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けいしかしゃくやくとう
桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)
漢方薬
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
●腹部膨満感があって,腹痛,下痢,便秘などがある人の次の諸症→しぶり腹,常習便秘,宿便,腹痛,腸炎,慢性虫垂炎,大腸カタル,移動性盲腸,慢性腹膜炎など
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(1)[桂枝加芍薬大黄湯]次の人は慎重に服用します。(1)下痢,軟便のある人,(2)著しく胃腸の虚弱な人,(3)授乳婦(乳児の下痢)
(2)[桂枝加芍薬大黄湯]妊婦または妊娠している可能性のある人は,服用しないことが望ましいです(流早産の危険性)。
(3)[桂枝加芍薬湯]妊婦または妊娠している可能性のある人では,有益と判断されたときのみ服用します。
(4)[桂枝加芍薬湯]授乳婦では,治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討します。
(2)[桂枝加芍薬大黄湯]妊婦または妊娠している可能性のある人は,服用しないことが望ましいです(流早産の危険性)。
(3)[桂枝加芍薬湯]妊婦または妊娠している可能性のある人では,有益と判断されたときのみ服用します。
(4)[桂枝加芍薬湯]授乳婦では,治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討します。
重大な副作用 解説
(1)体液の貯留,むくみ,体重増加,血圧上昇などの偽アルドステロン症(甘草配合のため)。(2)脱力感,手足のけいれんや麻痺などを初発症状とするミオパチー(低カリウム血症の結果。甘草配合のため)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
発疹や発赤,かゆみなどのアレルギー症状が現れることがあります(服用を中止して処方医へ連絡)/[桂枝加芍薬大黄湯のみ]食欲不振,腹痛,下痢など
併用してはいけない薬 解説
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。
注意して併用すべき薬
海外評価 解説
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2023/09/27