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アンジュ28 (レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール配合剤) あすか=武田 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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あんじゅにじゅうはち

アンジュ28

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

婦人科の薬/女性用ホルモン剤

解説タイトル

低用量ピル

一般名

レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール配合剤
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 28日分1組 【健康保険適応外】円

製薬会社

あすか=武田

先発/ジェネリック

健康保険適応外

分類

卵胞・黄体ホルモン配合剤

規制

使用量と回数

1日1錠(決められた錠剤を決められた順番にて)毎日一定の時刻に服用。21日型の製剤は21日間服用後,7日間休薬。28日型の製剤は28日間連続で服用。以上28日間を1周期として,29日目から次の周期の錠剤を服用する。

識別コード




その他

発売年:1999/9

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

解説

卵胞・黄体ホルモン配合剤は,月経異常症を適応症として許可され,一部では避妊を目的にしても使われてきました。欧米では副作用などの観点から低用量ピルが早くから使われ,日本でも長年にわたって検討されてきましたが,1999年に医薬品として承認されました。
排卵抑制作用を主作用とし,子宮内膜変化による着床阻害作用および頸管粘液変化による精子通過阻害作用などにより,避妊効果を発揮します。
〈注意〉経口避妊薬使用開始1年間の,のみ忘れを含めた一般的使用における失敗率は9%との報告があります。経口避妊薬は,HIV感染(エイズ)・他の性感染症(例えば梅毒,性器ヘルペス,淋病,クラミジア感染症,尖形(せんけい)コンジローマ,腟トリコモナス症,B型肝炎など)を防止するものではないこと,これらの感染防止にはコンドームの使用が有効であることを十分理解してください。

使用上の注意

警告

基本的注意

*アンジュ21,アンジュ28の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの素因がある人/エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳がん,子宮内膜がん)・子宮頸がん,およびその疑いがある人/診断の確定していない異常性器出血/血栓性静脈炎・肺塞栓症・脳血管障害・冠動脈疾患またはその前歴/35歳以上で1日15本以上の喫煙者/前兆(閃輝暗点(せんきあんてん),星型閃光など)を伴う片頭痛/肺高血圧症または心房細動を合併する心臓弁膜症,亜急性細菌性心内膜炎の前歴のある心臓弁膜症/血管病変を伴う糖尿病(糖尿病性腎症,糖尿病性網膜症など)/血栓性素因のある女性/抗リン脂質抗体症候群/手術前4週以内,術後2週以内,産後4週以内および長期間安静状態の人/重い肝機能障害/肝腫瘍/脂質代謝異常/高血圧(軽度の高血圧を除く)/耳硬化症/妊娠中に黄疸,持続性の掻痒症(かゆみ),妊娠ヘルペスを経験した人/オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル配合剤(C型肝炎治療薬(ポリメラーゼ阻害薬))の服用中/妊婦または妊娠している可能性がある人,授乳中の人,骨成長が終了していない可能性がある女性
(2)慎重に服用すべき場合……40歳以上の女性/子宮筋腫/乳がんの前歴/乳がんの家族歴または乳房に結節のある人/喫煙者/肥満の女性/血栓症の家族歴を持つ女性/前兆を伴わない片頭痛/心臓弁膜症/軽度の高血圧(妊娠中に高血圧になった人も含む)/耐糖能が低下している女性(糖尿病,耐糖能異常)/ポルフィリン症/肝機能障害/心疾患・腎疾患またはその前歴/てんかん/テタニーのある人
(3)妊娠……(1)服用前に医師による問診,内診,基礎体温の測定,免疫学的妊娠診断などで,妊娠していないことを十分に確認してもらってください。また,血圧測定,乳房・腹部の検査および臨床検査を受けてください。(2)服用中,2周期連続して消退出血がなかったときは妊娠している可能性があるため,妊娠の有無を調べてもらってください。服用中に妊娠が確認されたときは,ただちに中止するようにしてください。妊娠中の服用についての安全性は確立されていません。(3)服用を中止して妊娠を希望する場合は,月経周期が回復するまで避妊するようにしてください。
(4)のみ方についての注意……(1)毎日,一定の時刻に本剤を服用してください。(2)経口避妊薬を初めて服用する場合,月経第1日目から服用を開始してください。服用開始日が月経第1日目から遅れた場合,のみ始めの最初の1週間は,他の避妊法を併用してください。(3)のみ忘れしないように注意しましょう。万一のみ忘れた場合,翌日までに気づいたなら,ただちにのみ忘れた錠剤を服用し,その日の錠剤も通常通りに服用してください。2日以上連続してのみ忘れがあった場合は服用を中止し,次の月経を待って服用を再開してください。その場合,のみ忘れにより妊娠する可能性が高くなるので,その周期は他の方法で避妊してください。
(5)定期検診……(1)本剤を長期にわたって服用する場合には,6カ月ごとの検診,また1年に1回,子宮・卵巣を中心とした骨盤内臓器の検査,特に子宮頸部細胞診を受ける必要があります。(2)外国での疫学調査で,本剤の服用により乳がんになる可能性が高くなるとの報告があります。服用中は,乳がんの自己検診を行ってください。特に乳がんの家族歴または乳房に結節がある人は,自己検診に加えて定期的に乳房検診を受けることが必要です。
(6)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……本剤と併用すると,本剤の効果を弱めたり,不正性器出血の発現率を増大させるおそれがあります。服用中はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないでください。
(7)授乳婦……母乳の量的質的低下,本剤の母乳中への移行,子どもの黄疸,乳房腫大がおこることがあるので,授乳中の人は他の方法で避妊をしてください。
(8)他の経口避妊薬から本剤に切り替える場合……(1)21錠タイプの経口避妊薬から本剤に切り替える場合は,以前に服用していた薬剤をすべて服用し,7日間の休薬をした後,続けて本剤の服用を開始してください。服用開始が遅れると,妊娠する可能性があります。(2)28錠タイプの経口避妊薬から切り替える場合は,以前に服用していた薬剤をすべて服用後,続けて本剤の服用を開始してください。服用開始が遅れると,妊娠する可能性があります。
(9)経口避妊薬と感染防止……経口避妊薬は,HIV感染(エイズ)および他の性感染症(例えば梅毒,性器ヘルペス,淋病,クラミジア感染症,尖形コンジローマ,腟トリコモナス症,B型肝炎など)を防止するものではありません。これらの感染防止のためには,コンドームを使用することが必要です。服用中は,必要に応じて性感染症の検査を受ける必要があります。
(10)不正性器出血……服用中に不正性器出血がおこることがあります。通常は服用継続中に消失しますが,長期間持続する場合は悪性疾患の可能性もあるので,処方医へ連絡してください。腟細胞診などの検査を行います。
(11)激しい下痢,嘔吐……服用中に激しい下痢,嘔吐が続くと,吸収不良になることがあるので,その周期は他の避妊法を併用してください。
(12)静脈血栓症……外国の疫学調査によれば,静脈血栓症のリスクは,経口避妊薬を服用している女性は服用していない女性に比べ,3.25~4倍高くなるとの報告があります。また,静脈血栓症のリスクは経口避妊薬服用開始の最初の1年間が最も高くなるとの報告があります。さらに,外国での大規模市販後調査の結果,初めて経口避妊薬の服用を開始したときだけでなく,4週間以上の中断後に服用を再開したとき,または4週間以上の中断後に別の経口避妊薬へ切り替えたときにも静脈血栓症のリスクが上昇し,そのリスクは服用開始後3カ月間が特に高いとの報告があります。
(13)動物実験……卵胞ホルモン剤を妊娠動物(マウス)に投与した場合,仔の成長後,腟上皮・子宮内膜の悪性変性を示唆する結果が報告されています。また,新生児(マウス)に投与した場合,仔の成長後,腟上皮の悪性変性を認めたとの報告があります。
(14)血栓症……本剤を服用すると血栓症が現れることがあります。下肢の疼痛・むくみ,突然の呼吸困難,息切れ,胸痛,中枢神経症状(めまい,意識障害,四肢麻痺など),急性視力障害などの初期症状が現れたら,ただちに救急医療機関を受診してください。
(15)外国での疫学調査で,本剤の服用により子宮頸がんになる可能性が高くなるとの報告があります。
(16)外国で,本剤を2年以上服用した場合,良性の肝腫瘍が10万人当たり3,4人発生するとの報告があります。また,肝腫瘍の破裂により腹腔内出血をおこす可能性があります。一方,悪性の肝腫瘍(肝がん)の発生率は極めて低く,10万人当たり1人に満たないとされています。
(17)外国で,本剤の服用により全身性エリテマトーデス(SLE)の悪化,アナフィラキシー様症状,溶血性尿毒症症候群(HUS)が現れたとの報告があります。
(18)禁煙……外国で,喫煙が類薬(経口避妊薬)による心・血管系の重い副作用(血栓症など)の危険性を増大させ,また,この危険性は年齢・喫煙量(1日15本以上)により増大し,35歳以上の女性で特に著しいとの報告があります。本剤を服用する場合は,禁煙するようにしてください。
(19)コンタクトレンズ……本剤を服用していると,コンタクトレンズがうまく調節されないことがあります。本剤によるものか否か,処方医に相談してください。
(20)色素沈着……本剤を服用していると,皮膚に色素の沈着がおこることがあります。服用中は長時間,太陽光をあびないようにしてください。

重大な副作用

(1)下肢の痛み・むくみ,突然の息切れ,胸痛,激しい頭痛,四肢の脱力・麻痺,構語障害,急性視力障害などを症状とする血栓症(四肢,肺,心筋,脳,網膜など)。
[ノルエチステロン・エチニルエストラジオール配合剤のみ](2)アナフィラキシー(呼吸困難,じん麻疹,血管浮腫,かゆみなど)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹など)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……網膜血流障害による視力障害/肝機能異常,黄疸/むくみ,体重増加
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……不正性器出血(破綻出血,点状出血),下腹部痛,経血量の変化,帯下(おりもの)の増加/乳房痛,乳房緊満感,乳汁分泌,乳房萎縮,乳房腫大/血圧上昇,動悸/悪心,嘔吐,腹痛,下痢,便秘,胃痛,口内炎,口渇,胸やけ,食欲不振,食欲亢進/頭痛,倦怠感,めまい,いらいら感,ふらつき,神経過敏,眠け,抑うつ/にきび,色素沈着,湿疹/肩こり,腰痛,熱感,冷感,しびれ感,代償性鼻出血
(4)検査などでわかる副作用……カンジダ腟炎/高脂血症,総コレステロール・トリグリセリド上昇

併用してはいけない薬

オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル配合剤(ヴィキラックス配合錠(C型肝炎治療薬(ポリメラーゼ阻害薬)))→肝酵素のALT上昇が高頻度に認められています。ヴィキラックス配合錠による治療終了の約2週間後から本剤の服用を再開することができます。処方医・薬剤師に相談してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤の作用が強まるおそれがある薬剤……フルコナゾール(深在性真菌治療薬),ボリコナゾール(深在性真菌治療薬),アセトアミノフェン(アセトアミノフェン
(2)併用すると本剤の作用が弱まるおそれがある薬剤……テラプレビル(C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬)),HIV感染症治療薬(ネルフィナビルメシル酸塩(エイズ治療薬(2)),リトナビル(エイズ治療薬(2)),ネビラピン(エイズ治療薬(1)),ホスアンプレナビルカルシウム水和物(エイズ治療薬(2))(リトナビル併用時),ロピナビル・リトナビル配合剤(エイズ治療薬(2)),エトラビリン(エイズ治療薬(1))など),アセトアミノフェン(アセトアミノフェン
(3)本剤との併用で作用が強まるおそれがある薬剤……副腎皮質ステロイド薬(プレドニゾロンなど(副腎皮質ステロイド薬)),三環系抗うつ薬(イミプラミン塩酸塩など(三環系抗うつ薬)),セレギリン塩酸塩(セレギリン塩酸塩),シクロスポリン(シクロスポリン),オメプラゾール(プロトンポンプ阻害薬),テオフィリン(テオフィリン),チザニジン塩酸塩(チザニジン塩酸塩),ボリコナゾール(深在性真菌治療薬
(4)本剤との併用で作用が弱まるおそれがある薬剤……GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)誘導体(ブセレリン酢酸塩など(ブセレリン酢酸塩)),血糖降下薬(インスリン製剤(糖尿病治療薬(1)(インスリン製剤)),スルフォニルウレア系製剤(糖尿病治療薬(スルフォニルウレア系)),スルフォンアミド系製剤,ビグアナイド系製剤(糖尿病治療薬(ビグアナイド系))など),ラモトリギン(ラモトリギン),モルヒネ(がん疼痛治療薬(1)),サリチル酸(アスピリン
(5)併用すると本剤の効果が弱まり,不正性器出血の発現率が増大するおそれがある薬剤……リファンピシン(リファンピシン),バルビツール酸誘導体(フェノバルビタールなど(バルビツール酸誘導体)),ヒダントイン系薬剤(フェニトインなど(フェニトイン)),カルバマゼピン(カルバマゼピン),ボセンタン水和物(肺動脈性肺高血圧症治療薬(1)),モダフィニル(ナルコレプシーに用いる薬),トピラマート(トピラマート),テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン系抗生物質),ペニシリン系抗生物質(アンピシリン水和物など(広域感性ペニシリン))
(6)併用すると月経異常が現れることがある薬剤……テルビナフィン塩酸塩(テルビナフィン塩酸塩

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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