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しょうさいことう

小柴胡湯(しょうさいことう)

漢方薬

処方薬情報の見方

種別

漢方薬

大分類/中分類

漢方薬/小柴胡湯

解説タイトル

小柴胡湯

一般名 解説

小柴胡湯
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

顆粒剤 /  1g 20.30円

製薬会社 解説

ジェーピーエス

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

規制 解説

使用量と回数 解説

識別コード 解説

包装コード:J-09

その他 解説

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

●体力中等度で上腹部がはって苦しく,舌苔(ぜったい)を生じ,口中不快,食欲不振,ときに微熱,悪心などがある人の次の諸症→諸種の急性熱性病,肺炎,気管支炎,気管支ぜんそく,感冒,リンパ腺炎,慢性胃腸障害,産後回復不全など
●慢性肝炎における肝機能障害の改善

使用上の注意

警告 解説

 本剤の服用によって,間質性肺炎がおこり,死亡などの重い転帰に至ることがあります。服用した後に,せき,息切れ,呼吸困難,発熱などが現れた場合は,すぐに服用を中止し,ただちに処方医に相談してください。

基本的注意 解説

(1)次の人は服用してはいけません(禁忌)。(1)肝硬変・肝がんの人,(2)慢性肝炎における肝機能障害で血小板数が10万/mm3以下の人,(3)インターフェロン製剤(インターフェロンベータ)(インターフェロンアルファ)を投与中の人
(2)次の人は慎重に服用します。(1)体力が著しく衰えている人,(2)慢性肝炎における肝機能障害で血小板数が10万超~15万/mm3以下の人
(3)妊婦または妊娠している可能性のある人では,有益と判断されたときのみ服用します。
(4)授乳婦では,治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討します。

重大な副作用 解説

(1)発熱,せき,呼吸困難などを初発症状とする間質性肺炎。(2)体液の貯留,むくみ,体重増加,血圧上昇などの偽アルドステロン症(甘草配合のため)。(3)脱力感,手足のけいれんや麻痺などを初発症状とするミオパチー(低カリウム血症の結果。甘草配合のため)。(4)AST・ALT・AL-P・γ-GTPなどの著しい上昇を伴う肝機能障害,黄疸。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

発疹,かゆみ,じん麻疹などのアレルギー症状が現れることがあります(服用を中止して処方医へ連絡)/食欲不振,胃部不快感,悪心,嘔吐,腹痛,下痢,便秘,頻尿,排尿痛,血尿,残尿感,膀胱炎など

併用してはいけない薬 解説

インターフェロン製剤(インターフェロンアルファ(インターフェロンアルファ),インターフェロンベータ(インターフェロンベータ))→間質性肺炎が現れることがあります。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2023/09/27