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サラゾピリン (サラゾスルファピリジン) ファイザー [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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さらぞぴりん

サラゾピリン

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

胃腸の薬/その他の胃腸薬

解説タイトル

潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬(1)

一般名

サラゾスルファピリジン
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 500mg 1錠 20.00円

製薬会社

ファイザー

先発/ジェネリック

先発品

分類

潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬

規制

使用量と回数

1日2~4g(4~8錠)を4~6回に分けて服用。症状により,はじめに1日8gを服用し,3週間後から次第に減量して1日1.5~2gを服用することもある。

識別コード

500mg 包装コード:KPh 101 500mg 本体コード:KPh:101

その他

保険収載年:1970/8

サラゾピリン錠500mg

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

[サラゾスルファピリジンの適応症]潰瘍性大腸炎,限局性腸炎,非特異性大腸炎
[メサラジンの適応症]潰瘍性大腸炎(重症を除く)/クローン病(アサコール,リアルダ,メサラジン腸溶錠を除く)

解説

サラゾスルファピリジンはプロドラッグの一つで,消化管の中に入ると5-アミノサリチル酸(アスピリンの仲間)と免疫調節作用のあるスルファピリジン(抗菌薬サルファ剤の仲間)に変換されます。潰瘍性大腸炎の原因はいまだに不明で,本剤の作用機序もはっきりとわかっていませんが,5-アミノサリチル酸の抗炎症作用によって効果を表すのだろうと推定されています。
メサラジンは,サラゾスルファピリジンからスルファピリジンを除いた5-アミノサリチル酸を放出調節製剤あるいは放出制御薬剤としたものです。メサラジンはそのまま服用すると,その大部分は小腸上部で吸収されて効果を発揮できないため,成分の放出をゆっくりにして患部に届くよう調節・制御してあります。
サラゾスルファピリジン,メサラジンのいずれも軽症から中等症の潰瘍性大腸炎に用いられ,重症の場合はステロイド薬や免疫抑制薬などが用いられます。
メサラジン(アサコール,リアルダ,メサラジン腸溶錠を除く)は潰瘍性大腸炎だけでなくクローン病も適応となっています。一方,サラゾスルファピリジンは関節リウマチの治療にも使われます。(サラゾスルファピリジン

使用上の注意

警告

基本的注意

*メサラジン(ペンタサ)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……重い腎機能障害・肝機能障害/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/サリチル酸エステル類・サリチル酸塩類に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能・肝機能の低下している人/サラゾスルファピリジンに対するアレルギー
(3)服用法……本剤は二分割してのめますが,徐放製剤(効果持続型)なので,噛まないで服用してください。
(4)便の色……本剤のコーティング剤は水に溶けないため,便の中に白いものがみられることがあります。
(5)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:専門医の管理下で服用。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)間質性肺疾患(発熱,せき,呼吸困難などを伴う好酸球性肺炎,肺胞炎,肺臓炎,間質性肺炎など)。(2)再生不良性貧血,汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少症。(3)間質性腎炎,ネフローゼ症候群,腎機能低下,急性腎不全。(4)心筋炎,心膜炎,胸膜炎。(5)肝炎,肝機能障害,黄疸。(6)膵炎。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ,丘疹,じん麻疹,紅斑)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……脱毛/下痢,腹痛,吐きけ,嘔吐,食欲不振,粘液便,便秘,腹部膨満感,口内炎/頭痛,筋肉痛,関節痛,ループス様症候群,発熱,むくみ,全身倦怠感,末梢神経障害,胸部痛,頸部痛/尿着色
(3)検査などでわかる副作用……アミラーゼ上昇/AST・ALT・AL-P・γ-GTP・ビリルビン上昇/クレアチニン・尿中NAG・尿中ミクログロブリン上昇,尿タンパクなどの腎機能異常/白血球減少,好酸球増多,貧血

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)本剤と併用すると尿中へのNa・K・Clイオンの排泄が増加する薬剤……利尿薬,ステロイド薬(副腎皮質ステロイド薬
(2)本剤と併用すると骨髄抑制が現れるおそれがある薬剤……アザチオプリン(アザチオプリン),メルカプトプリン水和物(メルカプトプリン水和物

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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