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アムロジピン (アムロジピンベシル酸塩(S,H)) 大興=武田テバファーマ=武田 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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あむろじぴん

アムロジピン

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

心臓病と不整脈の薬/虚血性心疾患の薬

解説タイトル

カルシウム拮抗薬

一般名

アムロジピンベシル酸塩(S,H)
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 2.5mg 1錠 14.20円
錠剤 / 5mg 1錠 26.20円
錠剤 / 10mg 1錠 40.70円

製薬会社

大興=武田テバファーマ=武田

先発/ジェネリック

ジェネリックジェネリック医薬品

分類

冠血管拡張薬

規制

劇薬

使用量と回数

高血圧症:1日1回2.5~5mg。効果が不十分なときは,1日1回10mgまで増量できる。小児は処方医の指示通りに服用。狭心症:1日1回5mg。

識別コード

2.5mg 包装コード:V 1 本体コード:V 1
5mg 包装コード:V 2 本体コード:V 2
10mg 包装コード:V 3 本体コード:V 3

その他

保険収載年:1993/11

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

[ニフェジピンの適応症]本態性高血圧,腎性高血圧狭心症
一般名に( )で表示したA,H,Sは許可された適応症で,A=不整脈,H=高血圧,S=狭心症を示します。

解説

筋肉が刺激を受けるとカルシウムが細胞内へ移動し,筋肉が収縮します。カルシウム拮抗薬は,カルシウムが細胞内へ移動するのを抑制して,筋肉がゆるむのを早めます。そのため,心臓へ栄養を送っている冠状血管や末梢血管を拡張させ,血圧を下げることにより,心臓の仕事量や心筋(心臓の筋肉)の酸素消費量を減少させます。そこで,この薬剤には「カルシウム・チャネル・ブロッカー」という気のきいた呼び方もあるわけです。
なお,ベプリジル塩酸塩の適応症には,狭心症のほかに頻脈性不整脈(心室性)があります。日本では不整脈治療薬に分類していますが,『メルク・インデックス』(アメリカの医薬品カタログ)ではカルシウム拮抗薬に分類しています。
また,アムロジピンベシル酸塩・アトルバスタチンカルシウム水和物配合剤は,効能の異なる2種類の薬品が組み合わされた配合剤で,高血圧または狭心症(アムロジピンベシル酸塩の適応症)と高コレステロール血症または家族性高コレステロール血症(アトルバスタチンカルシウム水和物(HMG-CoA還元酵素阻害薬)の適応症)を併発している人に用いられます。

使用上の注意

警告

[ベプリジル塩酸塩水和物]持続性心房細動患者を対象とした国内の臨床試験において,心室頻拍から死亡に至った症例などがみられたので,過度のQT延長などの発現に十分注意しなければなりません。

基本的注意

*ニフェジピン(アダラート,L,CR),ジルチアゼム塩酸塩(ヘルベッサー,R)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
[ニフェジピンのみ]心原性ショック/急性心筋梗塞
[ジルチアゼム塩酸塩のみ]重いうっ血性心不全/Ⅱ度以上の房室ブロック,洞不全症候群(持続性の洞性徐脈〈脈拍数50未満〉,洞停止,洞房ブロックなど)
(2)慎重に服用すべき場合……過度に血圧の低い人/重い腎機能障害・肝機能障害/うっ血性心不全
[ニフェジピンのみ]大動脈弁狭窄,僧帽弁狭窄,肺高血圧/不安定狭心症/血液透析療法中の循環血液量減少を伴う高血圧/高齢者
[ジルチアゼム塩酸塩のみ]高度の徐脈,房室ブロック(Ⅰ度)
(3)服用法……(1)[ニフェジピン(カプセル剤)]従来,即効性を期待してカプセルをかみくだいて舌下に用いることがありましたが,過度の降圧や反応性頻脈のおそれがあるため,そのような用い方はしないとされました。(2)[ジルチアゼム塩酸塩,ベプリジル塩酸塩水和物を除く]グレープフルーツジュースと同時に服用すると,本剤の肝臓における分解が阻害されて血中濃度が高くなり,血圧が過度に低下することがあります。グレープフルーツジュースと同時に服用しないようにしてください。また,2時間以上の間隔をあけてください。
(4)急な服用中止……カルシウム拮抗薬の服用を急に中止すると,症状が悪化したとの報告があります。自己判断で中止しないようにしてください。
(5)危険作業に注意……本剤を服用すると,めまい,ふらつきなどがおこることがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は十分に注意してください。
(6)その他……
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)紅皮症(剥脱(はくだつ)性皮膚炎)。(2)肝機能障害,黄疸。
[ニフェジピン](3)無顆粒球症,血小板減少。(4)ショック。(5)血圧低下に伴う一過性の意識障害。
[ジルチアゼム塩酸塩](6)完全房室ブロック,高度徐脈(初期症状:徐脈,めまい,ふらつきなど)。(7)うっ血性心不全。(8)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),急性汎発性発疹性膿疱症。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ,光線過敏症,紫斑,膿疱,多形性紅斑様皮疹),血管浮腫
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……黄疸/胸部痛/上腹部痛/歯肉肥厚/貧血/呼吸困難/女性化乳房,しびれ/顔面潮紅,熱感,のぼせ,動悸,徐脈,起立性低血圧,むくみ(下肢,顔面など),頻脈,頻尿,発汗,悪寒,胸痛/頭痛,頭重感,めまい,倦怠感,眠け,不眠,脱力感,筋けいれん,四肢しびれ感,パーキンソン様症状,こむらがえり,異常感覚/吐きけ・悪心・嘔吐,便秘,下痢,軟便,胃・腹部不快感,口渇,胸やけ,食欲不振,腹痛,鼓腸/せき,呼吸困難/鼻出血,鼻閉/視力異常(霧視など),眼痛/勃起不全,関節痛,筋肉痛,関節のはれ
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT・AL-P・γ-GTP・LDH上昇,肝腫大/BUN・クレアチニン上昇/高血糖/血小板・白血球減少/血圧低下,洞房ブロック,房室ブロック,洞停止

併用してはいけない薬

[ニソルジピン]イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),ミコナゾール(カンジダ治療薬)→本剤の作用が強まるおそれがあります。
[カデュエット配合錠](1)テラプレビル(C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬))→重篤な,または生命に危険を及ぼすような事象(横紋筋融解症を含むミオパシーなど)がおこるおそれがあります。(2)オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル配合剤(C型肝炎治療薬(ポリメラーゼ阻害薬))→重篤な,または生命に危険を及ぼすような副作用が発現しやすくなるおそれがあります。(3)フィブラート系薬剤(フィブラート系薬剤)(原則併用禁忌)→急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症(筋肉痛,脱力感など)がおこりやすくなります。
[ベプリジル塩酸塩水和物](1)リトナビル(エイズ治療薬(2)),サキナビルメシル酸塩(エイズ治療薬(2)),アタザナビル硫酸塩(エイズ治療薬(2)),ホスアンプレナビルカルシウム水和物(エイズ治療薬(2))→心室頻拍などの重い副作用をおこすおそれがあります。(2)イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),エリグルスタット酒石酸塩(ゴーシェ病治療薬)→QT延長が発現する可能性があります。(3)テラプレビル(C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬))→重篤な,または生命に危険を及ぼすような事象がおこるおそれがあります。(4)アミオダロン塩酸塩(注射薬)→心室頻拍の一種トルサード・ドゥ・ポワントをおこすおそれがあります。

注意して併用すべき薬

[ジルチアゼム塩酸塩]
(1)併用すると本剤の作用が弱まることがある薬剤……リファンピシン(リファンピシン
(2)併用すると本剤の作用が強まり,降圧作用の増強,徐脈などが現れることがある薬剤……シメチジン(ヒスタミンH2受容体拮抗薬),HIVプロテアーゼ阻害薬(リトナビル(エイズ治療薬(2)),サキナビルメシル酸塩(エイズ治療薬(2))など)
(3)本剤との併用で作用が強まることがある薬剤……シロスタゾール(シロスタゾール),ビノレルビン酒石酸塩(ビノレルビン酒石酸塩),筋弛緩薬(パンクロニウム臭化物,ベクロニウム臭化物など),アピキサバン(凝固第X因子阻害薬
(4)本剤との併用で作用が弱まることがある薬剤……フェニトイン(フェニトイン
(5)本剤との併用で降圧作用が強まることがある薬剤……ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬(ニフェジピン(カルシウム拮抗薬),アムロジピンベシル酸塩(カルシウム拮抗薬)など)
(6)本剤との併用でジギタリス中毒症状(悪心・嘔吐,頭痛,めまい,視覚異常など)が現れることがある薬剤……ジギタリス製剤(ジゴキシン(ジギタリス製剤),メチルジゴキシン(ジギタリス製剤))
(7)本剤との併用で横紋筋融解症やミオパシーが現れることがある薬剤……シンバスタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬
(8)本剤との併用で睡眠時間の延長などが現れることがある薬剤……トリアゾラム(ベンゾジアゼピン系催眠薬
(9)本剤との併用で鎮静・睡眠作用の増強などが現れることがある薬剤……ミダゾラム
(10)本剤との併用で眠け,悪心・嘔吐,めまいなどが現れることがある薬剤……カルバマゼピン(カルバマゼピン
(11)本剤との併用で作用,毒性が強まることがある薬剤……セレギリン塩酸塩(セレギリン塩酸塩
(12)本剤との併用で悪心・嘔吐,頭痛,不眠などが現れることがある薬剤……テオフィリン(テオフィリン
(13)本剤との併用で腎機能障害などが現れることがある薬剤……シクロスポリン(シクロスポリン),タクロリムス水和物(タクロリムス水和物ほか
(14)本剤との併用で運動失調,めまい,眼振などが現れることがある薬剤……フェニトイン(フェニトイン
(15)併用すると降圧作用が強まることがある薬剤……降圧作用を有する薬剤(降圧薬,硝酸薬など)
(16)併用すると徐脈,房室ブロック,洞房ブロック,洞停止,ふるえなどが現れることがある薬剤……ベーター・ブロッカー(ビソプロロールフマル酸塩(ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの)),プロプラノロール塩酸塩(ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの)),アテノロール(ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの))など),ラウオルフィア製剤(レセルピン(レセルピン)など),ジギタリス製剤(ジゴキシン(ジギタリス製剤),メチルジゴキシン(ジギタリス製剤)),抗不整脈薬(アミオダロン塩酸塩(アミオダロン塩酸塩),メキシレチン塩酸塩(メキシレチン塩酸塩)など),アプリンジン塩酸塩(アプリンジン),麻酔薬(イソフルラン,エンフルラン,ハロタンなど)
(17)併用すると重度の徐脈や心ブロックが現れることがある薬剤……フィンゴリモド塩酸塩(多発性硬化症治療薬(1)

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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