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れくちぞーる
レクチゾール
処方薬
種別
内服薬
大分類/中分類
皮膚科・泌尿器科の薬/皮膚科の薬(アレルギー用薬を含む)
解説タイトル
ジアフェニルスルホン
一般名解説
ジアフェニルスルホン
この薬の先発薬・後発薬を全て見る
剤形/保険薬価解説
錠剤 / 25mg 1錠 74.90円
製薬会社解説
田辺三菱
先発/ジェネリック解説
先発品
分類解説
難治性皮膚疾患治療薬
規制解説
使用量と回数解説
1日50~100mgを2~3回に分けて服用。ハンセン病の場合は,原則として他の薬剤と併用しながら,1日75~100mg。
識別コード解説
25mg 包装コード:Y-LC 本体コード:Y LC
その他解説
保険収載年:1991/8
「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。
※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
解説解説
本剤はスルホン化合物で,プロトゲンという名称でハンセン病治療薬として用いられていました。1994年に「らい予防法」が廃止されたのに伴い,薬価基準に収載されていなかったプロトゲンが使用できなくなり,同一成分のレクチゾールにハンセン病の適応症が加わりました。
使用上の注意
警告解説
基本的注意解説
(1)服用してはいけない場合……本剤または類似化合物に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害/腎機能障害/血液障害/グルコース‐6‐リン酸脱水素酵素欠損症/糖尿病性ケトーシス/小児
(3)定期検査……服用中は定期的に血液,尿の検査を受ける必要があります。
(4)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害/腎機能障害/血液障害/グルコース‐6‐リン酸脱水素酵素欠損症/糖尿病性ケトーシス/小児
(3)定期検査……服用中は定期的に血液,尿の検査を受ける必要があります。
(4)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用解説
(1)D.D.S.症候群(発熱,皮疹,リンパ節腫脹,単核細胞症,肝炎などの症候群)。(2)血液障害(無顆粒球症,溶血性貧血,白血球減少症,血小板減少,再生不良性貧血,溶血性貧血,汎血球減少症,メトヘモグロビン血症,巨赤芽球性貧血など)。(3)SLE(全身性エリテマトーデス)様症状(発熱,紅斑,筋肉痛,関節炎,関節痛,胸部痛など)。(4)ネフローゼ症候群,腎乳頭壊死。(5)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。(6)好酸球性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用解説
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹)/黄疸
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……頭痛,めまい,うつ状態/霧視/悪心・嘔吐,腹痛,食欲不振/発熱,末梢神経障害,頻脈,耳鳴り,リンパ節の腫れ
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT・AL-P・γ-GTP・LDH上昇/視神経萎縮/血尿,低アルブミン血症,好酸球増多
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……頭痛,めまい,うつ状態/霧視/悪心・嘔吐,腹痛,食欲不振/発熱,末梢神経障害,頻脈,耳鳴り,リンパ節の腫れ
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT・AL-P・γ-GTP・LDH上昇/視神経萎縮/血尿,低アルブミン血症,好酸球増多
併用してはいけない薬解説
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。
注意して併用すべき薬
海外評価解説
- 5.5点
プレグナンシー・カテゴリー解説
- C
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第31版(2018年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。
データ更新日:2018/08/14