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すぷれきゅあてんびえき

スプレキュア点鼻液

外用薬

処方薬情報の見方

種別

外用薬

大分類/中分類

その他の外用薬/婦人科系の外用薬

解説タイトル

ブセレリン酢酸塩

一般名 解説

ブセレリン酢酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

液剤 / 15.75mg10mL 1瓶 7,122.10円

製薬会社 解説

クリニジェン

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)誘導体製剤

規制 解説

使用量と回数 解説

識別コード 解説

その他 解説

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

子宮内膜症/子宮筋腫の縮小および子宮筋腫にもとづく諸症状(過多月経,下腹痛,腰痛,貧血)の改善/中枢性思春期早発症/生殖補助医療における卵胞成熟/生殖補助医療における早発排卵の防止

解説 解説

性ホルモンの分泌を抑え,性ホルモンに依存する子宮内膜症や中枢性思春期早発症,子宮筋腫による種々の症状を改善します。
本剤は,2022年に不妊治療薬として保険適応となりました。不妊治療に十分な知識と経験のある医師のもとで,本剤の使用により予想されるリスクおよび注意すべき症状について,あらかじめ説明を受け,納得したのち治療が始まります。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*ブセレリン酢酸塩(スプレキュア点鼻液)の添付文書による

(1)使用してはいけない場合……診断のつかない異常性器出血/本剤の成分または他のGnRH誘導体に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人,授乳婦
(2)卵巣過剰刺激症候群……本剤を用いた不妊治療を行った場合に卵巣過剰刺激症候群(おなかの張り,腹痛,吐きけ,尿量減少,急に体重が増えたなど)が現れることがあります。兆候が認められた場合には直ちに医師などに相談してください。
(3)その他……
・低出生体重児,幼児,小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)更年期障害に似たうつ症状。(2)脱毛。(3)ショック,アナフィラキシー(呼吸困難,熱感,全身紅潮,血圧低下など)。(4)狭心症,心筋梗塞,脳梗塞。(5)血小板減少,白血球減少。(6)肝機能障害,黄疸。(7)大量の不正出血。(8)腹部膨満感,下腹部痛(圧痛など)などを伴う卵巣のう胞の破裂。(9)糖尿病の発症・増悪。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2023/09/27