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ちょこらえー

チョコラA

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

ビタミン剤と栄養補給・貧血・止血の薬/脂溶性ビタミン剤

解説タイトル

ビタミンA

一般名 解説

ビタミンA
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

末剤 / 10,000単位 1g 19.40円
錠剤 / 10,000単位 1錠 8.80円
液剤 / 30,000単位 1mL 69.60円

製薬会社 解説

アルフレッサ=エーザイ

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

脂溶性ビタミン

規制 解説

使用量と回数 解説

〔治療が目的の場合〕錠剤は1日10,000~100,000単位(1~10錠),末剤・液剤は1日3,000~100,000単位(末剤0.3~10g,液剤3~100滴)を服用。〔補給が目的の場合〕末剤・液剤を1日2,000~4,000単位(末剤0.2~0.4g,液剤2~4滴)服用。末剤のみは治療・補給ともに3回に分けて服用。

識別コード 解説

10000単位 包装コード:301 本体コード:301

その他 解説

保険収載年:1978/2

チョコラA錠1万単位

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

ビタミンA欠乏症(夜盲症,結膜・角膜乾燥症,角膜軟化症)/角化性皮膚疾患/[末剤,液剤のみ]ビタミンAの補給(妊婦・授乳婦,乳幼児,消耗性疾患など)

解説 解説

本剤は,ビタミンAの欠乏による夜盲症(とり目)や目の乾燥などの治療,ビタミンAの補給に用いられます。
ビタミンAは脂溶性ビタミンで,過剰に摂取すると体内に蓄積し,さまざまな副作用が出てくるので,処方医の指示を守って過剰に摂取しないようにしてください。なお,ビタミンAは皮膚科疾患にも使われます。
〈ビタミンAの過剰症について〉
急性中毒の場合,乳児では吐乳,下痢,不きげん,不安になります。大泉門(だいせんもん)(乳児の左右の頭頂骨と前頭骨の間の菱形の部分)がふくらみ,けいれんなどがおこりやすくなります。一方,慢性中毒の場合は,手足が腫れて痛み,骨の変形,脱毛,口唇のひびわれ,皮膚の発赤や落屑(らくせつ),肝臓の腫れなどが現れます。ビタミンA欠乏症に似た症状を示すので,特に乳児では注意が必要です。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

(1)服用してはいけない場合……レチノイド製剤(エトレチナート(エトレチナート),トレチノイン(レチノイド類似物質),タミバロテン(レチノイド類似物質),ベキサロテン(レチノイド類似物質))の服用中/妊娠3カ月以内または妊娠を希望する人の1日ビタミンA5,000単位以上の服用(ビタミンA欠乏症の人は除く)
(2)妊婦……外国で,妊娠前3カ月から妊娠初期3カ月までに,ビタミンAを1日に10,000単位以上摂取した女性から出生した児に,頭蓋神経堤などの奇形発現の増加が推定されたとする疫学調査があります。妊娠3カ月以内または妊娠を希望する人は,ビタミンA欠乏症のための治療を除いて,本剤を服用しないでください。ただし,ビタミンAの補給を目的として服用する場合は,食品などからの摂取量に注意し,1日に5,000単位未満が処方されます。
(3)その他……
・妊婦(妊娠3カ月以内の女性を除く)での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみなど)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……大泉門膨隆,神経過敏,頭痛/食欲不振,嘔吐/肝腫大/脱毛/体重増加停止,四肢痛,骨痛,関節痛

併用してはいけない薬 解説

エトレチナート(エトレチナート),トレチノイン(レチノイド類似物質),タミバロテン(レチノイド類似物質),ベキサロテン(レチノイド類似物質)→ビタミンA過剰症と類似した副作用症状をおこすおそれがあります。

注意して併用すべき薬

(1)本剤との併用で作用が強まる薬剤……パクリタキセル(イチイ由来抗腫瘍薬

海外評価 解説

  • 6点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説

  • PC
  • X

[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

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データ更新日:2023/09/27