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かなまいしん

カナマイシン

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

抗生物質/腸内細菌用抗生物質

解説タイトル

カナマイシン

一般名 解説

カナマイシン一硫酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

カプセル剤 / 250mg 1カプセル 40.00円

製薬会社 解説

MeijiSeika

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

アミノグリコシド系抗生物質

規制 解説

使用量と回数 解説

1日2~4g(小児は体重1kgあたり50~100mg)を4回に分けて服用。

識別コード 解説

250mg 包装コード:K-01 本体コード:MS K-01

その他 解説

保険収載年:1963/1

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

感染性腸炎
[有効菌種]大腸菌,赤痢菌,腸炎ビブリオ

解説 解説

カナマイシンの注射は,主として結核の治療に用いられるほか,肺炎,中耳炎,尿路疾患,化膿性皮膚炎などに用いられますが,内服は薬剤の吸収の問題もあり,腸内細菌疾患の治療に限られて用いられます。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分・アミノグリコシド系薬剤・バシトラシンに対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能障害/難聴/腸管潰瘍/経口摂取の不良な人,非経口栄養の人,全身状態の悪い人/高齢者

重大な副作用 解説

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……難聴(連用時)
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……食欲不振,悪心,下痢/ビタミンB群欠乏症状(舌炎,口内炎,食欲不振,神経炎など)/ビタミンK欠乏症状(出血傾向など)
(4)検査などでわかる副作用……腎機能障害/ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症,出血傾向など)

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると相互に呼吸抑制が現れるおそれがある薬剤……麻酔薬,筋弛緩薬(ツボクラリン,パンクロニウム臭化物,臭化ベクロニウム,トルペリゾン塩酸塩,A型ボツリヌス毒素など)

海外評価 解説

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プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2023/09/27