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イムラン (アザチオプリン) アスペン [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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いむらん

イムラン

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

その他の薬/免疫抑制薬

解説タイトル

アザチオプリン

一般名

アザチオプリン
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 50mg 1錠 139.90円

製薬会社

アスペン

先発/ジェネリック

先発品

分類

免疫抑制薬

規制

使用量と回数

処方医の指示通りに服用。

識別コード

50mg 包装コード:GX CH 1 本体コード:GX CH 1

その他

保険収載年:1970/8

イムラン錠50mg

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

腎移植・肝移植・心移植・肺移植における拒絶反応の抑制/ステロイド依存性のクローン病の緩解導入および緩解維持/ステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の緩解維持/治療抵抗性の以下のリウマチ性疾患:全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎,ヴェゲナ肉芽腫症,結節性多発動脈炎,Churg-Strauss症候群,大動脈炎症候群など),全身性エリテマトーデス(SLE),多発性筋炎,皮膚筋炎,強皮症,混合性結合組織病,および難治性リウマチ性疾患

解説

体外からの異物や体内で生じた物質を自分のものとは違うと判断し,それらを排除するなどして身体の恒常性を保とうとする反応を「免疫」といいます。臓器移植などで,この免疫反応が強すぎたとき,それを弱める薬です。
アザチオプリンは,体内で抗原抗体反応を抑制する6-メルカプトプリンに変換された後,核酸合成を阻害することで免疫抑制作用を発現します。

使用上の注意

警告

(1)臓器移植を受ける人は,免疫抑制療法および移植者の管理に精通している医師のもとで服用しなければなりません。
(2)治療抵抗性のリウマチ性疾患にて服用するときは,緊急時に十分対応できる医療施設において,十分な知識と治療抵抗性のリウマチ性疾患治療の経験を持つ医師のもとで服用しなければなりません。

基本的注意

*アザチオプリン(イムラン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分またはメルカプトプリン水和物(メルカプトプリン水和物)に対するアレルギーの前歴/白血球数が3,000/mm3以下の人/フェブキソスタット(尿酸合成阻害薬(キサンチンオキシダーゼ阻害薬))またはトピロキソスタット(尿酸合成阻害薬(キサンチンオキシダーゼ阻害薬))服用中/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……骨髄機能抑制/感染症の合併/出血性素因/肝機能障害または肝炎の前歴/腎不全/水痘/アロプリノール(尿酸合成阻害薬(キサンチンオキシダーゼ阻害薬))の服用中
(3)水痘・帯状疱疹……本剤の服用中に水痘(水ぼうそう)または帯状疱疹に感染すると,命にかかわることがあります。水痘・帯状疱疹にかかったことのない人はもちろん,かかったことのある人,予防接種を受けたことがある人でも,本剤の服用中は発症する可能性があるので十分な注意が必要です。水痘の症状(突然の発熱,全身の小紅斑・小水疱など),帯状疱疹の症状(皮膚に帯状の紅斑・小水疱,その部分の疼痛など)が現れたら,ただちに処方医へ連絡してください。
(4)避妊……本剤の服用によって,リンパ球に染色体異常のある児が出生したとの報告,また,動物実験で催奇形性が報告されています。本剤を服用中は男女ともに避妊をしてください。
(5)本剤と各種疾患……(1)動物実験で,悪性リンパ腫,外耳道の扁平上皮がんが発生したとの報告があります。(2)長波の紫外線と相乗的に作用して染色体異常をおこすとの報告があります。(3)肝中心静脈閉塞(症),結節性再生性過形成などの所見を認めたとの報告があります。(4)チオプリンメチルトランスフェラーゼ(TPMT)が遺伝的に欠損している人は,骨髄抑制が現れやすいとの報告があります。(5)副腎皮質ステロイド薬を含む免疫抑制治療を受けている臓器移植の人に,大腸炎,憩室炎,腸管穿孔(せんこう)などの重い消化器症状の発現が報告されています。
(6)定期検査……服用中は,定期的に血液や肝機能・腎機能などの検査を受ける必要があります。
(7)皮膚がん……免疫抑制薬の治療を受けた人では,本剤の服用で悪性腫瘍(特に皮膚がんなど)の発生率が高くなるとの報告があります。服用中は,UVカット素材の衣類の着用やサンスクリーンを使用し,直射日光を避けてください。
(8)その他……
・授乳婦での安全性:未確立。服用するときは授乳を中止。
・低出生体重児,新生児~幼児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)再生不良性貧血,汎血球減少,貧血,巨赤芽球性貧血,赤血球形成不全,無顆粒球症,血小板減少,出血。(2)ショック様症状(悪寒,戦慄,血圧降下など)。(3)感染症。(4)肝機能障害,黄疸。(5)悪性新生物(リンパ腫,皮膚がん,肉腫,子宮頸がん,急性骨髄性白血病,骨髄異形成症候群など)。(6)ひどい下痢。(7)進行性多巣性白質脳症(意識障害,認知障害,片麻痺,四肢麻痺,言語障害など)。(8)間質性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……発疹,血管炎/全身倦怠感,筋痛,関節痛,発熱,悪寒/めまい
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……食欲不振,悪心・嘔吐,下痢/心悸亢進/脱毛,口内炎,舌炎
(3)検査などでわかる副作用……腎機能障害/膵炎

併用してはいけない薬

(1)生ワクチン(乾燥弱毒生麻疹ワクチン,乾燥弱毒生風疹ワクチン,経口生ポリオワクチン,乾燥BCGなど)→免疫抑制下で生ワクチンを接種すると増殖し,病原性を現す可能性があります。(2)フェブキソスタット(尿酸合成阻害薬(キサンチンオキシダーゼ阻害薬)),トピロキソスタット(尿酸合成阻害薬(キサンチンオキシダーゼ阻害薬))→骨髄抑制などの副作用が強まるおそれがあります。

注意して併用すべき薬

(1)本剤との併用で骨髄抑制などの副作用が現れる薬剤……細胞障害または骨髄抑制作用のある薬剤(ペニシラミン(ペニシラミン)など),エナラプリル,カプトプリル(ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)),アミノサリチル酸誘導体(メサラジン(潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬(1)),サラゾスルファピリジン(サラゾスルファピリジン)(潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬(1))),リバビリン(リバビリン
(2)本剤との併用で骨髄抑制などの副作用が強まる薬剤……アロプリノール(尿酸合成阻害薬(キサンチンオキシダーゼ阻害薬)
(3)本剤との併用で作用が弱まる薬剤……ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム
(4)本剤との併用で作用が弱まるワクチン……不活化ワクチン(B型肝炎ワクチン,インフルエンザワクチンなど)
(5)本剤との併用で血中濃度が上昇するおそれがある薬剤……メトトレキサート(メトトレキサート)(メトトレキサート

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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