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プロベラ (メドロキシプロゲステロン酢酸エステル) ファイザー [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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ぷろべら

プロベラ

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

婦人科の薬/女性用ホルモン剤

解説タイトル

黄体ホルモン

一般名

メドロキシプロゲステロン酢酸エステル
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 2.5mg 1錠 26.40円

製薬会社

ファイザー

先発/ジェネリック

先発品

分類

女性ホルモン

規制

使用量と回数

1日2.5~15mgを1~3回に分けて服用。

識別コード

2.5mg 包装コード:2.5mg 本体コード:U

その他

保険収載年:1965/11

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

[すべての製剤]無月経,月経周期異常(稀発月経,多発月経),機能性子宮出血,黄体機能不全による不妊症
[メドロキシプロゲステロン酢酸エステルの適応症]月経量異常(過少月経,過多月経),切迫流早産,習慣性流早産
[ジドロゲステロンの適応症]切迫流早産,習慣性流早産,月経困難症子宮内膜症
[ノルエチステロンの適応症]月経量異常(過少月経,過多月経),月経困難症卵巣機能不全症,月経周期の変更(短縮および延長)
[クロルマジノン酢酸エステルの適応症]月経量異常(過少月経,過多月経),月経困難症卵巣機能不全

解説

黄体ホルモンは,月経周期の後半・妊娠中の黄体および胎盤から分泌されるホルモンで,卵胞ホルモンと協力して,女性ホルモンとしての機能を発揮します。妊娠を維持させるためのホルモンといえます。卵胞ホルモン同様,服用しても分解されない合成黄体ホルモンがよく使われます。
本剤は,卵巣に対して未熟な卵胞の成熟を阻止し,排卵・月経をおこさなくする作用があるため,連続服用すれば避妊の効果があります。
なお,クロルマジノン酢酸エステルには25mg錠,50mg錠がありますが,その適応症は前立腺肥大症と前立腺がん(黄体ホルモン),メドロキシプロゲステロン酢酸エステルには200mg錠がありますが,その適応症は乳がんと子宮体がん(内膜がん)(黄体ホルモン(1))です。
クロルマジノン酢酸エステル,メドロキシプロゲステロン酢酸エステル,ジドロゲステロンのほかに,アリルエストレノールも黄体ホルモン製剤に分類されていますが,抗テストステロン作用を示し,適応症は前立腺肥大症のみなので,泌尿器科用の黄体ホルモン(黄体ホルモン)を参照してください。

使用上の注意

警告

基本的注意

*メドロキシプロゲステロン酢酸エステル(ヒスロン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……重い肝機能障害・肝疾患/脳梗塞,心筋梗塞,血栓静脈炎などの血栓性疾患またはその前歴/診断未確定の性器出血,尿路出血/稽留(けいりゅう)流産/本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……心疾患・腎疾患またはそれらの前歴/うつ病またはその前歴/てんかん,またはその前歴/片頭痛,ぜんそく,慢性の肺機能障害またはその前歴/糖尿病/ポルフィリン症
(3)妊娠……(1)妊娠初期・中期に服用すると,女子胎児の外性器の男性化,男子胎児の女性化が報告されています。(2)黄体ホルモン剤と先天異常児出産との因果関係は,いまだ確立されたものではありませんが,心臓・四肢などの先天異常児を出産した母親では,妊娠初期に黄体または黄体・卵胞ホルモン剤を服用していた群と対照群との間に有意差があったとの報告があります。(3)流早産以外の人が服用する場合は,服用前に医師による問診,内診,基礎体温の測定,免疫学的妊娠診断などにより,妊娠していないことを十分に確認してもらってください。
(4)外国での報告,動物実験……(1)本剤の有効成分を含む筋注製剤の長期投与で,骨密度の減少が認められたとの報告があります。(2)ビーグル犬に投与すると乳房に小結節が生じ,そのうちいくつかは悪性であったとの報告,サルに投与すると子宮内膜がんを生じたとの報告があります。
(5)検査値への影響……本剤の服用により,血清または尿中ステロイドホルモン(コルチゾール,エストロゲン,プロゲステロンなど),血清または尿中ゴナドトロピン(黄体形成ホルモンなど),性ホルモン結合グロブリンが低値を示す可能性があります。
(6)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)本剤成分の高用量製剤で,脳梗塞,心筋梗塞,肺塞栓症,腸間膜血栓症,網膜血栓症,血栓静脈炎などの重い血栓症。(2)本剤成分の高用量製剤で,うっ血性心不全。(3)乳頭水腫(視力の低下や消失,眼球突出,複視,片頭痛など)。(4)ショック,アナフィラキシー(呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,じん麻疹など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……黄疸/むくみ,体重増加/腹痛,悪心・嘔吐,腹部膨満感,食欲不振,下痢/めまい,頭痛,眠け,神経過敏,不眠,抑うつ/乳房痛,月経異常,子宮出血,乳汁漏出,満月様顔貌(がんぼう),無月経,子宮腟部びらん,帯下の変化/悪寒,倦怠感,発熱/脱毛,多毛,かゆみ,にきび,じん麻疹
(3)検査などでわかる副作用……肝機能の異常/耐糖能異常

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)本剤との併用で血栓症がおこることがある薬剤……ホルモン剤(黄体ホルモン,卵胞ホルモン,副腎皮質ホルモンなど)

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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