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硫酸キニジン (キニジン硫酸塩水和物) マイラン=ファイザー [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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りゅうさんきにじん

硫酸キニジン

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

心臓病と不整脈の薬/不整脈の薬

解説タイトル

キニジン硫酸塩水和物

一般名

キニジン硫酸塩水和物
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

末剤 /  1g 136.90円

製薬会社

マイラン=ファイザー

先発/ジェネリック

先発品

分類

不整脈治療薬

規制

使用量と回数

処方医の指示通りに服用。

識別コード

その他

保険収載年:1958/10

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

期外収縮(上室性,心室性),発作性頻拍(上室性,心室性),新鮮心房細動,発作性心房細動の予防,陳旧性心房細動,心房粗動,電気ショック療法との併用およびその後の洞調律の維持,急性心筋梗塞時における心室性不整脈の予防

解説

マラリアの特効薬キニーネの原料であるキナの樹皮から精製されます。基本的には脈を遅くする作用があり,プロカインアミド塩酸塩(プロカインアミド塩酸塩)と同様,古典的抗不整脈薬です。

使用上の注意

警告

基本的注意

(1)服用してはいけない場合……刺激伝導障害(房室ブロック,洞房ブロック,脚ブロックなど)/重いうっ血性心不全/高カリウム血症/本剤に対するアレルギーの前歴/アミオダロン塩酸塩(注射薬),バルデナフィル塩酸塩水和物,トレミフェンクエン酸塩,キヌプリスチン・ダルホプリスチン,ボリコナゾール,サキナビルメシル酸塩,ネルフィナビルメシル酸塩,リトナビル,モキシフロキサシン塩酸塩,イトラコナゾール,フルコナゾール,ホスフルコナゾール,ミコナゾール,メフロキン塩酸塩の服用・使用中
(2)慎重に服用すべき場合……基礎心疾患(心筋梗塞,弁膜症,心筋症など)のある人/うっ血性心不全/重い肝機能障害・腎機能障害/塞栓の前歴,一過性脳虚血発作などの症状がある人/血清カリウム低下の人/高齢者
(3)定期検査……服用中は,定期的に心電図,脈拍,血圧,心胸比,肝機能などの検査を受ける必要があります。特に,うっ血性心不全のある人,基礎心疾患(心筋梗塞,弁膜症,心筋症など)があって心不全をおこすおそれのある人,他の抗不整脈薬の併用者,高齢者は頻回に心電図の検査を受けることが必要です。
(4)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……本剤を服用するときは摂取してはいけません。本剤の代謝が促進され,血中濃度が低下するおそれがあります。
(5)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)高度伝導障害,心室細動,心停止などの致死性の不整脈。(2)無顆粒球症,白血球減少,再生不良性貧血,溶血性貧血。(3)血小板減少性紫斑病。(4)発熱,紅斑,筋肉痛,関節炎,胸部の痛み,心膜炎などを伴うSLE(全身性エリテマトーデス)様症状。(5)心不全。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,発熱,脈管性浮腫,血圧低下,光線過敏症),黄疸
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……胸苦しさ,血圧異常/肝機能障害
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……めまい,頭痛,耳鳴り,難聴,視力障害,複視,まぶしい,色神異常/悪心・嘔吐,腹痛,下痢,食欲不振

併用してはいけない薬

(1)アミオダロン塩酸塩(注射薬),バルデナフィル塩酸塩水和物(シルデナフィルクエン酸塩ほか),トレミフェンクエン酸塩(タモキシフェンクエン酸塩ほか),キヌプリスチン・ダルホプリスチン,ボリコナゾール(深在性真菌治療薬),サキナビルメシル酸塩(エイズ治療薬(2)),モキシフロキサシン塩酸塩(ニューキノロン剤),フルコナゾール(深在性真菌治療薬),ホスフルコナゾール,ミコナゾール(カンジダ治療薬)→QT延長をおこすおそれがあります。
(2)ネルフィナビルメシル酸塩,リトナビル(エイズ治療薬(2))→不整脈,血液障害,けいれんなどの重い副作用をおこすおそれがあります。
(3)イトラコナゾール(深在性真菌治療薬)→本剤の作用が強まるおそれがあります。
(4)メフロキン塩酸塩(抗マラリア薬(1))→急性脳症候群,暗赤色尿,呼吸困難,貧血,溶血をおこすおそれがあります。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤の作用を強める薬剤……尿アルカリ化剤,ダルナビルエタノール付加物,ホスアンプレナビルカルシウム水和物
(2)併用すると本剤の作用を弱める薬剤……リファンピシン,フェニトイン,エトラビリン
(3)本剤との併用で作用が強まる薬剤……骨格筋弛緩剤,ワルファリンカリウム,三環系抗うつ薬,メキシレチン塩酸塩,アプリンジン塩酸塩,フレカイニド酢酸塩,ドネペジル塩酸塩,デュロキセチン塩酸塩,メトプロロール酒石酸塩,ボピンドロールマロン酸塩,デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物,ロペラミド塩酸塩
(4)本剤との併用で作用が弱まる薬剤……メロキシカム
(5)併用すると相互に作用が強まる薬剤……トラマドール塩酸塩
(6)併用すると致死的な心室性不整脈などが現れることがある薬剤……アミオダロン塩酸塩(経口薬),ベラパミル塩酸塩
(7)併用するとβ遮断作用(心拍数減少,徐脈)が強まることがある薬剤……チモロールマレイン酸塩
(8)併用すると相互に副作用が増大することがある薬剤……ジギタリス製剤
(9)併用すると過度の心機能抑制が現れることがある薬剤……ボピンドロールマロン酸塩
(10)併用するとQT延長をおこすおそれがある薬剤……三酸化ヒ素,スニチニブリンゴ酸塩,ダサチニブ水和物,ラパチニブトシル酸塩水和物,エリスロマイシン,塩酸シプロフロキサシン,メシル酸ガレノキサシン水和物

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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