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Vol.009 お薬と食べ物・飲み物との相互作用について教えてください お薬相談 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.009 お薬と食べ物・飲み物との相互作用について教えてください

NTT東日本関東病院 薬剤師 本田 麻子

回答:

食べ物や飲み物の中にはお薬との相性が悪く、お薬の作用を弱める場合や強める場合があります。

●お薬の作用を弱める場合

ワルファリン(ワーファリン®)は、ビタミンKの働きを抑えて血液を固まりにくくし、血栓ができるのを防ぐお薬です。納豆は大量のビタミンKを含むこと、および納豆菌により腸内で合成されるビタミンKが吸収されることによって、ワルファリンの血液を固まりにくくする作用を弱めてしまいます。この納豆の影響は、数日間続くとされています。納豆に加えて、青汁・クロレラにも大量のビタミンKが含まれているので、摂取しないでください。

他にも、緑黄色野菜や海藻類などはビタミンKを含みますが、栄養のバランスを考えて毎日一定量を摂るようにし、一時的な大量摂取は避けてください。

●お薬の作用を強める場合

カルシウム拮抗薬といわれる血圧のお薬をのんでいる場合にグレープフルーツ、グレープフルーツジュースを摂ると、血圧のお薬の作用を増強する可能性があり、血圧が下がりすぎて気分が悪くなったり、頭痛、めまいなどの副作用の発現頻度が増えるとの報告があります。これは、グレープフルーツの果肉、果皮、種子などに含まれているフラノクマリン類が小腸にある薬物代謝酵素の働きを阻害するためです。グレープフルーツの影響は長く持続するとの報告もあり、お薬とののみ合わせの影響をなくすためには、グレープフルーツの摂取を2~3日あけた方がよいとの考えもあります。

他の柑橘類ではスウィーティ、ザボン(ブンタン)、ダイダイなどは注意が必要ですが、温州みかん、バレンシアオレンジは影響がないといわれています。カルシウム拮抗薬でも、すべてが影響を受けるのではなく、ほとんど影響を受けないものもあります。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2010年3-4月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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