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コペガス (リバビリン) 中外 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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こぺがす

コペガス

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

肝臓・膵臓・胆道・痔の薬/肝臓障害の薬

解説タイトル

リバビリン

一般名

リバビリン
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 200mg 1錠 789.20円

製薬会社

中外

先発/ジェネリック

先発品

分類

抗ウイルス薬

規制

劇薬

使用量と回数

体重,ヘモグロビン濃度などによって異なるので,処方医の指示通りに服用。

識別コード

200mg 包装コード:RIB 200 本体コード:RIB 200:ROCHE

その他

保険収載年:2001/12

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

[レベトールの適応症](1)インターフェロンアルファ-2b(遺伝子組み換え),ペグインターフェロンアルファ-2b(遺伝子組み換え),インターフェロンベータとの併用による次のいずれかのC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善
・血中HCV RNA量が高値の人
・インターフェロン製剤単独療法で無効の人,またはインターフェロン製剤単独療法後再燃した人
(2)ペグインターフェロンアルファ-2b(遺伝子組み換え)との併用によるC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
(3)ソホスブビル(C型肝炎治療薬(ポリメラーゼ阻害薬))との併用によるセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
(4)オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル配合剤(C型肝炎治療薬(ポリメラーゼ阻害薬))との併用によるセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善
[コペガスの適応症](1)ペグインターフェロンアルファ-2a(遺伝子組み換え)との併用による次のC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善
・セログループ1(ジェノタイプⅠ〈1a〉またはⅡ〈1b〉)で血中HCV RNA量が高値の人
・インターフェロン単独療法で無効の人,またはインターフェロン単独療法後再燃した人
(2)ペグインターフェロンアルファ-2a(遺伝子組み換え)との併用によるC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
(3)ソホスブビル(C型肝炎治療薬(ポリメラーゼ阻害薬))との併用によるセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
*代償性とは肝臓が機能を果たしうる段階にあることを意味します。

解説

C型肝炎ウイルスによる慢性肝炎を放置しておくと,肝硬変さらには肝臓がんに進行しやすくなります。そのため,慢性肝炎のうちに治療を行って進行を防ぐことが重要です。インターフェロンは,ウイルスや腫瘍細胞などを攻撃して増殖を抑えるために体内でつくり出されるタンパク質です。本剤はインターフェロンと併用することで,抗ウイルス効果が増強され,C型慢性肝炎の改善に効果を発揮します。
なお,本剤単独ではC型慢性肝炎,C型代償性肝硬変に対する治療効果はありません。本剤併用にあたっては,HCV RNAが陽性であること,および組織像または肝予備能,血小板数などにより,慢性肝炎または代償性肝硬変であることを確認して使用します。
また,ジェネリックのリバビリンREはレベトールの後発品ですが,処方目的は上記レベトールの(1)のみです。
2015年に発売されたソホスブビルと併用する場合は,内服08-01-16のC型肝炎治療薬(ポリメラーゼ阻害薬) (C型肝炎治療薬(ポリメラーゼ阻害薬))の項も参照してください。

使用上の注意

警告

 本剤による催奇形性が報告されているので,妊婦または妊娠している可能性がある人は服用してはいけません。また,本剤による精巣・精子の形態変化が報告されているので,男女とも服用する場合は避妊を厳守してください。

基本的注意

*リバビリン(コペガス,レベトール)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分または他のヌクレオシドアナログ(アシクロビル,ガンシクロビル,ビダラビンなど)に対するアレルギーの前歴/コントロール困難な心疾患(心筋梗塞,心不全,不整脈など)/異常ヘモグロビン症(サラセミア,鎌状赤血球性貧血など)/慢性腎不全またはクレアチニン・クリアランスが50mL/分以下の腎機能障害/重いうつ病,自殺念慮・自殺企図などの重い精神病状態にある人またはその前歴/重い肝機能障害/自己免疫性肝炎/妊婦または妊娠している可能性のある人,授乳婦
(2)慎重に服用すべき場合……
[レベトール]本剤やインターフェロンの減量を要する頻度が高くなる傾向が認められている下記の場合:(1)インターフェロンアルファ-2b(遺伝子組み換え)併用時→服用開始前のヘモグロビン濃度が14g/dL未満,好中球数が2,500/mm3未満,または血小板数120,000/mm3未満の人および女性,(2)ペグインターフェロンアルファ-2b(遺伝子組み換え)併用時→服用開始前のヘモグロビン濃度が14g/dL未満,好中球数が2,000/mm3未満,または血小板数120,000/mm3未満の人および女性,(3)インターフェロンベータ併用時→服用開始前のヘモグロビン濃度が14g/dL未満,好中球数が2,000/mm3未満の人/痛風またはその前歴/高度の白血球・血小板の減少
[レベトール,コペガス]心疾患またはその前歴/アレルギー素因のある人/中枢・精神神経障害またはその前歴/自己免疫疾患またはその素因のある人/腎機能障害/高血圧症/糖尿病またはその前歴・家族歴,耐糖能障害/高齢者
[コペガス]骨髄機能抑制のある人/体重50kg未満の人
(3)服用期間……本剤の服用期間は効果や副作用の程度を考慮しながら慎重に決定されます。
[レベトール]
・C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善の場合→(1)セログループ1で血中HCV RNA量が高値の人:通常は48週間。臨床検査の結果から減量・休薬が必要な場合でも,可能な限り48週間服用します。24週間以上の投与で効果が認められない場合は中止を考慮します。(2)それ以外の人:通常は24週間
・C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善の場合→通常は48週間。24週間以上の投与で効果が認められない場合は中止を考慮します。
[コペガス]効果が認められない場合には服用を中止します。48週を超えて服用した場合の有効性・安全性は確立していません。
(4)定期検査……服用中は,定期的に肝機能や腎機能,血液,血糖,尿糖,眼底,心電図などの検査を受ける必要があります。
(5)肝硬変に対する処置……C型代償性肝硬変に対するペグインターフェロンアルファ-2aまたはソホスブビルと本剤による併用療法は,ウイルスに対する治療なので,肝硬変に対する処置は本治療後も継続します。
(6)体重増加の遅れなど……[コペガス]5~17歳のC型慢性肝炎の人を対象とした海外臨床試験において,治療期間中に体重増加の遅れおよび身長の伸びの遅れが認められたと報告されています。
(7)その他……
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)貧血(赤血球減少,ヘモグロビン減少),汎血球減少,無顆粒球症,白血球減少,血小板減少,顆粒球減少,赤芽球癆(ろう),血栓性血小板減少性紫斑病,溶血性尿毒症症候群,再生不良性貧血など。(2)間質性肺炎,肺線維症,肺水腫,肺浸潤,呼吸困難,喀痰増加。(3)うつ病,自殺念慮,自殺企図,躁(そう)状態,攻撃的行動。(4)肝炎の増悪,肝機能障害。(5)自己免疫現象(肝炎,溶血性貧血,特発性血小板減少性紫斑病,潰瘍性大腸炎,関節リウマチ,SLE,血管炎など)。(6)心筋症,心不全,狭心症,不整脈(心室性頻脈,高度房室ブロック,洞停止,高度徐脈,心房細動など),心筋梗塞,心内膜炎,心膜炎。(7)敗血症,肺炎。(8)脳出血,脳梗塞,肺塞栓症。(9)意識障害,けいれん,てんかん発作,見当識障害,昏睡,せん妄,錯乱,幻覚,認知症様症状など。(10)糖尿病。(11)甲状腺機能異常。(12)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),多形紅斑。(13)乾癬。(14)急性腎不全,ネフローゼ症候群などの重い腎機能障害。(15)消化管出血(下血,血便など),消化性潰瘍,虚血性大腸炎,小腸潰瘍。(16)ショック。(17)網膜症。(18)横紋筋(おうもんきん)融解症。(19)高血圧。(20)体液貯留(末梢性浮腫,浮腫,顔面浮腫,肺水腫,低血圧,無尿)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ,じん麻疹,過敏症反応:舌・口唇腫脹を含む)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……発熱,倦怠感,悪寒,インフルエンザ様症状/頭痛,不眠,めまい,耳鳴り,眠け,気分不快,気力低下,もの忘れ,耳づまり,神経過敏,知覚過敏・減退,注意力障害,不安,感情不安定,聴覚過敏,感情鈍麻,構語障害,激越,片頭痛/貧血/黄疸/頻尿,排尿障害,膀胱炎/頻脈,潮紅,胸痛,むくみ,末梢性虚血,血管浮腫/食欲不振,悪心・嘔吐,腹痛,口渇,消化不良,腹部膨満感,下痢,便秘,口内・口唇炎,胃炎,嚥下障害,腹部・口腔内不快感,口内乾燥,歯痛,歯髄・歯周・歯肉炎,舌炎,鼓腸放屁,痔核,おくび,膵炎,腸炎/脱毛,紅斑,多形紅斑,皮膚乾燥,湿疹,紫斑,白癬,接触性皮膚炎,皮膚炎,光線過敏症,脂漏,毛質異常,せつ,落屑(らくせつ),爪の異常,皮膚刺激,水疱,汗疱/関節・筋肉・背部・腰部・四肢・頸部・肋骨・右季肋部痛,疼痛,関節炎,筋硬直,緊張亢進,ふるえ,神経痛,無力症,ニューロパシー,麻痺(舌・顔面・四肢),感覚異常/せき,鼻出血,気管支けいれん,気管支炎,扁桃炎,鼻炎,副鼻腔炎,鼻乾燥,鼻漏,しわがれ声,くしゃみ,肺炎,胸水,血痰,鼻づまり,上気道炎/目の痛み・かゆみ・違和感・充血・乾燥,眼精疲労,視覚異常,視力異常・低下・喪失,視野狭窄・欠損,流涙,霧視,まぶたのむくみ,硝子体浮遊物,角膜・結膜炎,眼瞼炎,網膜出血・網膜白斑など網膜の微小循環障害,網膜滲出物,網膜動脈・静脈閉塞,黄斑浮腫,視神経炎,乳頭浮腫/鉄代謝障害,体重減少,味覚障害,甲状腺機能異常,多汗,疲労,リンパ節炎,花粉症,外耳炎,単純疱疹,中耳炎,処置後局所反応,嗅覚異常,前立腺炎,サルコイドーシス,不正出血,勃起障害,膀胱がん,大腸がん,脱水,月経異常,感染症,腹水,性欲減退/注射部反応(紅斑,かゆみ,炎症,硬結,腫脹,熱感,発疹,疼痛,壊死)
(3)検査などでわかる副作用……白血球・赤血球・リンパ球・好中球・血小板減少・増多,ヘモグロビン・網状赤血球・ヘマトクリット減少,好酸球・好塩基球・単球増多,ESR亢進/AST・ALT・AL-P・γ-GTP・LDH・ビリルビン上昇,ウロビリン尿,ビリルビン尿,ビリルビン低下,ZTT上昇/血尿,タンパク尿,BUN・クレアチニン上昇/血圧上昇・低下,房室ブロック/CK上昇/高血糖,高尿酸血症,痛風,尿酸低下,高タンパク血症,低タンパク血症,低アルブミン血症,尿糖,自己抗体産生,CRP上昇,コレステロール増加・減少,高トリグリセリド血症,電解質異常(カリウム,ナトリウムなど),血清鉄上昇・低下

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)本剤との併用で乳酸アシドーシスがおこることがある薬剤……ヌクレオシドアナログ(ジダノシン・アバカビル硫酸塩など(エイズ治療薬(1)))
(2)本剤との併用で作用が弱まることがある薬剤……ジドブジン(エイズ治療薬(1))/[コペガス]サニルブジン(エイズ治療薬(1)
(3)本剤との併用で骨髄抑制がおこるおそれがある薬剤……アザチオプリン(アザチオプリン

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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