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ブロモクリプチン (ブロモクリプチンメシル酸塩) 辰巳=富士フイルム=日本ジェネリック=日医工 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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ぶろもくりぷちん

ブロモクリプチン

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

内分泌疾患の薬/その他のホルモン剤・抗ホルモン剤

解説タイトル

乳汁分泌異常症治療薬

一般名

ブロモクリプチンメシル酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 2.5mg 1錠 18.00円

製薬会社

辰巳=富士フイルム=日本ジェネリック=日医工

先発/ジェネリック

ジェネリックジェネリック医薬品

分類

バッカクアルカロイド

規制

劇薬

使用量と回数

1日1回2.5mg。効果をみながら1日5~7.5mgまで徐々に増量(2~3回に分けて服用)。末端肥大症・下垂体性巨人症・パーキンソン症候群の場合は,処方医の指示通りに服用。

識別コード

2.5mg 包装コード:TU ML-025 本体コード:Tu ML:025

その他

保険収載年:1979/4

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

乳汁漏出症,産褥性乳汁分泌抑制,高プロラクチン血性排卵障害,高プロラクチン血性下垂体腺腫(外科的処置を必要としない場合に限る)
[ブロモクリプチンメシル酸塩のみ]パーキンソン症候群,末端肥大症,下垂体性巨人症

解説

本剤は,イネ科植物の花穂に寄生するキノコの仲間(真菌植物)のバッカク(麦角)の誘導体で,プロラクチンというホルモンの分泌を抑制して乳汁漏出症や排卵障害の改善,下垂体腺腫の縮小に効果を発揮します。
また,ブロモクリプチンメシル酸塩には脳内のドパミン系の神経に対する作用もあり,手足のふるえ・こわばり・体の動作が不自由になるなどのパーキンソン病症状の改善にも使われます。

使用上の注意

警告

基本的注意

*ブロモクリプチンメシル酸塩(パーロデル),テルグリド(テルロン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……妊娠高血圧症候群/産褥期高血圧/本剤の成分またはバッカクアルカロイドに対するアレルギーの前歴
[ブロモクリプチンメシル酸塩のみ]心臓弁膜の病変またはその前歴
(2)慎重に服用すべき場合……下垂体腫瘍がトルコ鞍外に進展し,視力障害などが著明な高プロラクチン血性下垂体腺腫の人/肝機能障害・消化性潰瘍・精神病・重い心血管障害・腎疾患またはその前歴/レイノー病/妊婦または妊娠している可能性のある人
[ブロモクリプチンメシル酸塩のみ]下垂体腫瘍がトルコ鞍外に進展し,視力障害などが著明な末端肥大症(先端巨大症)・下垂体性巨人症の人
(3)定期検査……視野障害のあるプロラクチン産生下垂体腺腫の人が本剤を服用するときは,定期的に視野検査を受ける必要があります。
(4)氷罨法(ひょうあんぽう)……産褥性乳汁分泌の抑制のために本剤を服用するときは,氷罨法(氷のうなどで冷やす)などの補助的方法を併用することがあります。
(5)女性……(1)動物実験(ラット)で,長期大量投与によって子宮腫瘍が発生したとの報告があります。女性が本剤を長期に連用するときには,定期的に婦人科検査を受ける必要があります。(2)妊娠を希望する人は,妊娠を早期に発見するため,定期的に妊娠反応などの検査を受ける必要があります。妊娠を望まない人は避妊をしてください。(3)高プロラクチン血性排卵障害の人が,本剤の服用中に妊娠が確認されたときは,ただちに服用を中止します。
(6)外国での報告……[テルグリド]本剤の類薬を服用中に,けいれん,脳血管障害,心臓発作,高血圧,後腹膜線維症が現れたとの報告があります。
(7)衝動制御障害……[ブロモクリプチンメシル酸塩]パーキンソン病の治療に本剤を服用すると,病的賭博(不利な結果を招くにもかかわらず,持続的にギャンブルを繰り返す状態),病的性欲亢進,強迫性購買,暴食などの衝動制御障害がおこることがあります。これらの場合には減量または服用を中止します。また,本人および家族は,このような衝動制御障害の病状について説明を受けることが必要です。
(8)危険作業は中止……本剤を服用すると,著しい血圧下降,前兆のない突発的睡眠,傾眠などが現れるおそれがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(9)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:授乳を望む場合は服用しない。[テルグリド]原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)急激な血圧低下・起立性低血圧によるショック(悪心・嘔吐,顔面蒼白,冷汗,失神など)。(2)胸膜線維症,肺線維症。(3)幻覚・妄想,せん妄,錯乱。(4)胃・十二指腸潰瘍の発現・悪化。
[ブロモクリプチンメシル酸塩のみ](5)悪性症候群(発熱,意識障害,無動無言,強度の筋強剛,嚥下(えんげ)困難,頻脈,発汗)。(6)胸水,心膜液,胸膜炎,心膜炎。(7)心臓弁膜症。(8)けいれん,脳血管障害,心臓発作,高血圧。(9)後腹膜線維症(背部痛,下肢浮腫,腎機能障害など)。(10)突発性睡眠。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみなど)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……[ブロモクリプチンメシル酸塩のみ]ジスキネジア
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……眠け,興奮,不安感,不眠,視覚異常,頭痛,頭重感,しびれ,耳鳴り,口渇,鼻づまり,気力低下/めまい,ふらつき,立ちくらみ,動悸,起立性低血圧,胸部不快感,むくみ,顔面潮紅/悪心・嘔吐,便秘,食欲不振,胃痛・腹痛,胃部不快感,胸やけ,腹部膨満感,下痢/貧血,倦怠感,脱毛,寒け,ほてり,発熱
[ブロモクリプチンメシル酸塩のみ]夜間の脚のけいれん,寒冷による指趾の蒼白/尿失禁,帯下(おりもの)増加/衝動制御障害(病的賭博,病的性欲亢進)
(4)検査などでわかる副作用……AST・ALT・AL-P上昇/血圧低下

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

[ブロモクリプチンメシル酸塩]
(1)併用すると血圧上昇,頭痛,けいれんなどがおこるおそれがある薬剤……交感神経刺激薬(アドレナリンなど),バッカクアルカロイド(エルゴメトリンマレイン酸塩,メチルエルゴメトリンマレイン酸塩(メチルエルゴメトリンマレイン酸塩),エルゴタミン酒石酸塩(エルゴタミン酒石酸塩),ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩(エルゴタミン酒石酸塩))
(2)本剤との併用で降圧作用が強まる薬剤……血圧降下薬
(3)併用すると本剤の作用を強める薬剤……マクロライド系薬剤(マクロライド),HIVプロテアーゼ阻害薬(エイズ治療薬(2)),深在性真菌治療薬(アゾール系(深在性真菌治療薬)),オクトレオチド酢酸塩(オクトレオチド酢酸塩
(4)本剤との併用で作用が強まる薬剤……シクロスポリン(シクロスポリン),タクロリムス水和物(タクロリムス水和物ほか
(5)併用すると相互に作用が弱まる薬剤……フェノチアジン系薬剤(フェノチアジン系薬剤),ブチロフェノン系薬剤(ブチロフェノン系薬剤),イミノジベンジル系薬剤(イミノベンジル系抗精神病薬),ペロスピロン塩酸塩水和物,ブロナンセリン(非定型抗精神病薬),メトクロプラミド(メトクロプラミド),ドンペリドン(ドンペリドン),非定型抗精神病薬(非定型抗精神病薬)(ペロスピロン塩酸塩水和物,ブロナンセリンなど)
(6)併用すると精神神経系の副作用が強まる薬剤……パーキンソン症候群治療薬(レボドパ(ドパミン前駆物質(レボドパ))など)
(7)アルコールとの併用で,胃腸系の副作用やアルコール不耐性をおこすことがあります。

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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