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トレドミン (ミルナシプラン塩酸塩) 旭化成=ヤンセン [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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とれどみん

トレドミン

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

精神神経科の薬/うつ病の薬

解説タイトル

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬

一般名

ミルナシプラン塩酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 / 12.5mg 1錠 17.80円
錠剤 / 15mg 1錠 20.80円
錠剤 / 25mg 1錠 30.10円
錠剤 / 50mg 1錠 50.80円

製薬会社

旭化成=ヤンセン

先発/ジェネリック

先発品

分類

抗うつ薬

規制

劇薬

使用量と回数

1日25~100mg(高齢者は25~60mg)を2~3回に分けて服用。

識別コード

15mg 包装コード:15: 111 15mg 本体コード: 111
15mg 包装コード: 111 15mg JP 本体コード: 111
25mg 包装コード:25: 113 25mg 本体コード: 113
25mg 包装コード: 113 25mg JP 本体コード: 113
50mg 包装コード: 115 50mg JP 本体コード: 115
50mg 包装コード:50: 115 50mg 本体コード: 115
12.5mg 包装コード: 117 12.5mg JP 本体コード: 117
12.5mg 包装コード:12.5: 117 12.5mg 本体コード: 117

その他

保険収載年:2000/9

トレドミン錠15mg

トレドミン錠25mg

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

うつ病・うつ状態
[デュロキセチン塩酸塩のみ]以下の疾患に伴う疼痛→糖尿病性神経障害,線維筋痛症,慢性腰痛

解説

SSRI(セレクティブ・セロトニン・リアップテーク・インヒビター)(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)がセロトニンの再取り込みを阻害して,その濃度を増加させるのに対して,ここで説明するSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン・リアップテーク・インヒビター)は,セロトニンとノルアドレナリンに働きかけ,両方の濃度を増加させます。
ノルアドレナリンは,積極性の元となる,気力・活力に関与する物質で,これが減少すると意欲や行動力が低下してきます。一方,セロトニンが減少すると不安や落ち込み,焦燥感という症状が出やすくなります。
一般的に不安感や落ち込みの症状にはSSRIが選択され,気力・意欲の減少にはSNRIという使い分けを基本に,症状に合わせて処方されます。
なお,デュロキセチン塩酸塩は,糖尿病性神経障害および線維筋痛症,慢性腰痛症に伴う疼痛に対しても使用されます。

使用上の注意

警告

基本的注意

*ミルナシプラン塩酸塩(トレドミン)などの添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/モノアミン酸化酵素阻害薬(セレギリン塩酸塩(セレギリン塩酸塩)など)の服用中
[ミルナシプラン塩酸塩のみ]尿閉(前立腺疾患など)
[デュロキセチン塩酸塩,ベンラファキシン塩酸塩のみ]モノアミン酸化酵素阻害薬(セレギリン塩酸塩など)の服用中止後2週間以内/高度(重度)の肝機能障害/高度(重度)の腎機能障害
[デュロキセチン塩酸塩のみ]コントロール不良の閉塞隅角緑内障
(2)慎重に服用すべき場合……排尿困難/緑内障または眼内圧亢進/心疾患/高血圧/肝機能障害/腎機能障害/てんかんなどのけいれん性疾患またはこれらの前歴/躁(そう)うつ病(双極性障害)/自殺念慮または自殺企図の前歴,自殺念慮のある人/脳の器質障害または統合失調症の素因のある人/衝動性が高い併存障害/小児,高齢者
[デュロキセチン塩酸塩のみ]過度のアルコール摂取者/出血性疾患の前歴または出血性素因のある人
[ベンラファキシン塩酸塩のみ]QT延長またはその前歴,QT延長をおこすことが知られている薬剤の服用中,著明な徐脈や低カリウム血症など/出血の危険性を高める薬剤の併用中,出血傾向または出血性素因のある人
(3)服用法……空腹時に服用すると吐きけ,嘔吐が強く現れるおそれがあるので,空腹時の服用は避けてください。
(4)海外での臨床試験・疫学調査結果……抗うつ薬の服用で,24歳以下の患者で自殺念慮・自殺企図の発現リスクが上昇すると報告されています。また,50歳以上の患者で骨折のリスクが上昇すると報告されています。
(5)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,めまいなどがおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)無動緘黙(かんもく)(緘黙=無言症),強度の筋強剛,嚥下(えんげ)困難,頻脈,血圧の変動,発汗,発熱などが現れる悪性症候群。(2)セロトニン症候群(激越,錯乱,発汗,幻覚,反射亢進,ミオクローヌス,戦慄,頻脈,振戦,発熱,協調異常など)。(3)けいれん。(4)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス‐ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),多形紅斑などの重い皮膚障害。(5)低ナトリウム血症,低浸透圧血症,尿中ナトリウム増加,高張尿,意識障害などを伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)。(6)高血圧クリーゼ(急激な血圧の上昇)。
[ミルナシプラン塩酸塩,デュロキセチン塩酸塩のみ](7)肝機能障害,黄疸。
[デュロキセチン塩酸塩,ベンラファキシン塩酸塩のみ](8)アナフィラキシー (呼吸困難,けいれん,喘鳴,血管浮腫,じん麻疹など)。(9)尿閉。
[ミルナシプラン塩酸塩のみ](10)白血球減少。
[デュロキセチン塩酸塩のみ](11)幻覚。
[ベンラファキシン塩酸塩のみ](12)QT延長,心室頻拍(トルサード・ドゥ・ポワントを含む),心室細動。(13)横紋筋融解症(筋肉痛,脱力感など)。(14)無顆粒球症,再生不良性貧血,汎血球減少症,好中球減少,血小板減少。(15)間質性肺疾患。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……眠け,めまい,ふらつき,立ちくらみ,頭痛,ふるえ,視調節障害,躁転,焦躁感,知覚減退(しびれ感など),不眠,頭がボーッとする,筋緊張亢進,アカシジア・口部ジスキネジア・パーキンソン様症状などの錐体外路(すいたいがいろ)障害,不安,幻覚,せん妄,被注察感,聴覚過敏,自生思考/起立性低血圧,頻脈,動悸,上室性頻拍/口渇,便秘,腹痛,腹部膨満感,胸やけ,味覚異常,舌異常,食欲不振,食欲亢進,口内炎,下痢,飲水量増加/排尿障害,頻尿,尿失禁/倦怠感,発汗,熱感,発熱,悪寒,冷感,耳鳴,息苦しい,性機能異常(勃起力減退,射精障害,精巣痛,精液漏など),鼻閉,関節痛,浮腫,脱力感,胸痛,脱毛
(3)検査などでわかる副作用……血圧上昇・低下/AST・ALT・γ-GTP上昇/尿蛋白陽性/トリグリセリド上昇/CK上昇

併用してはいけない薬

モノアミン酸化酵素阻害薬(セレギリン塩酸塩(セレギリン塩酸塩))→本剤または他の抗うつ薬で,併用により発汗,不穏,全身けいれん,異常高熱,昏睡などの症状が現れたとの報告があります。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると相互に作用が強まるおそれがある薬剤など……中枢神経抑制薬(バルビツール酸誘導体(バルビツール酸誘導体)など)/アルコール
(2)本剤との併用で作用が弱まる可能性がある薬剤……降圧薬(クロニジンなど)
(3)併用すると起立性低血圧,頻脈がおこることがある薬剤……ジゴキシンの静脈内投与
(4)併用すると心血管作用(血圧上昇など)が強まるおそれがある薬剤……アドレナリン,ノルアドレナリン
(5)併用するとセロトニン症候群が現れるおそれがある薬剤……メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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