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ぴむろ

ピムロ

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

胃腸の薬/便秘の薬

解説タイトル

植物性便秘治療薬

一般名 解説

センナ葉・実など
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

顆粒剤 /  1g 6.30円

製薬会社 解説

本草=辰巳

先発/ジェネリック 解説

ジェネリック ジェネリック医薬品

分類 解説

便秘治療薬(大腸刺激性)

規制 解説

使用量と回数 解説

1回0.5~1gを1日1~2回。

識別コード 解説

0.5g 包装コード:0.5g

その他 解説

保険収載年:1967/7

ピムロ顆粒0.5g

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

便秘症/[センナ葉・実のみの適応症]駆虫剤服用後の下剤

解説 解説

センナ薬は,昔から民間薬の便秘薬として使用されてきました。主成分はセンノサイドで,大腸粘膜およびアウエルバッハ神経叢(そう)に作用して大腸のぜん動運動を促進し,かつ水分の吸収を抑制して便通を促します。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*センノシド(プルゼニド)などの添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分またはセンノシド製剤に対するアレルギーの前歴/急性腹症が疑われる人,けいれん性便秘/重症の硬結便のある人/電解質失調(特に低カリウム血症)のある人の大量服用/[セチロ配合錠のみ]腎機能障害/テトラサイクリン系抗生物質の服用中
(2)特に慎重に服用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……妊婦または妊娠している可能性のある人
(3)慎重に服用すべき場合……腹部手術後
(4)長期連用の禁止……連用すると,薬に対する慣れが生じて効果が弱まり,薬に頼りがちになるので,長期連用はしてはいけません。下剤は適用量より多量に使用すると腸管がけいれんし,逆に排便不十分となりさらに増量して下痢をおこすようになります。特に本剤などのアントラキノン系下剤の長期服用で多くみられます。
(5)尿の色……本剤の服用により,尿が黄褐色・赤色になることがあります。
(6)妊婦……妊婦または妊娠している可能性のある人は「原則禁忌」で,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ処方されることがあります。服用によって子宮収縮を誘発して流早産の危険性があるので,やむを得ず服用する場合は大量に服用しないこと,また処方医との連絡を密に取り合ってください。
(7)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止することが望ましい。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹など)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……腹痛,悪心・嘔吐,腹鳴,腹部不快感,下痢/脱水/腎障害,着色尿/疲労
(3)検査などでわかる副作用……低カリウム血症,低ナトリウム血症/血圧低下/ALT・AST・γ-GTP・ビリルビン上昇/大腸メラノーシス(大腸粘膜の着色)

併用してはいけない薬 解説

[ダイオウ・センナ配合剤のみ]テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン系抗生物質)(アクロマイシンなど)→本剤との併用により作用が弱まるおそれがあります。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2023/09/27