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Vol.026 トランス脂肪酸について教えてください お薬相談 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.026 トランス脂肪酸について教えてください

NTT東日本関東病院 薬剤師 高野 浩彦

回答:

時々話題になる「トランス脂肪酸」。普通の脂肪酸とはどう違うのでしょうか。

脂肪酸は三大栄養素の一つである脂質の構成成分です。脂肪酸のなかでもよく耳にするリノール酸やαリノレン酸は体内で作ることができないため、必須脂肪酸と言われています。

しかし、脂肪酸のなかには、摂取量が多いと健康への悪影響を与えると考えられている脂肪酸があります。その一つが「トランス脂肪酸」なのです。

脂肪酸は、炭素原子と水素原子とから作られています。トランス脂肪酸は、構造的にその炭素原子に結合している水素原子の位置が対称になっています(トランス型)。これがトランス脂肪酸と言われるゆえんです。トランス脂肪酸は植物油を加工する段階でできるため、マーガリン、バター等に含まれます。

トランス脂肪酸は、血液中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を増やし、善玉コレステロール(HDLコレステロール)を減らすと考えられています。このようなことから摂取量が多いと、動脈硬化や心疾患の原因となるリスクが高まると報告されています。

そのため、WHO(世界保健機関)はトランス脂肪酸の摂取量を総エネルギー摂取量の1%未満とする目標基準を設けました。欧米諸国に比べ日本人の多くはWHOの摂取量の基準を下回っています。しかし、最近の日本人は脂質の摂取量が増加傾向にあります。脂質はエネルギー比率が高いため肥満の原因にもなります。バランスのとれた食事が健康維持に必要です。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2012年11-12月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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