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Vol.028 非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)による胃痛とは? お薬相談 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.028 非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)による胃痛とは?

NTT東日本関東病院 薬剤師 金森 健悟

回答:

今日の日本においてNSAIDsを飲んだことのある方がどれほどいらっしゃるでしょうか?NSAIDsは、皆様が「痛み止め」や「感冒薬」として飲んでいる薬の多くに含まれています。さて、ここでよく耳にすることがあると思います。それは、NSAIDsを飲むと「胃が痛くなる」といったことだと思います。そこで、今回のお薬相談Q&Aでは、NSAIDsと胃痛の関係についてお話したいと思います。

まず、ヒトの体内ではプロスタグランジン(PG)という胃粘膜を保護する働きをもつ成分が作られています。このPGは、シクロオキシゲナーゼ(COX)と呼ばれる酵素によって作られます。COXには、COX1やCOX 2などいくつかの種類が存在し、COX1によって作られたPGは胃粘膜を保護する働きをもちます。一方、COX 2によって作られたPGは炎症や痛みを強くする働きをします。

NSAIDsは、このCOX 2を阻害することで消炎鎮痛効果を発揮します。しかし、同時に胃粘膜を保護するPGを合成するCOX1も阻害することで胃粘膜障害が発生します。この胃粘膜障害を起こすことなく、消炎鎮痛効果を期待する薬剤としてCOX 2を選択的に阻害するセレコックスなどが開発されました。他にも、体内に吸収された後、熱や痛みのある部位で効果を発揮するプロドラッグと呼ばれるお薬(ロキソニンなど)もあります。

しかし、胃粘膜障害を防ぐ工夫が施されたお薬でも完全に防ぐことはできません。また、飲み始めは何ともなくても、長期間飲み続けることによって胃粘膜障害が起こる場合もあります。気になる症状が現れた時には、早めに医師または薬剤師にご相談ください。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
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