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Vol.035 坐薬について教えてください お薬相談 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.035 坐薬について教えてください

NTT東日本関東病院 薬剤師 吉田 沙織

回答:

坐薬とは肛門に入れて使うお薬です。坐薬は、飲み薬を嫌がる小児や、お薬を飲みこむことが難しい状態の時にも使いやすいお薬です。

種類としては、痔の病気などのように体の一部に効き目をあらわすものと、熱や痛み・吐き気・けいれんなどの症状を和らげるために全身への効き目をあらわすものとがあります。全身への効果を示す坐薬は肛門内に入れると体温で溶け、肛門のすぐ上の直腸で吸収され、血流に乗り体の中を巡ります。一般的には、飲み薬と比べると肝臓で分解される割合が少ないので、より効果的に作用します。

坐薬を使う時は、肛門内に入る刺激によってお薬が便と一緒に排出されてしまうのを防ぐため、なるべく排便を済ませてから使用します。

解熱鎮痛作用のある坐薬を使う時は、入れた直後にお薬がそのままの形で外へ出てしまった場合、もう一度使用します。しかし、入れて10分以上経過し形が変わった状態で出てきた場合は、お薬は体の中に吸収されているので、次の使用まで少なくとも4~6時間の間隔をあけましょう。また、効果が出ないからといってすぐに次の坐薬を使うのは避けてください。

坐薬の品質を保つために涼しい、直射日光の当たらないところに保管してください。冷所の指示があるものは、冷蔵庫へ保管しましょう。

医師の指示を守り、何か分からないことがあれば、医師または薬剤師に相談してください。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2014年5-6月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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