジキン病,細網肉腫,リンパ肉腫)/悪性星細胞腫,乏突起膠腫(こうしゅ)成分を有する神経膠腫に対する他の抗がん薬との併用療法

解説

本剤は,がん細胞内の核酸や核蛋白の働きを抑制して,抗悪性腫瘍効果を発揮します。1973年に悪性リンパ腫(ホジキン病,細網肉腫,リンパ肉腫)の治療薬として承認され,2005年に脳に発生する悪性腫瘍である悪性星細胞腫,および乏突起膠腫成分を有する神経膠腫が適応症に追加されました。
悪性星細胞腫,神経膠腫に対しては,本剤とニムスチン塩酸塩(ニムスチン塩酸塩),ビンクリスチン硫酸塩(抗悪性腫瘍ビンカアルカロイド)の3剤を併用して用います(PAV療法)。併用薬については,それぞれの項もご覧ください。

使用上の注意

警告

 本剤を含むがん化学療法は,緊急時に十分対応できる医療施設で,がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもと,本療法が適切と判断される人にのみ行わなければなりません。また,治療開始に先立ち,患者または家族は医師から有効性および危険性について十分に聞き・たずね,同意してから服用することが大切です。

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対する重いアレルギーの前歴/アルコール(飲酒)の摂取中
(2)慎重に服用すべき場合……骨髄機能抑制/肝機能障害/腎機能障害/感染症の合併/水痘/小児
(3)飲酒……本剤は,アルコールに対する耐性を低下させるおそれがあるので,服用中は禁酒してください。
(4)水痘……水痘(水ぼうそう)の人が服用すると,致命的な全身状態が現れることがあるので,状態に十分注意してください。
(5)感染症,出血傾向……服用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(6)頻回に検査……骨髄機能抑制などの重い副作用がおこることがあるので,頻回に血液,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(7)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が服用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(8)二次発がん……他の抗がん薬を併用で,急性白血病(前白血病相を伴う場合もある),骨髄異形成症候群(MDS),肺がんなどが発生したとの報告があります。
(9)その他……
・妊婦での安全性:原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)間質性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。(2)骨髄抑制(汎血球減少,白血球減少,好中球減少,血小板減少,貧血)。(3)けいれん。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)おこることがある副作用……出血/食欲減退,悪心,嘔吐,下痢,口内炎,腹痛,便秘,口渇/発疹/紅斑,色素沈着障害,かゆみ,皮膚硬化症/神経過敏,倦怠感,感覚障害,末梢性ニューロパチー,頭痛,嗜眠(しみん),ふるえ,浮動性めまい,多幸気分,反射消失/筋肉痛,発熱,筋力低下,動悸
(2)検査などでわかる副作用……ヘモグロビン減少/ALT・AST増加,肝機能異常/BUN上昇

併用してはいけない薬

アルコール→アルコールに対する耐性を低下させるおそれがあるので,服用中は禁酒してください。

注意して併用すべき薬

(1)本剤との併用で作用が強まる薬剤……バルビツール酸誘導体(バルビツール酸誘導体),フェノチアジン誘導体(フェノチアジン系薬剤),三環系抗うつ薬(三環系抗うつ薬),交感神経興奮薬

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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