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ヒダントールE配合錠 (フェニトイン配合剤) 藤永=第一三共 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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ひだんとーるいーはいごうじょう

ヒダントールE配合錠

処方薬

種別

内服薬

大分類/中分類

精神神経科の薬/けいれん・てんかんの薬

解説タイトル

フェニトイン

一般名

フェニトイン配合剤
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価

錠剤 /  1錠 5.70円

製薬会社

藤永=第一三共

先発/ジェネリック

先発品

分類

抗けいれん薬

規制

劇薬

使用量と回数

1日6~12錠(複合アレビアチンの場合は1~4錠)を分けて服用。

識別コード

その他

保険収載年:1953/12

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的

[エトトインの適応症]てんかんのけいれん発作:強直間代発作(全般けいれん発作,大発作)
[フェニトイン,フェニトイン配合剤の適応症]てんかんのけいれん発作:強直間代発作(全般けいれん発作,大発作),焦点発作(ジャクソン型発作を含む)/自律神経発作/精神運動発作

解説

比較的古くから用いられているてんかんの薬剤をここで取り扱います。フェニトインはその代表で,強直間代発作(大発作)や部分発作に用います。
フェニトインの抗てんかん作用は,けいれん閾値(いきち)を高めるのではなく,発作焦点からのてんかん発作の拡がりを阻止することによると考えられています。閾値とは,ある刺激や作用が生体に引きおこす最小の有効値のことです。
フェニトイン配合剤には,バルビツール酸誘導体(バルビツール酸誘導体)が含まれています。

使用上の注意

警告

基本的注意

*フェニトイン(アレビアチン)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分またはヒダントイン系薬剤に対するアレルギー/タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合),リルピビリン塩酸塩,アスナプレビル,ダクラタスビル,バニプレビル,マシテンタン,ソホスブビルの服用中
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害/血液障害/薬物過敏症/甲状腺機能低下症/糖尿病
(3)定期検査……連用中は,定期的に肝機能や腎機能,血液,視力などの検査を行う必要があります。
(4)服用量の増加……服用量があるレベルを超えると,肝臓にある代謝酵素の働きが急激に飽和され(分解されなくなる),本剤の血中濃度が急激に増加して中毒域に達するので注意が必要です。服用量を増加させるときには,そのことを考えて処方医の指示に従ってゆっくりと増加させます。
(5)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……本剤を服用しているときは摂取してはいけません。本剤の代謝が促進され,血中濃度が低下するおそれがあります。
(6)急な減量・中止……てんかんの人が本剤を連用中に服用量を急激に減らしたり中止したりすると,てんかん発作の重積状態が現れることがあります。自己判断で減量や中止をしないようにしてください。
(7)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,注意力・集中力・反射運動能力などの低下がおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(8)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用

(1)血液障害(再生不良性貧血,溶血性貧血,単球性白血病,汎血球減少,赤芽球癆,血小板減少,無顆粒球症など)。(2)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。(3)SLE(全身性エリテマトーデス)様症状(発熱,紅斑,関節痛,肺炎,白血球減少,血小板減少,抗核抗体陽性など)。(4)間質性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。(5)リンパ節腫張,悪性リンパ腫。(6)劇症肝炎,肝機能障害,黄疸。(7)過敏症症候群(発疹,発熱,リンパ節腫脹,肝機能障害,白血球増加,好酸球増多,異形リンパ球出現など)。(8)小脳萎縮。(9)横紋筋(おうもんきん)融解症(筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中・尿中ミオグロビン上昇など)。(10)急性腎不全,間質性腎炎。(11)悪性症候群(発熱,意識障害,筋強剛,不随意運動,発汗,頻脈など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(猩紅熱(しょうこうねつ)様・麻疹様・中毒疹様発作など)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……AST・ALT・γ-GTP上昇,黄疸/巨赤芽球性貧血
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……不随意運動(ジスキネジア,舞踏病アテトーゼ,アステリキシスなど),ニューロパシー,めまい,運動失調,注意力・集中力・反射運動能力などの低下,頭痛,神経過敏,不眠/複視,視覚障害,眼振,白内障/悪心・嘔吐,便秘/歯肉増殖/くる病・骨軟化症・歯牙の形成不全/発熱,多毛
(4)検査などでわかる副作用……タンパク尿/AL-P上昇,カルシウム・無機リンの減少/甲状腺機能検査値(T3,T4値など)の異常,高血糖/血清葉酸値の低下
(5)連用するとおこる副作用……もとにもどらない歯肉増殖,くる病・骨軟化症・歯牙の形成不全(AL-P上昇,カルシウム・無機リンの減少)

併用してはいけない薬

[フェニトイン,フェニトイン配合剤](1)タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合:アドシルカ(肺動脈性肺高血圧症治療薬(3))),リルピビリン塩酸塩(エイズ治療薬(1))(エジュラント,コムプレラ配合錠),アスナプレビル(スンベプラ(C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬))),ダクラタスビル(ダクルインザ(C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬))),バニプレビル(バニヘップ(C型肝炎治療薬(プロテアーゼ阻害薬))),マシテンタン(オプスミット(肺動脈性肺高血圧症治療薬(1)))→これらの薬剤の代謝が促進され,血中濃度が低下することがあります。(2)ソホスブビル(C型肝炎治療薬(ポリメラーゼ阻害薬))(ソバルディ,ハーボニー配合錠)→ソホスブビルの血中濃度が低下することがあります。
[フェニトイン配合剤のみ]ボリコナゾール(深在性真菌治療薬)→これらの薬剤の血中濃度が低下することがあります。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤の血中濃度が上昇することがある薬剤……アミオダロン塩酸塩,アロプリノール,イソニアジド,エトスクシミド,オメプラゾール,クロラムフェニコール,ジスルフィラム,シメチジン,ジルチアゼム塩酸塩,スルチアム,スルファメトキサゾール・トリメトプリム配合剤,チクロピジン塩酸塩,トラゾドン塩酸塩,パラアミノサリチル酸カルシウム水和物,フルオロウラシル系薬剤(テガフール製剤,ドキシフルリジンなど),フルコナゾール,フルボキサミンマレイン酸塩,ホスフルコナゾール,ミコナゾール,メチルフェニデート塩酸塩,三環系抗うつ薬(イミプラミン塩酸塩など),四環系抗うつ薬(マプロチリン塩酸塩など)
(2)併用すると本剤の血中濃度が上昇し,併用薬剤の血中濃度が低下することがある薬剤……クロバザム,スチリペントール,ゾニサミド,タクロリムス水和物,テラプレビル,トピラマート,ボリコナゾール,ルフィナミド
(3)併用すると本剤の血中濃度が上昇または低下し,併用薬剤の血中濃度が低下することがある薬剤……カルバマゼピン,バルプロ酸,ネルフィナビルメシル酸塩
(4)併用すると本剤の血中濃度が上昇または低下することがある薬剤……チオリダジン
(5)併用すると本剤の血中濃度が上昇し,併用薬剤の血中濃度が上昇または低下することがある薬剤……ワルファリンカリウム
(6)併用すると本剤の血中濃度が低下することがある薬剤……ジアゾキシド,シスプラチン,シプロフロキサシン,ビンカアルカロイド(ビンクリスチン硫酸塩など),リファンピシン
(7)併用すると両剤の血中濃度が低下することがある薬剤……テオフィリン,アミノフィリン水和物
(8)本剤との併用で血中濃度が低下することがある薬剤……アゼルニジピン,イトラコナゾール,イマチニブメシル酸塩,インジナビル硫酸塩エタノール付加物,オンダンセトロン塩酸塩水和物,カスポファンギン酢酸塩,キニジン硫酸塩水和物,クエチアピンフマル酸塩,サキナビルメシル酸塩,シクロスポリン,ジソピラミドリン酸塩,デフェラシロクス,ドキシサイクリン塩酸塩水和物,ニソルジピン,ニフェジピン,パロキセチン塩酸塩水和物,フェロジピン,プラジカンテル,フレカイニド酢酸塩,ベラパミル塩酸塩,メキシレチン塩酸塩,甲状腺ホルモン剤(レボチロキシンナトリウム水和物など),副腎皮質ホルモン薬(デキサメタゾンなど),ラモトリギン,卵胞ホルモン剤・黄体ホルモン剤(ノルゲストレル・エチニルエストラジオール配合剤など),PDE5阻害薬(シルデナフィルクエン酸塩,タダラフィル,バルデナフィル塩酸塩水和物など)
(9)本剤との併用で血中濃度が低下し,作用が弱まることがある薬剤……アルベンダゾール,イリノテカン塩酸塩,非脱分極性筋弛緩剤(ベクロニウム臭化物など)
(10)本剤との併用で作用が弱まり,高血糖をおこすことがある薬剤……インスリン,経口血糖降下薬
(11)併用すると副作用としてのくる病,骨軟化症がおこりやすくなる薬剤……アセタゾラミド
(12)本剤の長期連用者で肝機能障害がおこりやすくなる薬剤……アセトアミノフェン

海外評価

プレグナンシー・カテゴリー


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2017年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2017/08/09


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