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ぽらきす

ポラキス

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

皮膚科・泌尿器科の薬/泌尿器科の薬

解説タイトル

オキシブチニン塩酸塩

一般名 解説

オキシブチニン塩酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

錠剤 / 1mg 1錠 11.50円
錠剤 / 2mg 1錠 12.20円
錠剤 / 3mg 1錠 12.20円

製薬会社 解説

クリニジェン

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

頻尿・尿失禁治療薬

規制 解説

使用量と回数 解説

1回2~3mgを1日3回。

識別コード 解説

1mg 包装コード:1 KL 600 本体コード:1 KL 600
2mg 包装コード:2 KL 600 本体コード:2 KL 600
3mg 包装コード:3 KL 600 本体コード:3 KL 600

その他 解説

保険収載年:1988/5

ポラキス錠2mg

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

神経因性膀胱,不安定膀胱(無抑制収縮を伴う過緊張性膀胱状態)における頻尿,尿意切迫感,尿失禁

解説 解説

アトロピン作用を持つ抗ムスカリン物質で,膀胱平滑筋への直接作用,抗アレルギー作用,局所麻酔作用などを示します。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*オキシブチニン塩酸塩(ポラキス)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/明らかな下部尿路閉塞症状(排尿困難・尿閉など)のある人/閉塞隅角緑内障/重い心疾患/麻痺性イレウス(腸閉塞)/高齢者・衰弱者の腸アトニー,重症筋無力症/授乳婦
(2)慎重に服用すべき場合……排尿困難のおそれがある前立腺肥大の人/甲状腺機能亢進症/うっ血性心不全/不整脈/潰瘍性大腸炎/重い肝疾患・腎疾患/高温環境にある人/パーキンソン症候群または認知症・認知機能障害のある高齢者/開放隅角緑内障
(3)危険作業に注意……本剤を服用すると,眼調節障害,眠けをおこすことがあります。服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作は十分に注意してください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:服用しないことが望ましい。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)血小板減少。(2)麻痺性イレウス(腸閉塞)。(3)尿閉。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,血管浮腫,じん麻疹など)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……めまい,眠け,頭痛,しびれ,ふるえ,認知機能障害,抑うつ/頻脈/口渇,下痢,胃腸障害,胃部不快感,吐きけ,嘔吐,食欲不振,胸やけ,便秘,腹部膨満感,口内炎,舌炎,嚥下障害/排尿困難,残尿/むくみ,倦怠感,口が苦い,発熱,熱感,目のかすみ,眼瞼結膜充血,無汗,咽頭部痛,胸痛,しわがれ声,皮膚乾燥,眼乾燥,潮紅
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT上昇

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると口渇,便秘,排尿困難,目のかすみなどの副作用が強まるおそれがある薬剤……三環系抗うつ薬(三環系抗うつ薬),フェノチアジン系薬剤(フェノチアジン系薬剤),モノアミン酸化酵素阻害薬(選択的MAO-B阻害薬)(モノアミン酸化酵素の働き

海外評価 解説

  • 6点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説

  • PC
  • B

[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2023/09/27