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Vol.025 身近な血糖検査 検査を知ろう 医療特集 - メディカルiタウン


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医療特集

Vol.025 身近な血糖検査

NTT東日本関東病院 臨床検査部 臨床検査技師 岡村 邦彦

解説:

はじめに

平成24年に厚生労働省が発表した「国民健康・栄養調査」では、糖尿病が強く疑われる国民は平成19年の調査時より増加しています。糖尿病は持続する高血糖状態であり、その診断には血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)と言われる検査が欠かせません。

血糖値と糖尿病について

血糖値は、ブドウ糖の血液中濃度を測定したもので、食後にはブドウ糖が腸管から吸収され測定値は上昇し、食後2時間程度経過するとインスリン(膵臓から分泌されるホルモン)の作用により食前の値に戻ります。インスリンは血糖値を抑制する働きがあり、インスリンの分泌が少ない場合(分泌異常)や、分泌されていても効きづらい場合などでは、血糖値は食事に関係無く上昇します。この様にインスリンの分泌に起因し、高血糖状態が持続すると糖尿病と診断されます。糖尿病は放っておくと重大な疾患にもつながる病気です。今回は臨床検査部で行っている血糖検査について紹介します。

血糖値検査について

採血した血液は通常数分後には凝固し、その後赤血球などによりブドウ糖が消費され血中の血糖値は低下します。しかし血糖専用採血管にて採血された血液は、特殊な試薬が塗布されていて、血液が固まらないのと同時に時間が経過してもブドウ糖が消費されないようになっています。その為正確な血糖値を測定することが出来ます。採血後生化学検査室に搬送された血糖専用採血管は、遠心機という機械にて1分間に3500回転のスピードで5分間遠心され、血球成分(赤血球、白血球など)と薄黄色の血漿成分(水分と有機成分)とに分けられます(写真1参照)。この血漿成分を使用してブドウ糖濃度を測定し、血漿を使用した「血漿糖値」を「血糖値」として報告しています(写真2参照)。

写真1
写真1
写真2:血糖専用測定機にて測定
写真2:血糖専用測定機にて測定

最後に

私たち臨床検査技師は、血糖値を一つずつ確認し異常な高値(血糖値350mg/dl以上)や低血糖(血糖値50mg/dl未満)が確認された際にはすぐさま担当医へ電話連絡をしています。

臨床検査部では正確かつ迅速な検査結果を常に提供し、異常な検査結果はいち早くお知らせ出来るように日々努めています。

本文は、NTT東日本関東病院 広報誌「もしもし」2014年5-6月号に掲載された記事を転載しています。

情報提供元 : (C)NTT東日本関東病院
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。

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