ページ内を移動するためのリンクです

ジゴキシン (ジゴキシン) ニプロ [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


文字の大きさ
標準

ここから本文です

お薬検索

じごきしん

ジゴキシン

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

心臓病と不整脈の薬/強心薬

解説タイトル

ジギタリス製剤

一般名

ジゴキシン
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 0.125mg 1錠 9.60円
錠剤 / 0.25mg 1錠 9.60円

製薬会社

ニプロ

先発/ジェネリック

先発品

分類

強心薬

規制

劇薬

使用量と回数

急速飽和療法:飽和量1~4mg(散剤は1~4g,液剤は20~80mL)。初回0.5~1mg,以後0.5mgを6~8時間ごとに服用。維持療法:1日0.25~0.5mgを服用。小児は処方医の指示通りに服用。

識別コード

0.25mg 包装コード:0.25 HD-133 本体コード:HD 133
0.125mg 包装コード:0.125:HD-127 本体コード:HD 127

その他

保険収載年:1960/6

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

先天性心疾患,弁膜疾患,高血圧症,虚血性心疾患(心筋梗塞狭心症など)などによるうっ血性心不全(肺水腫,心臓ぜんそくなどを含む)/心房細動・粗動による頻脈,発作性上室性頻拍
[ジゴキシンのみ]肺性心(肺血栓・塞栓症,肺気腫,肺線維症などによるもの),その他の心疾患(心膜炎,心筋疾患など),腎疾患,甲状腺機能亢進・低下症などによるうっ血性心不全(肺水腫,心臓ぜんそくなどを含む)/手術,急性熱性疾患,出産,ショック,急性中毒などの際における心不全および各種頻脈の予防と治療

解説

ジギタリスはゴマノハグサ科の植物です。この製剤は,18世紀の終わりからむくみの薬として民間薬的に使われ,1930年代になってはじめて心不全の治療に使われるようになりました。
現在では,ジギタリス葉末はほとんど使われず,その中に含まれる配糖体を合成したジゴキシンなどが使われています。ジギタリスの成分は,心筋収縮力を強めて,心臓の拍出力を高めて短期的に心不全状態を改善します。

使用上の注意

警告

基本的注意

*ジゴキシン(ジゴシン),メチルジゴキシン(ラニラピッド)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……房室ブロック,洞房ブロック/ジギタリス中毒/閉塞性心筋疾患(特発性肥大性大動脈弁下狭窄など)/本剤の成分またはジギタリス剤に対するアレルギーの前歴
(2)特に慎重に服用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……治療上,特に必要とされる場合を除いて,本剤の服用中にカルシウムの注射をしたり,スキサメトニウム塩化物水和物を使用してはいけません。
(3)慎重に服用すべき場合……急性心筋梗塞/心室性期外収縮/心膜炎,肺性心/WPW症候群/電解質異常(低カリウム血症,高カルシウム血症,低マグネシウム血症など)/腎疾患/血液透析を受けている人/甲状腺機能低下症または亢進症/高齢者
(4)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……本剤を服用しているときは摂取してはいけません。本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあります。
(5)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)ジギタリス中毒(高度の徐脈,二段脈,多源性心室性期外収縮,発作性心房性頻拍などの不整脈,重い房室ブロック,心室性頻拍症,心室細動)。(2)非閉塞性腸間膜虚血(激しい腹痛,血便など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,じん麻疹,紫斑,むくみなど)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……食欲不振,悪心・嘔吐,下痢,下腹部不快感,腹部膨満感,腹痛/頻脈,不整脈,動悸/光がないのにちらちら見える,黄視,緑視,複視,霧視,まぶしい/めまい,頭痛,失見当識,錯乱/女性化乳房,筋力低下

併用してはいけない薬

(1)グルコン酸カルシウム水和物,塩化カルシウム水和物などのカルシウム注射剤(原則併用禁忌)→急激に血中カルシウム濃度が上昇し,ジゴキシンの毒性が急激に現れることがあります。(2)スキサメトニウム塩化物水和物(原則併用禁忌)→重い不整脈をおこすことがあります。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤の作用を強め、ジギタリス中毒をおこしやすい薬剤……解熱・鎮痛・消炎薬(インドメタシン,ジクロフェナク,メチアジン酸など),トラゾドン,抗コリン薬(アトロピン系薬剤,プロパンテリンなど),注射用強心薬(アムリノン,メタラミノールなど),不整脈治療薬(アミオダロン,キニジン硫酸塩水和物,ピルメノール,フレカイニド,ピルジカイニド,プロパフェノン,ベプリジルなど),ベーター・ブロッカー(プロプラノロール塩酸塩,アテノロール,カルベジロールなど),カリウム排泄型利尿降圧薬(チアジド系利尿降圧薬,エタクリン酸,クロルタリドン,フロセミドなど),アセタゾラミド,スピロノラクトン,トルバプタン,テラプレビル,グアネチジン,レセルピン薬剤,アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(テルミサルタン),カルシウム拮抗薬(ベラパミル塩酸塩,ジルチアゼム塩酸塩,ニフェジピンなど),HMG-CoA還元酵素阻害薬(フルバスタチン,アトルバスタチン),ポリスチレンスルホン酸塩,交感神経刺激薬(エピネフリン,オルシプレナリン,イソプレナリンなど),プロトンポンプ阻害薬(オメプラゾール,ラベプラゾールなど),副腎皮質ステロイド薬,活性ビタミンD製剤(カルシトリオールなど),カルシウム経口薬,カルシウム含有高カロリー輸液,習慣性中毒用剤(ジスルフィラム),シクロスポリン,抗生物質(エリスロマイシン,クラリスロマイシン,テトラサイクリン,アジスロマイシン水和物),抗菌製剤(ガチフロキサシン),注射用抗生物質(アムホテリシンB,エンビオマイシン),HIVプロテアーゼ阻害薬(リトナビル,サキナビル),化学療法薬(イトラコナゾール,スルファメトキサゾール・トリメトプリム),抗甲状腺製剤(チアマゾール,プロピルチオウラシル),エトラビリン,ベムラフェニブ
(2)併用すると本剤の作用を弱める薬剤……カルバマゼピン,コレスチラミン,コレスチミド,スクラルファート水和物,制酸剤(水酸化アルミニウム,水酸化マグネシウム),抗生物質(フラジオマイシン,リファンピシン),サルファ剤(サラゾスルファピリジン),甲状腺製剤(乾燥甲状腺,レボチロキシン,リオチロニン),アカルボース,ミグリトール
(3)本剤との併用で作用が強まる薬剤……ブピバカイン塩酸塩水和物
(4)本剤との併用で作用が弱まる薬剤……ヘパリン
(5)併用するとジギタリス中毒の症状を不顕化するおそれがある薬剤……制吐作用を有する薬剤(スルピリド,メトクロプラミド,ドンペリドン)

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


ここからフッター情報です

iタウンページ&タウンページコンテンツ
iタウンページコンテンツ

ページはここまでです

ページの先頭へ戻ります