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Vol.001 糖尿病治療薬服用中の低血糖時に、砂糖を飲んでも効果がないお薬があると聞きました。 お薬相談 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.001 糖尿病治療薬服用中の低血糖時に、砂糖を飲んでも効果がないお薬があると聞きました。

NTT東日本関東病院 薬剤師 工藤 徹也

回答:

糖尿病治療薬には、いくつかの種類があります。その中に、α-グルコシダーゼ阻害薬(αGI)と呼ばれるお薬があります。当院では、ベイスンR、グルコバイRというお薬を採用しています。このお薬を服用していて低血糖症状が起きた場合には、「ブドウ糖を飲んでください」と、医師、薬剤師から説明されていると思います。しかし、なぜ砂糖ではいけないのでしょうか?

食事により摂取した糖質(でんぷん)は、体内の酵素によって糖質(でんぷん)から二糖類に、さらには、単糖類と分解されます。そして、すべて単糖類という形で体内に吸収され、血糖が上昇します。αGIは、その分解過程に働く酵素の働きを抑えることで糖が分解・吸収されるのを遅らせて、食後の急な血糖の上昇を防ぐお薬です。ここでお話する砂糖は二糖類に、ブドウ糖は単糖類に分類されます。

もし低血糖症状が起きた場合には、砂糖を飲んでも、αGIにより二糖類から単糖類への分解を遅らせているので、体内に吸収されにくく、すぐに効果は表れません。一方、ブドウ糖は、単糖類のため、αGIの影響を受けずに体内に吸収され、血糖を上昇させることができるのです。このような理由から、特にαGIとほかの糖尿病治療薬を併用している場合は、ブドウ糖(10~15g)を常に携帯しておくことをお勧めします。ご不明な点は薬剤師にお尋ねください。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2009年1-2月号に掲載された記事を転載しています。

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