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メファキン (メフロキン塩酸塩) 久光 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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めふぁきん

メファキン

処方薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

その他の薬/寄生虫・原虫用の薬

解説タイトル

抗マラリア薬(1)

一般名解説

メフロキン塩酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価解説

錠剤 / 275mg 1錠 783.70円

製薬会社解説

久光

先発/ジェネリック解説

先発品

分類解説

抗マラリア薬

規制解説

使用量と回数解説

処方医の指示通りに服用。

識別コード解説

275mg 包装コード:HP 015 本体コード:

その他解説

保険収載年:2001/6

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的解説

マラリア

解説解説

マラリアは,マラリア原虫を保有しているハマダラカに刺されることで感染し,発熱,寒け,頭痛,嘔吐,関節痛などの症状が現れる急性の感染症です。全世界では年間数億人が感染し,数十万人が死亡し,日本では年間100人前後が輸入感染で発症しています。
メフロキンは,4-キノリンメタノールの誘導体で,マラリアの予防と治療の両方に用いられます。

使用上の注意

警告解説

 本剤を予防に用いる場合には,現地のマラリア汚染状況も踏まえて,本剤の必要性を慎重に検討しなければなりません。

基本的注意解説

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分または類似化合物(キニーネなど)に対するアレルギーの前歴/てんかん,またはその前歴/精神病またはその前歴/キニーネ,ハロファントリン(国内未承認)の服用中/妊婦または妊娠している可能性のある人,低出生体重児,新生児,乳児
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能障害/肝機能障害/心臓の伝導障害
(3)有効性・安全性……本剤は国内では比較臨床試験が実施されていません。一般臨床試験において,少数例で有効性と安全性が検討された薬剤です。
(4)服用法……本剤は空腹時を避けて,大量の水(150mL以上)で服用してください。
(5)予防のための服用……(1)マラリア予防のためには,目的地到着1週間前より4分の3~1錠を1週間おき(同じ曜日)に服用します。流行地域を離れた後も,たとえ滞在日数が短くても,4週間は服用してください。(2)マラリア予防の第一は,マラリア媒介蚊に刺されないことです。防虫スプレーや肌を露出しない服装,防虫剤を染み込ませた蚊帳(かや)の使用も効果があるとされています。
(6)危険作業など……服用すると,めまい,平衡感覚障害,精神神経障害がおこることがあるので,服用後少なくとも4週間は自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事しないでください。また,ジェットコースターなどの動きの激しい乗物へは乗らないようにしてください。
(7)飲料……(1)アルコールは,本剤による中枢毒性を強める可能性,アルコールの代謝阻害による急性アルコール精神病発症の可能性があり,幻覚,幻聴,妄想,自殺願望などが現れることがあります。服用中は禁酒してください。(2)グレープフルーツジュースは,本剤の血中濃度を変動させる可能性があるので,服用中は飲まないでください。
(8)避妊……妊娠する可能性のある人は,服用中および服用終了後3カ月までは避妊してください。
(9)動物実験……ラットの実験で網膜の変性・むくみ,水晶体の混濁,また精巣上体の萎縮・変性,前立腺の萎縮,授胎率の低下が報告されています。
(10)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用解説

(1)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。(2)けいれん,錯乱・幻覚・妄想。(3)肺炎,呼吸困難。(4)循環不全,心ブロック。(5)脳症。(6)肝炎。(7)外国で,類似薬のクロロキンで,呼吸抑制,循環不全,ショック,けいれん,ミオパシー,視野欠損,網膜障害が報告されています。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(じん麻疹,発疹,多形紅斑,かゆみ,潮紅)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……めまい,頭痛,ふらつき,平衡障害,異常感覚,抑うつ状態,不安,傾眠,無気力,感情不安定,落ち着きのなさ,神経症,筋肉痛,筋痙直(けいちょく),関節痛,ニューロパシー,不眠,行動障害,ふるえ,パニック発作,協調異常,末梢神経障害,末梢性運動障害,精神病様症状,睡眠障害,魔夢,異夢,健忘,偏執反応/視力障害,聴力低下,霧視,耳鳴り,前庭障害/吐きけ,嘔吐,腹部膨満,胃部不快感,下痢,腹痛,食欲不振,唾液増加,胃痛,便秘,消化不良,舌のむくみ,歯肉の腫れ,潰瘍性口内炎/徐脈,心悸亢進,頻脈/脱毛,脱力感,関節炎,アキレス腱炎,顔面のむくみ,胸痛,多汗,倦怠感,失神,無力,疲労,発熱,悪寒,鼻出血
(3)検査などでわかる副作用……不整脈,期外収縮,房室ブロック,低血圧,高血圧,心房細動/好酸球上昇,フィブリノーゲン上昇,白血球増多・減少,血小板減少/AST・ALT・LDH・TTT・ZTT・LAP上昇/BUN下降,血沈上昇,CK上昇,トリグリセリド上昇

併用してはいけない薬解説

(1)キニーネおよび類似化合物(キニジン,クロロキン(国内未承認)など)→急性脳症候群,暗赤色尿,呼吸困難,貧血,溶血がおこることがあります。(2)ハロファントリン(国内未承認)→致死的なQTc間隔の延長が現れることがあります。

注意して併用すべき薬

(1)本剤との併用で不整脈など心血管系に障害を及ぼす可能性がある薬剤……抗不整脈薬,カルシウム拮抗薬(カルシウム拮抗薬),ベーター・ブロッカー(ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの))(ベーター・ブロッカー(適応症が狭心症と高血圧のもの)),抗ヒスタミン薬,フェノチアジン系誘導体(フェノチアジン系薬剤),三環系抗うつ薬(三環系抗うつ薬
(2)本剤との併用で作用が強まる可能性がある薬剤……ジゴキシン(ジギタリス製剤
(3)本剤との併用で作用が弱まる可能性がある薬剤……抗てんかん薬
(4)本剤との併用で効果に変化が現れる可能性がある薬剤……CYP3A4酵素阻害作用のある薬剤(シメチジン(ヒスタミンH2受容体拮抗薬),イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),リトナビル(エイズ治療薬(2)),マクロライド系抗生物質(マクロライド)),CYP3A4酵素誘導作用を持つ薬剤(デキサメタゾン(副腎皮質ステロイド薬),リファンピシン(リファンピシン),フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体))
(5)本剤との併用で作用が弱まるワクチン……経口腸チフス生ワクチン(国内未承認),狂犬病ワクチン(HDCV:国内未承認)

海外評価解説

  • 5.5点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー解説

  • PC
  • C

[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第31版(2018年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2018/08/14

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