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めさらじん
メサラジン
内服薬
種別
内服薬
大分類/中分類
胃腸の薬/その他の胃腸薬
解説タイトル
潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬(1)
剤形/保険薬価 解説
錠剤 / 250mg 1錠 14.20円
錠剤 / 500mg 1錠 29.00円
製薬会社 解説
日薬工=沢井
先発/ジェネリック 解説
ジェネリック
分類 解説
潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬
規制 解説
使用量と回数 解説
潰瘍性大腸炎の場合,1日1,500mgを3回に分けて服用。寛解期には必要に応じて1日1回の服用も可。ただし活動期には1日4,000mgを2回に分けて服用。(アサコール,メサラジン腸溶錠は1日2,400mgを3回に分けて服用。寛解期には必要に応じて1日1回の食後服用も可。ただし活動期には1日3,600mgを3回に分けて服用。リアルダは1日1回2,400mg,活動期には4,800mg服用)/クローン病の場合,1日1,500~3,000mgを3回に分けて服用。/小児は処方医の指示通りに服用。
識別コード 解説
250mg 包装コード:SW-MES 250 本体コード:SW MES:250
500mg 包装コード:SW-MES 500 本体コード:SW MES:500
その他 解説
保険収載年:1996/9
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
解説 解説
メサラジンは,そのまま服用するとその大部分は小腸上部で吸収されて効果を発揮できないため,成分の放出をゆっくりにして患部に届くよう調節・制御してあります。
サラゾスルファピリジン,メサラジンのいずれも軽症から中等症の潰瘍性大腸炎に用いられ,重症の場合はステロイド薬や免疫抑制薬などが用いられます。メサラジン(アサコール,リアルダ,メサラジン腸溶錠を除く)はクローン病も適応となっています。一方,サラゾスルファピリジン(サラゾスルファピリジン)は関節リウマチの治療にも使われます。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(1)服用してはいけない場合……重い腎機能障害・肝機能障害/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/サリチル酸エステル類・サリチル酸塩類に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能・肝機能の低下している人(重症の場合を除く)/サラゾスルファピリジンに対するアレルギー
(3)便の色……本剤のコーティング剤は水に溶けないため,便の中に白いものがみられることがあります。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:専門医の管理下で服用。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……脱毛/腹痛,血便,下血,吐きけ,嘔吐,食欲不振,粘液便,便秘,腹部膨満感,口内炎/頭痛,筋肉痛,関節痛,ループス様症候群,発熱,むくみ,全身倦怠感,末梢神経障害,めまい,胸部痛,頸部痛/尿着色
(3)検査などでわかる副作用……アミラーゼ上昇/AST・ALT・AL-P・γ-GTP・ビリルビン上昇/クレアチニン・尿中NAG・尿中ミクログロブリン上昇,尿タンパクなどの腎機能異常/白血球減少,好酸球増多,貧血/CK上昇
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
(2)本剤と併用すると骨髄抑制が現れるおそれがある薬剤……アザチオプリン(アザチオプリン),メルカプトプリン水和物(メルカプトプリン水和物)
海外評価 解説
- 6点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- B
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2023/09/27