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パナルジン (チクロピジン塩酸塩) サノフィ [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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ぱなるじん

パナルジン

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

その他の循環器系の薬/血液凝固を防ぐ薬

解説タイトル

チクロピジン塩酸塩

一般名

チクロピジン塩酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

細粒剤 / 10% 1g 57.50円
錠剤 / 100mg 1錠 50.70円

製薬会社

サノフィ

先発/ジェネリック

先発品

分類

抗凝血薬(抗血小板薬)

規制

劇薬(細粒剤のみ)

使用量と回数

処方医の指示通りに服用。

識別コード

100mg 包装コード:sa PN 100 本体コード:sa PN
10% 包装コード:1g 100mg/1g 本体コード:

その他

保険収載年:1981/9

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

血管手術および血液体外循環に伴う血栓・塞栓の治療ならびに血流障害の改善/慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍・疼痛・冷感などの阻血性諸症状の改善/虚血性脳血管障害(一過性脳虚血発作〈TIA〉,脳梗塞)に伴う血栓・塞栓の治療/クモ膜下出血手術後の脳血管れん縮に伴う血流障害の治療

解説

血小板の血液凝集作用を弱めることにより,血液凝固を阻止します。
PDR(アメリカの医薬品集)では,チクロピジン塩酸塩はアスピリン(小用量アスピリン(血栓防止用))が無効の人,またはアスピリンが使えない人にのみ使用すべきであると記述しています。
また,『mims』(イギリスの医薬品カタログ)では,チクロピジン塩酸塩による治療は,病院医師によってのみ始められるべきであると書いていましたが,2003年3月号からチクロピジン塩酸塩の掲載そのものをやめました。

使用上の注意

警告

(1)血栓性血小板減少性紫斑病(TTP),無顆粒球症,重い肝機能障害などの重大な副作用が,主に服用開始後2カ月以内に現れ,死亡に至る例も報告されています。1999年7月の「緊急安全性情報」以後も,多数の副作用死が報告されています。
(2)本剤の服用にあたっては,医師と十分に話し合い,納得したのち服用すること,また服用中は必ず定期的に検査を受け,常に状態に気をくばってください。

基本的注意

*チクロピジン塩酸塩(パナルジン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……出血している人(血友病,毛細血管脆弱(ぜいじゃく)症,消化管潰瘍,尿路出血,喀血,硝子体出血など)/重症の肝機能障害/白血球減少症/本剤による白血球減少症の前歴/本剤に対するアレルギーの前歴
(2)特に慎重に服用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……肝機能障害
(3)慎重に服用すべき場合……月経期間中/出血傾向ならびにその素因がある人/肝機能障害の前歴/白血球減少症の前歴/高血圧/他のチエノピリジン系薬剤(クロピドグレル硫酸塩)に対するアレルギーの前歴/手術を予定している人/高齢者
(4)定期検査……「警告」にあるように危険性の高い薬剤なので,服用開始後2カ月間は,原則として2週間に1回,血液,肝機能などの検査を受ける必要があります。
(5)その他……
・妊婦での安全性:原則として服用しない。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)倦怠感,食欲不振,紫斑などの出血症状,発熱,腎機能障害,意識障害などの精神症状などを伴う血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)。(2)無顆粒球症(初期症状:発熱,咽頭痛,倦怠感など)。(3)重い肝機能障害(初期症状:悪心・嘔吐,食欲不振,倦怠感,そう痒感,眼球黄染,皮膚の黄染,褐色尿など)。(4)再生不良性貧血を含む汎血球減少症,赤芽球癆(ろう),血小板減少症。(5)出血(脳出血,消化管出血)。(6)中毒性表皮壊死融解症(TEN),皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),紅皮症(剥脱(はくだつ)性皮膚炎),多型滲出性紅斑。(7)急性腎不全。(8)消化性潰瘍。(9)間質性肺炎。(10)発熱,関節痛,胸部痛,胸水貯留,抗核抗体陽性などを伴うSLE(全身性エリテマトーデス)様症状。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ,じん麻疹,発熱,発赤,紅斑,むくみなど)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……鼻・皮下・歯肉出血,貧血,血尿/悪心,嘔吐,食欲不振,下痢,口内炎,腹痛,味覚障害/頭痛,めまい,疲れやすい,心悸亢進,全身倦怠感,眼底出血,結膜出血
(3)検査などでわかる副作用……白血球減少,好酸球増多/クレアチニン・BUN上昇/AST・ALT・AL-P・γ-GTP・LDH・ビリルビン・総コレステロール上昇/膵酵素上昇

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)本剤との併用で作用が強まる薬剤……バルビツール酸誘導体(バルビツール酸誘導体),テオフィリン(テオフィリン),チザニジン塩酸塩(チザニジン塩酸塩
(2)本剤との併用で作用が弱まる薬剤……シクロスポリン(シクロスポリン
(3)本剤との併用で副作用が強まる薬剤……フェニトイン(フェニトイン)(運動失調など)
(4)本剤との併用で出血傾向が強まる薬剤……抗凝血薬(ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム)など),血小板凝集抑制作用のある薬剤(アスピリン(小用量アスピリン(血栓防止用))など),血栓溶解薬(ウロキナーゼ,アルテプラーゼなど)

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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