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わこびたーるざざい

ワコビタール坐剤

外用薬

処方薬情報の見方

種別

外用薬

大分類/中分類

催眠・鎮静薬/催眠・鎮静薬

解説タイトル

フェノバルビタールナトリウム

一般名 解説

フェノバルビタールナトリウム
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

坐剤 / 15mg 1個 31.40円
坐剤 / 30mg 1個 41.40円
坐剤 / 50mg 1個 54.10円
坐剤 / 100mg 1個 69.00円

製薬会社 解説

高田

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

催眠・鎮静・抗けいれん薬

規制 解説

劇薬

使用量と回数 解説

識別コード 解説

50mg 包装コード:50mg TAKATA
30mg 包装コード:30mg TAKATA
15mg 包装コード:15mg TAKATA
100mg 包装コード:100mg TAKATA

その他 解説

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

小児に対して経口服用が困難な場合→(a)催眠,(b)不安・緊張状態の鎮静,(c)熱性けいれん・てんかんのけいれん発作の改善

解説 解説

フェノバルビタールの坐薬は作用時間が長いため,効きすぎ(ふらつきなどの副作用)への注意が特に必要です。参考:内服のバルビツール酸誘導体(バルビツール酸誘導体)を参考にしてください。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*フェノバルビタールナトリウム(ワコビタール坐剤)の添付文書による

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分またはバルビツール酸系薬剤(バルビツール酸誘導体)に対するアレルギー/急性間欠性ポルフィリン症/ボリコナゾール(深在性真菌治療薬),タダラフィル(肺動脈性肺高血圧症治療薬(3))(肺高血圧症を適応とする場合),マシテンタン(肺動脈性肺高血圧症治療薬(1)),チカグレロル(ADP受容体阻害薬),ドラビリン(エイズ治療薬(1)),リアメット配合錠(抗マラリア薬(4)),プレジコビックス配合錠(エイズ治療薬(2)),リルピビリン塩酸塩(エイズ治療薬(1)),オデフシィ配合錠(エイズ治療薬(1)),ビクタルビ配合錠(エイズ治療薬(3)),シムツーザ配合錠(エイズ治療薬(2)),ゲンボイヤ配合錠(エイズ治療薬(3)),スタリビルド配合錠(エイズ治療薬(3)),エプクルーサ配合錠(C型肝炎治療薬(抗ウイルス薬3)),ジャルカ配合錠(エイズ治療薬(3))の服用中/妊婦
(2)慎重に使用すべき場合……呼吸機能の低下している人/頭部外傷後遺症または進行した動脈硬化症/心機能障害/肝機能障害,腎機能障害/薬物アレルギー/アルコール中毒/薬物依存傾向またはその前歴/重い神経症/甲状腺機能低下症/新生児・低出生体重児/高齢者,虚弱者
(3)薬物依存……連用により薬物依存を生じることがあるので,てんかんの治療に用いる場合以外は漫然と長期にわたって使用してはいけません。

重大な副作用 解説

(1)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),紅皮症(剥脱(はくだつ)性皮膚炎)。(2)過敏症症候群(初期症状:発疹,発熱,リンパ節腫脹,肝機能障害,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現など)。(3)連用による薬物依存,連用中の急激な減量・中止による離脱症状(不安,不眠,けいれん,悪心,幻覚,妄想,興奮,錯乱など)。(4)顆粒球減少,血小板減少。(5)肝機能障害。(6)呼吸抑制。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

併用してはいけない薬 解説

ボリコナゾール(深在性真菌治療薬),タダラフィル(肺動脈性肺高血圧症治療薬(3))(肺高血圧症を適応とする場合),マシテンタン(肺動脈性肺高血圧症治療薬(1)),チカグレロル(ADP受容体阻害薬),ドラビリン(エイズ治療薬(1)),リアメット配合錠(抗マラリア薬(4)),プレジコビックス配合錠(エイズ治療薬(2)),リルピビリン塩酸塩(エイズ治療薬(1)),オデフシィ配合錠(エイズ治療薬(1)),ビクタルビ配合錠(エイズ治療薬(3)),シムツーザ配合錠(エイズ治療薬(2)),ゲンボイヤ配合錠(エイズ治療薬(3)),スタリビルド配合錠(エイズ治療薬(3)),エプクルーサ配合錠(C型肝炎治療薬(抗ウイルス薬3)),ジャルカ配合錠(エイズ治療薬(3))→本剤との併用で代謝が促進され,血中濃度が低下するおそれがあります。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2023/09/27