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Vol.021 胃薬なのに胃で溶けないって不思議に思うのですが? お薬相談 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.021 胃薬なのに胃で溶けないって不思議に思うのですが?

NTT東日本関東病院 薬剤師 佐藤 美佳

回答:

これは、病棟での服薬指導の際に患者さんから受けた質問です。私たち薬剤師が普段気にかけないことでも、患者さんが疑問に感じていることはたくさんあります。そういった質問の中に普段考えつかないような発見がいろいろあります。

胃薬の中にプロトンポンプ阻害薬(PPI)という種類があります。当院ではタケプロンOD®、オメプラール®、パリエット®、ネキシウム®の採用があります(2012年1月現在)。PPIは、胃潰瘍、逆流性食道炎、他剤との併用でピロリ除菌などに適応があります。これらのお薬は、胃では溶けずに腸まで届き、腸で初めて溶けて吸収されます。これを腸溶錠といいます。これらは、過剰な胃酸の分泌を抑制するお薬ですが、実は胃酸により活性が失われてしまいます。そのため腸で溶けるように設計されているのです。吸収後はプロトンポンプとよばれる酵素の働きを阻害することで胃酸分泌を抑制します。胃酸分泌を抑制するお薬なのに胃酸に弱いというのは、よく考えてみると患者さんの言うとおりおもしろいですね。

このほか、胃刺激作用のある場合や、作用時間を遅くしたい場合も腸で溶けるように設計されることがあり、PPI以外にも現在さまざまなお薬でこのような腸溶性コーティングがされています。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2012年3-4月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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