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とらんころん
トランコロン
処方薬
※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的解説
過敏性大腸症(イリタブルコロン)
解説解説
過敏性大腸症(過敏性腸症候群)とは,器質的な病変が認められないのに慢性の便通異常を示すものをさします。10~20歳代を中心とする若年者に多く,思春期の代表的な心身症の一つと考えられています。近年は,中年の人にも増えています。
使用上の注意
警告解説
基本的注意解説
*メペンゾラート臭化物(トランコロン)の添付文書による
(1)服用してはいけない場合……緑内障/前立腺肥大による排尿障害/重い心疾患/麻痺性イレウス(腸閉塞)/本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……前立腺肥大/甲状腺機能亢進症/うっ血性心不全,不整脈/潰瘍性大腸炎/高温環境にある人/高齢者
(3)危険作業に注意……本剤を服用すると,視調節障害などをおこすことがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は十分に注意してください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
(1)服用してはいけない場合……緑内障/前立腺肥大による排尿障害/重い心疾患/麻痺性イレウス(腸閉塞)/本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……前立腺肥大/甲状腺機能亢進症/うっ血性心不全,不整脈/潰瘍性大腸炎/高温環境にある人/高齢者
(3)危険作業に注意……本剤を服用すると,視調節障害などをおこすことがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は十分に注意してください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用解説
[メペンゾラート臭化物・フェノバルビタール配合剤](1)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),紅皮症(剥脱(はくだつ)性皮膚炎)。(2)過敏症症候群(発疹,発熱,リンパ節腫脹,肝機能障害など)。(3)薬物依存,服用中止による禁断症状(不安,不眠,けいれん,悪心,幻覚,妄想,興奮,錯乱,抑うつ状態など)。(4)顆粒球減少,血小板減少。(5)肝機能障害。(6)呼吸抑制。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用解説
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……視調節障害/口渇,便秘,悪心・嘔吐,食欲不振/排尿障害/めまい,頭痛・頭重
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……視調節障害/口渇,便秘,悪心・嘔吐,食欲不振/排尿障害/めまい,頭痛・頭重
併用してはいけない薬解説
[メペンゾラート臭化物・フェノバルビタール配合剤]ボリコナゾール(深在性真菌治療薬),タダラフィル(アドシルカ(肺動脈性肺高血圧症治療薬(3))),アスナプレビル(C型肝炎治療薬(抗ウイルス薬2)),ダクラタスビル塩酸塩(C型肝炎治療薬(抗ウイルス薬4)),ジメンシー配合錠(C型肝炎治療薬(抗ウイルス薬4)),マシテンタン(肺動脈性肺高血圧症治療薬(1)),エルバスビル(C型肝炎治療薬(抗ウイルス薬4)),グラゾプレビル水和物(C型肝炎治療薬(抗ウイルス薬2)),チカグレロル(ADP受容体阻害薬),ヴィキラックス配合錠,リルピビリン塩酸塩(エイズ治療薬(1)),コムプレラ配合錠(エイズ治療薬(1)),プレジコビックス配合錠(エイズ治療薬(2)),リアメット配合錠(抗マラリア薬(4)),スタリビルド配合錠(エイズ治療薬(3)),ゲンボイヤ配合錠(エイズ治療薬(3))→これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがあります。
注意して併用すべき薬
(1)併用すると相互に作用が強まることがある薬剤……三環系抗うつ薬(三環系抗うつ薬),フェノチアジン系薬剤(フェノチアジン系薬剤),抗ヒスタミン薬
(2)併用すると本剤の作用が強まることがある薬剤……モノアミン酸化酵素阻害薬(選択的MAO-B阻害薬)(モノアミン酸化酵素の働き)
(2)併用すると本剤の作用が強まることがある薬剤……モノアミン酸化酵素阻害薬(選択的MAO-B阻害薬)(モノアミン酸化酵素の働き)
海外評価解説
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プレグナンシー・カテゴリー解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第32版(2019年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。
データ更新日:2019/09/24